Portal Server ソフトウェアの既知の問題と制限は次のとおりです。
Portal Server の設定後は Portal Server Secure Remote Access コンポーネントを設定できません。Portal Server とともに設定する必要があります。
同じドメイン内で Application ServerTM 8.1 の 2 つの異なるインスタンスに Portal Server を配備することはサポートされていません。
stop-domain および start-domain の処理中に対話形式でマスターパスワードを要求する既存の Application Server 8.1 ドメインは、サポートされていません。既存のドメインが start-domain 処理中にマスターパスワードを要求する場合、設定は失敗します。Application Server 8.1 の場合は、次のコマンドを使用して新しいドメインを作成することで、マスターパスワードに対処してください。
asadmin create-domain --adminuser userid -passwordfile PasswordFile --adminport AdminPortNumber --instanceport InstancePortNumber --savemasterpassword=true domain_name.
プロキシレットに対しては、Mozilla 1.6 で JWS モードはサポートされません。ただし、JVM 1.5 を備えた Mozilla 1.7 ブラウザでは正しく動作します。
クライアントブラウザの Javascript 機能が無効になっている場合 (IE または Mozilla/Firefox で)、Wiki ポートレットおよびディスカッションポートレットに組み込まれている HTML エディタでは、Javascript が有効になっている場合のようには、標準の HTML フォーム要素 <Textarea> が置換されません。HTML エディタの WYSIWYG 機能を使用するには、ブラウザの Javascript を有効にする必要があります。
共有イベントおよび共有タスクによって読み込まれたテンプレートに psconsole からはアクセスできません。
カレンダチャネルとアドレス帳チャネルは、Microsoft Exchange 5.5 でサポートされません (Microsoft でサポートされていないため)。
検索データベースを作成する場合、データベース名に 2 バイト文字は使用できません。
Portal Server ノードでレジストリ機能を動作させるには、Sparc および x86 にはパッチ 119189-04、Linux にはパッチ 119190-04 を適用します。
新しく配備されたポートレットは、WSRP の未発行ポートレットのリストに表示されません。(バグ #6350283 を参照)。
Portal Server 管理コンソールは WebLogic コンテナおよび WebSphere コンテナでは動作しません (バグ #6295109 を参照)。
Directory Server の検索を繰り返すと、Portal Server の速度が低下します。適切なパッチ 20051207patch1.1.qa を適用してください。
Access Manager の変更が原因で、Portal Server スループットが低下し、Directory Server の利用率が増加します。そのため、Access Manager に適切なパッチ (SPARC には 120954-01、x86 には 120955-01、Linux には 120956-01) を追加し、Access Manager 管理コンソールからログサービスのバッファーサイズを変更する必要があります。ログサービスのバッファーサイズを変更するには、次の手順に従います。
Access Manager 管理コンソールにログインし、「サービス設定」 > 「ログ」 > 「バッファーサイズ」の順に選択します。
値 50 を入力します。
「保存」をクリックします。
要求が多すぎると Secure Remote Access がクラッシュします。Secure Remote Access ソフトウェアを配備するときは必ずパッチを適用してください。