Sun Java System Portal Server 7 リリースノート

Sun JavaTM System Portal Server 7 リリースノート

このリリースノートには、Sun JavaTM System Portal Server 7 リリース時点における重要な情報が記載されています。新しい機能や拡張機能、既知の問題と制限、およびその他の問題点が記載されています。Portal Server 7 を使用する前に、本書をお読みください。

このリリースノートの最新情報は、次の Sun Java System マニュアル Web サイトで参照できます。http://docs.sun.com。ソフトウェアをインストールおよびセットアップする前に、Web サイトで最新のリリースノートや製品マニュアルを確認してください。

このリリースノートは、次の項目で構成されています。

このガイドで参照されるサードパーティーの URLで、詳細な関連情報を得ることができます。


注 –

Sun は、本書に記載されているサードパーティー Web サイトの利用について責任を負いません。Sun は、このようなサイトまたはリソースで得られるあらゆるコンテンツ、広告、製品、およびその他素材を保証するものではなく、責任または義務を負いません。Sun は、このようなサイトまたはリソースで得られるあらゆるコンテンツ、製品、またはサービスによって生じる、または生じたと主張される、または使用に関連して生じる、または信頼することによって生じる、いかなる損害または損失についても責任または義務を負いません。


リリースノートの改訂履歴

表 1 改訂履歴

日付 

更新内容 

2005 年 12 月 21 日 

リリースノートの一般出荷リリース 

2005 年 10 月 17 日 

Sun JavaTM System Portal Server 7 リリースノートのベータ更新リリース

2005 年 6 月 9 日 

Sun JavaTM System Portal Server 7 リリースノートのベータリリース

Portal Server 7 について

Sun Java System Portal Server 7 は、エンドユーザーがリソースとアプリケーションにアクセスするためのポータルデスクトップ環境を提供します。また、Portal Server ソフトウェアは、ポータルデスクトップからイントラネットコンテンツの整理とアクセスを可能にする検索エンジンのインフラストラクチャーも提供します。

また Portal Server は、リモートユーザーがインターネットを経由して組織のネットワークとそのサービスに安全にアクセスできるようにする、Secure Remote Access (SRA) もサポートします。また、このリリースは、組織に対して、従業員、ビジネスパートナー、一般の人々など、あらゆる対象読者向けにコンテンツ、アプリケーション、データへのアクセスを提供するセキュアなインターネットポータルを提供します。

ここで説明する内容は次のとおりです。

このリリースの新機能

Sun Java System Portal Server 7 には、次の新機能があります。

管理ポートレットと管理タグライブラリ

管理タグライブラリを使用して管理ポートレットを作成すると、管理者は自分のポータルデスクトップを通してポータルを管理できるようになります。ポータルデスクトップを通した管理では、管理タスクへのアクセスをポートレットとして付与することにより、管理者は委任管理者を指定できます。委任管理者は、特定の組織またはサブ組織において、パスワードのリセット、ユーザー、タブ、およびポートレットの作成と削除、ロールに基づくタブの配置といった各種のタスクを担当できます。タグライブラリには、ポートレットの作成によってこれらのタスクを実行するためのタグが用意されています。

ポートレットに関連付けられた管理タグライブラリを使用して、既成の管理ポートレットを変更したり、新しい管理機能を持つポートレットを開発したりできます。タグライブラリは、ユーザー管理、プロバイダ管理、およびポートレットと WSRP 管理の各タスクをサポートしています。このライブラリのタグは、JSPProvider ベースのチャネルの作成と管理に使用できます。タグライブラリのタグを使用して、カスタム GUI を備えたカスタム管理ポートレットを作成できます。タグライブラリを使用して、任意のカスタムチャネルを管理するための管理ポートレットを作成できます。

Portal Server ソフトウェアのこのリリースに含まれている管理ポートレットのサンプルセットを使用して、管理者のポータルデスクトップから管理タスクを実行できます。管理ポートレットは、コンテンツとユーザーの管理タスクに対するポータルベースのアクセスを提供します。管理チャネルは、管理タグライブラリの利用方法を示すだけでなく、委任管理者用の単純なポータルデスクトップの設計にも使用できます。委任管理のディスプレイプロファイルは OrganizationAdministration ロールにあります。

サンプルポートレットを使用するには、developerAdmin/developerAdmin を使用して開発者用サンプルにログインし、「管理」タブを選択します。これらのチャネルの詳細については、チャネルのオンラインヘルプを参照してください。

新しい管理コンソール

Portal Server のこのリリースでは、Portal Server の機能を管理するための新しいコンソールが導入されました。このコンソールには、ブラウザクライアントで特定の URL を使ってアクセスします。Portal Server 7.0 管理コンソールを使用すると、ポータル管理者は次のものを管理できます。

管理者は管理コンソールを使用してさまざまなタスクを管理できます。これらのタスクの多くは、管理コンソールの「共通タスク」タブから使用できます。次のようなものがあります。

新しい管理コンソールには次のような特徴があります。

そのほかに次のような変更点があります。

Portal Server コマンド行インタフェースでも、ポータルを管理するためにいくつかの新しい psadmin サブコマンドが提供されています。次のようなサブコマンドがあります。

すべての psadmin サブコマンドについては、『Sun Java System Portal Server 7 Command-Line Reference』を参照してください。

管理のためのコマンド行ツール

Portal Server ソフトウェアのこのリリースには、管理のためのコマンド行ツールが含まれています。

概要

Portal Server 7 の管理 CLI には、psadmin と呼ばれる新しい管理 CLI ユーティリティーが導入されました。このユーティリティーは新しい Portal Server 管理フレームワークを使用して、Portal Server のすべての管理機能を簡単にします。この CLI には、次に示すポータルコンポーネントの管理機能が含まれています。

すべての CLI は、psadmin と呼ばれる単一のユーティリティーから呼び出されます。各 CLI は psadmin の 1 つのサブコマンドとして機能します。『Sun Java System Portal Server 7 Command-Line Reference』では、psadmin ユーティリティーとそのサブコマンドについて説明しています。

psadmin ユーティリティーの使用法

psadmin
psadmin {--help | help | -?} [component=componentName]
psadmin command {--help | -?}
psadmin {--version | -V} --adminuser|-u userName --passwordfile|-f passwordFile

component を指定すると、コンポーネント固有のコマンドが一覧表示されます。有効なコンポーネント名は次のとおりです。portaldesktoploggingmonitoringportletrewritersearchsrassoadaptersubscriptionsubt、および wsrp

コミュニティーとコラボレーション

ポータルコラボレーション機能により、エンドユーザーはコミュニティーを作成して参加し、共同作業に役立つ一連のポートレットアプリケーション (コミュニティーサービス) を通して他のコミュニティーメンバーと対話できます。したがって、コミュニティーとは、メンバーとサービスの関連付けです。サービスには次のものがあります。ファイル共有、共有のタスクとイベント、調査とサーベイ、Wiki、およびディスカッション。

コミュニティーはエンドユーザーによって作成され管理されます。作成者であるユーザーはそのコミュニティーの委任管理者になります。ポータル管理者は、レイアウト機構と利用可能なサービスを定義するコミュニティーテンプレートを定義できます。エンドユーザーは、利用可能なテンプレートを使用して、カテゴリ内にコミュニティーを作成できます。ユーザーがコミュニティーコラボレーションに参加するには、コミュニティーに参加する必要があります。コミュニティーはすべて公開で、どのユーザーも参加できます。

エンドユーザーは次のことを実行できます。

ロギング

Portal Server ソフトウェアは、すべてのコンポーネントにわたるロギングのために、Java ロギング API (JSR 47) を使用します。ログおよびログ設定は、どのポータルコンポーネントについても同じです。ログメッセージには、程度別に分類された severe から fine までの 7 つの標準ログレベルがあります。ログは異なるファイルや受信端末装置に配信でき、1 つまたは複数のファイル、すなわち、コンポーネントごとに 1 つのファイルで構成することができます。

ログレベルはモジュールおよびサブモジュールごとに設定できます。また、各コンポーネントのモジュールおよびサブモジュールごとに個別のファイルにログを配信することもできます。各ポータルコンポーネントのロギングは、特定のプロパティーファイルを通して設定できます。

次の 3 つの psadmin サブコマンドは、ポータルインスタンスのロギングを設定します。

list-loggers

ロガーを一覧表示します。ログレベルやログファイル名などのルートロガーの詳細情報を表示することもできます。

set-logger

ロガーのログレベルと個別ファイルを設定します。

reset-logger

ログレベルとログファイルをルートロガーのものにリセットします。

管理監査ロギング

Portal Server には、CACAO サーバー上で動作する PAS (Portal Administration Server) が含まれています。この PAS を通して実行される管理作業の多くは、監査ロギングを使用して追跡できます。たとえば、ポータル CLI がバックグラウンドで PAS を使用して管理を実行するとき、それらのジョブは PAS 監査ロギングを通してログに記録されます。このロギングは JDK ロギング機能を基にして動作し、ポータルロギング機能に合ったその他の書式設定やログハンドラの要求に従います。

監視

監視機能は、デスクトップ、チャネル、Secure Remote Access ゲートウェイなどのポータルコンポーネントのパフォーマンスに関する実行時情報を収集します。監視機能により、システム管理者にとってシステム状態の把握、システム利用率の追跡、およびシステムの健全性とセキュリティーの監視が容易になります。

監視データは、ポータルコマンド行インタフェース (psadmin CLI) を使用して照会できます。システム管理者は、パフォーマンスターゲットに到達しないときのアラートや通知を設定するために、この情報をサードパーティー製の管理ツールで使用できるようにすることができます。また、再起動なしで異なるログに対して別のデバッグログレベルを設定することもできます。

RSS ポートレット

RSS ポートレットは、単純な提携コンテンツリーダーです。エンドユーザーはこれを使用して、一連の提携コンテンツのフィード (URL) を管理し、その中から表示するものを選択できます。エンドユーザーはポートレットをカスタマイズしたり、フィードの表示条件を制御したりできます。RSS ポートレットは RSS フィードをキャッシュします。URL によって一意に識別される特定のフィードはどれでも、ポートレットの cacheTimeout 設定で定義された秒数を最大として、キャッシュできます。

新しいサンプル

Portal Server ソフトウェアのこのリリースには、開発者用サンプルの他に 2 つの新しいサンプルが含まれています。ここでは、次のサンプルについて説明します。

コミュニティーサンプル

コミュニティーサンプルは、コミュニティー機能を基にしたポータルの例です。コミュニティーサンプルにアクセスするには、ポータルの開始画面からコミュニティーサンプルのリンクをクリックし、test/test を使用してログインします。コミュニティーサンプルに参加するには、CommunitySample 組織のユーザーであることが必要です。

エンタープライズサンプル

エンタープライズサンプルは、Portal Server ソフトウェアの主な特徴を紹介します。エンタープライズサンプルのデスクトップは、「ASC (Adventure Sports Cafe)」という名前の架空企業を使用して、典型的な社員の日常業務を示します。このサンプルでは、ログインせずに匿名ユーザーとしてデスクトップを表示できます。3 種類のログインが用意されており、ログインするユーザーに応じてページがどのように変化するかを確認できます。

エンタープライズサンプルは Access Manager 組織内にあり、サンプルユーザーが用意されています。エンタープライズサンプルは EnterpriseSample という組織内にあり、次のようなサンプルユーザーが用意されています。

Mary マネージャー (ユーザー名: mary、パスワード: mary)

「新しいツアー」プロジェクトと「オーストラリアオフィス拡張」プロジェクトの遂行を担当しています。組織のニュースとイベントについて最新情報を把握している必要があり、担当している ASC プロジェクトに固有のコンテンツを管理しています。Mary は ASC イントラネットポータルのコラボレーションツールを使用して、自分のチームと連絡を取っています。

Chris コンテンツ編集者 (ユーザー名: chris、パスワード: chris)

「顧客ツアー」プロジェクトを担当し、Mary に報告を行います。Chris はポータルを使用して、組織のニュースとイベントについて最新情報を把握し、「顧客ツアー」プロジェクトチームと共同して働いています。

Ed 社員 (ユーザー名: ed、パスワード: ed)

「オーストラリアオフィス拡張」プロジェクトを担当し、Mary に報告を行います。Ed もポータルを使用して、組織のニュースとイベントについて最新情報を把握し、「オーストラリアオフィス拡張」プロジェクトチームと共同して働いています。

ASC Web サイトのページには、タブを使ってアクセスできます。ページには、列に並べられたいくつかのチャネルと、ユーザー固有のコンテンツが表示されます。たとえば、ユーザーに作業リストのチャネル、電子メールとカレンダを表示するためのチャネル、および Instant Messaging 用のチャネルがあるとします。コンテンツとレイアウトはユーザーに合わせて変更できます。

ポートレット間通信のサポート

Portal Server ソフトウェアでは、JSR-168 ポートレットの拡張機能である API が com.sun.portal.portlet Java パッケージで提供されています。この API を使用すると、異なる Web アプリケーションの JSR-168 ポートレットであっても、ポートレット間の通信が可能になります。ただし、これらすべてのポートレットが Portal Server の同じインスタンス上にあり、Portal Server ポートレットコンテナ内で実行されていることが前提です。この API は、イベントの生成と通知を使用して、ポートレット間で情報やデータを伝送します。イベント通知は、その特定のイベントを待機するように登録しているポートレット用です。

JSF アプリケーションのサポート

JSF ベースの既存のアプリケーションが Portal Server でポートレットとして動作できるように、Portal Server ソフトウェアには JSF サポートライブラリが含まれています。このライブラリを使用すると、既存のアプリケーションを最小限の変更で簡単にポートレットに変換できます。JSF ベースのポートレットは Portal Server 内で実行され、Portal Server による呼び出しに応答する必要があります。

JSF アプリケーションをポートレットとして Portal Server に配備する詳細については、『Sun Java System Portal Server 7 Configuration Guide』の第 9 章「Deploying JSF Application as a Portlet in Portal Server」を参照してください。

複数ポータルのサポート

Portal Server のこのリリースでは、単一のユーザーリポジトリを使用して複数のポータルをサポートできます。ポータルごとに独立した設計、配備、および管理が可能です。

この機能を使用して次のことを実行できます

複数ポータルに関連する重要な用語は次のとおりです。

Portal Server コマンド行インタフェースには、次に示すタスクを実行するためのコマンドが用意されています。

Struts アプリケーションのサポート

このリリースでは、Struts アプリケーション全体をポータルサーバーデスクトップのチャネル内で JSR 168 ポートレットアプリケーションとして表示できます。Portal Server には、Struts ポートレットブリッジの機能を示すために、Struts アプリケーションのサンプルが用意されています。このアプリケーションは「Struts メーラーデモ」アプリケーション (strutssample.war ファイル) です。

スタンドアロンの Struts アプリケーションをポートレットアプリケーションとして配備する詳細については、『Sun Java System Portal Server 7 Configuration Guide』の第 8 章「Deploying Struts Application as a Portlet in Portal Server」を参照してください。

ユーザー動作の追跡

ユーザー動作の追跡 (User Behavior Tracking、UBT) は、ポータルデスクトップ上でのユーザーアクティビティーを追跡します。UBT は 3 つの主要機能で構成されています。

  1. UBT 設定は、UBT ロギング機能と UBT レポーティング機能を設定するためのインタフェースを提供します。

  2. UBT ロギング機能は、ポータルデスクトップでのユーザーアクションのとおりに、UBT データを動的に記録します。

  3. UBT レポーティング機能は、UBT ロギングシステムで収集されたデータに基づいて生成された一連のサンプルレポートを提供します。

ポータルに関連するユーザー動作をサードパーティー製のツールで分析できるように、追跡されたユーザーアクティビティーは外部記憶装置に記録されます。

このリリースでの拡張機能

Portal Server ソフトウェアのこのリリースでは、次に示す機能が拡張されています。

コミュニケーションチャネル

この節の内容は次のとおりです。

メール

Portal Server ソフトウェアのこのリリースには、次に示す拡張機能が含まれています。Mobile Access メールプロバイダでは、電子メールのタイムスタンプの変換はまったく行われていませんでした。Mobile Access は、メールサーバーに保存されたものと同じタイムスタンプを表示します。メールサーバーでタイムスタンプの整合性が維持されていない場合、ユーザーの電子メールには、さまざまなタイムスタンプが表示されていました。このリリースでは、ユーザー情報プロバイダに設定されているユーザーのタイムゾーンに基づいて電子メールのタイムスタンプが適切に変更されるようになり、メールプロバイダの電子メールタイムスタンプとユーザーのタイムゾーンとの整合性が維持されます。

カレンダ

Portal Server ソフトウェアのこのリリースでは、イベントとタスクを追加するためのサポートがカレンダチャネルに含まれています。

SSO アダプタ

Portal Server ソフトウェアのこのリリースには、次に示す拡張機能が含まれています。

ディスプレイプロファイル

開発者サンプルポータルおよびエンタープライズサンプルポータルのディスプレイプロファイルドキュメントに、ブール型の isTopLevel プロパティーが追加されています。デフォルトでは、次に示すコンテナおよびプロバイダの isTopLevel プロパティーは true に設定されます。

コンテナ

JSPDynamicSingleContainerJSPTableContainerJSPDynamicSingleContainerJSPTabContainerFrameTabContainerWirelessDesktopDispatcherWirelessTemplateContentChannelTemplateNativeContainer JSPNativeContainerVoiceJSPDesktopContainerJSPRenderingContainer、および ASCTabContainer

プロバイダ

JSPTabContainerProviderTemplateTableContainerProviderTemplateTabContainerProviderDynamicAggregationContainerProviderWirelessDesktopDispatcherProviderWirelessTemplateDesktopProviderWirelessTemplateContentProviderWirelessJSPDesktopProvider、および JSPRenderingContainerProvider

Mobile Access

Mobile Access の拡張機能には次のようなものがあります。

FAX への印刷

FAX ゲートウェイ機能により、モバイルデバイスのユーザーは任意の場所にある FAX 装置にドキュメントを送信できます。このリリースの Mobile Access ソフトウェアでは、電子メールの添付ファイルとして受信した 1 つまたは複数のドキュメントを FAX に送信できる機能だけがサポートされています。

MSISDN のサポート

MSISDN 番号は、モバイル加入者を識別するために使用される標準の国際電話番号です。MSISDN 認証を使用すると、ユーザー認証が不要になります。加入者の MSISDN 番号に基づいてユーザーを判別することにより、自動認証が実行されます。

イメージ変換

Mobile Access には、さまざまな種類のイメージをモバイルデバイスで表示可能な形式に変換する機能が含まれています。

電子メールの添付ファイルのサポート

1 つ以上の添付ファイルがメッセージに添付されている場合は、「添付ファイル一覧」オプションが表示されます。添付ファイルの形式がモバイルデバイスのブラウザでサポートされている場合は、リンクをクリックして添付ファイルを表示できます。添付ファイルの形式がモバイルデバイスのブラウザでサポートされていない場合は、ファイルをダウンロードし、あとで適切なソフトウェアを使って表示できます。

メールボイスレット

メールボイスレットを使用すると、音声インタフェースを通して電子メールにアクセスできます。電子メールメッセージの受信、電子メールサマリーの取得、特定のメッセージのヘッダーと本文の待機、電子メールメッセージの削除など、電子メールに関連する基本的な操作を実行できます。

操作性の向上

冗長なページと不要な電子メールサマリー情報が削除され、モバイルデバイスから電子メールにアクセスしやすくなりました。

ネイティブ CHTML のサポート

ネイティブモードでレンダリングがオフの場合に、CHTML が完全にサポートされるようになりました。

Java Server PageTM コミュニケーションチャネルのサポート

Mobile Access のコミュニケーションチャネル JSP では、現在の Mobile Access タグライブラリに加え、新しい SSO アダプタタグライブラリを使用できます。Portal Server のコミュニケーションチャネル JSP で使用される URL ビルダータグライブラリは、サポートされていないクライアント用の URL を生成するので、Mobile Access には使用できません。

プロキシレット

プロキシレットは企業ドメイン全体に配備することも、企業ドメインの一部のアプリケーションだけに配備することもできます。これにはプロキシレットルールを使用します。詳細については、『Sun Java System Portal Server 7 Configuration Guide』の第 6 章「Modifying Proxylet Rules」を参照してください。

プロキシレットを企業ドメイン全体に配備した場合は、メインポータルページも含めて、すべてのアプリケーションがプロキシレットを通して処理されます。選択した一部のアプリケーションだけにプロキシレットを配備する場合は、アプリケーションの URL を設定するオプションが提供されます。これらのアプリケーション URL はプロキシレットチャネルに表示されます。

プロキシレットがまだ実行されていない場合は、ユーザーがリンクをクリックするとプロキシレットが起動されます。プロキシレットが起動した後は、配備オプションに基づいてアプリケーション URL ページまたはポータルデスクトップページにリダイレクトされます。プロキシレットの UI には、プロキシレットを停止および開始するコントロールがあります。停止ボタンをクリックすると、プロキシの設定が元に戻り、サーバーが停止します。

プロキシレットアプレットを使用するときはブラウザのポップアップブロッカを無効にするようユーザーに勧めてください。ユーザーがプロキシレットチャネルをクリックすると、Netlet などのアプレットアプリケーションによく似たポップアップボックスが表示されます。ユーザーが Portal Server にログインしてプロキシレットを起動した場合で、Netscape 7.0 を使用しているときは、Netscape ブラウザを再起動する必要があります。

連携検索

連携検索機能を使用すると、複数の検索エンジンに検索クエリーを同時に送信し、統一された形式で検索結果を表示できます。連携検索機能では、google.com などの Web メタリポジトリと、ローカルの職員名簿などの内部ディレクトリシステムの両方に、単一のインタフェースを通して検索クエリーを送信できます。2 つの異なるサイトから得られた検索結果が、単一の Web ページでユーザーに表示されます。

登録

Portal Server ソフトウェアのこのリリースには、次に示す拡張機能が含まれています。

URL スクレーパ認証済みアクセス

URL スクレーパには、別の URL から認証済みコンテンツを取得し、パスワードで保護されているサイトからコンテンツをスクレープする機構があります。URL スクレーパは、指定された URL にユーザーの資格情報とともに要求を送ります。返送された Cookie は、セッションの追跡と、このサイトの以降の呼び出しに使用されます。

管理者は次の情報を指定します。

loginUrl

loginUrlは、ユーザー認証のために表示される HTML フォームの action 属性です。loginUrl は、スクレープする URL とは異なります。たとえば、http://my.yahoo.com をスクレープする場合、loginUrlhttp://login.yahoo.com/config/login です。

loginFormData

loginFormData には、HTTP クエリーパラメータとしてユーザーの資格情報が含まれます (認証のために渡す HTML フォーム属性など)。ここで、キーは HTML フォーム属性で、値は渡す必要のあるユーザー資格情報です。角括弧内の値は実行時に入力されます。

isHttpAuth

isHttpAuth (HTTP 認証) かどうかを指定します。現在は Http-Basic Auth (HTTP 基本認証) だけがサポートされています。ユーザーの資格情報を使用して、HTTP ヘッダーに承認ヘッダーが設定されます。

formData

URL を呼び出すときに送信する必要のあるデータです。

推奨されない機能

Portal Server ソフトウェアのこのリリースでは、次に示す機能が推奨されなくなります。

NetMail

NetMail 機能はこのリリースから削除されます。これには、NetMail Java アプレット、NetMail Lite、MailcheckProvider と Mailcheck チャネル、NetMail LDAP サービス、および UserInfoProvider の NetMail 関連機能が含まれます。

テンプレートベースのコンテナ

テンプレートベースのコンテナ、タブ、およびテーブルは推奨されなくなります。これには、ディスプレイプロファイルプロバイダ要素、テンプレート、TemplateTableContainerProvider クラス、およびTemplateTabContainerProvider クラスが含まれます。同じ機能は JSP ベースのコンテナで提供されます。

コマンド行ユーティリティー

以前のリリースの Portal Server CLI はほとんどが推奨されなくなり、psadmin が Portal Server の新しい CLI ユーティリティーとなります。以前のリリースの Portal Server CLI のうち、次に示すものだけが使用されます。psconfigperftunepstune-portalpstune-env、および rdmgr。次の表に、このリリースで推奨されなくなるコマンド行ユーティリティーと、同じ機能をサポートする新しいコマンド行ユーティリティーを示します。

表 2 CLI — 推奨されないコマンドと対応する新しいコマンド

推奨されない CLI 

新しい CLI 

deploy

psadmin redeploy

dpadmin

psadmin merge/modify/add/remove/list-display-profile

gateway

psadmin start-sra-instance/stop-sra-instance

netletd

psadmin start-sra-instance/stop-sra-instance

par

psadmin import/export/list-par

pdeploy

psadmin deploy-portlet および psadmin undeploy-portlet

rwadmin

psadmin create-rewriter-ruleset/delete-rewriter-ruleset/get-rewriter-ruleset/list-rewriter-rulesets/set-rewriter-ruleset

rwproxyd

psadmin start-sra-instance/stop-sra-instance

Java 1 アプレット

Java 1 は推奨されなくなります。これは、プラグイン JVM をサポートしていないブラウザ (Netscape 4.7x や IE 5.0 など) に影響を与えます。Portal Server の新機能を利用するには、より新しいブラウザを使用してください。

推奨されていない機能に関する通知と告知

Microsoft Internet Explorer 5.5 のサポートは推奨されなくなり、将来のリリースではサポートされなくなります。

Netscape Navigator バージョン 6.2.1 および 7.0 のサポートは推奨されなくなり、将来のリリースではサポートされなくなります。

Sun Java System Portal Server 7 ソフトウェアのインストール

Portal Server ソフトウェアとスタックコンポーネントの新規インストールについては、『Sun Java System Portal Server 7 Installation Guide』の第 2 章「Installing the Sun Java System Portal Server 7 Software」を参照してください。

既存のスタックコンポーネントに Portal Server ソフトウェアをインストールする場合は、スタックコンポーネントを Sun Java Enterprise Systems 4 リリースにアップグレードしてから、Portal Server ソフトウェアをインストールする必要があります。スタックコンポーネントのアップグレードについては、『Sun Java Enterprise System 2005Q4 Installation Reference』を参照してください。

Portal Server ソフトウェアのアンインストールについては、『Sun Java System Portal Server 7 Installation Guide』の第 6 章「Un-installing Sun Java System Portal Server 7 Software」を参照してください。

このリリースのバグ

ここでは、Portal Server 7 ソフトウェアの制限事項について説明します。対象となる製品は次のとおりです。

コマンド行ユーティリティーによる管理


psadmin import コマンドで -—dp-only オプションを使用して、ディスプレイプロファイルが更新されない。(#6323091)

説明:

psadmin import サブコマンドを --dp-only オプションとともに使用する場合、指定した dn のディスプレイプロファイル全体を置き換えるには、--overwrite オプションを使用する必要があります。たとえば、次のように入力します。./psadmin import -u amadmin -f ps_password -p portal-ID --dp-only --continue --overwrite dporig.par


classification.conf ファイルに加えた変更が Portal Server 管理コンソールに表示されない。(#6323167)

説明:

新しい classification.conf ファイルを介して追加したルールは、分類ルールに反映されません。分類ルールに加えた変更は、Web コンテナと CACAO サーバーを再起動した後にのみ Portal Server 管理コンソールで見ることができます。


--searchportletdata オプションまたは --searchorgdata オプションを使用して検索できない。(#6333299)

説明:

--searchportletdata オプションまたは --searchorgdata オプションを使用した検索はできません。


アップグレード: psadmin create-portal で war ファイルが配備されない。(#6354710)

説明:

Portal Server のアップグレードが完了した後、psadmin create-portal によって war ファイルが作成されますが、配備はされません。

対処方法:

war ファイルを手動で配備する必要があります。


Portal Server インスタンスを作成しても Portal Server ディレクトリアーカイブがアップロードされない。(#6357588)

説明:

psadmin create-instance コマンドを machine1 から実行すると、machine1 のディレクトリ構造 /var/opt/SUNWportal/portals/portal1 が圧縮され、machine2 にアップロードされます。これでは、必要な効果がすぐに得られません。

対処方法:

psadmin create-instancemachine2 で実行すると、machine1 からダウンロードされます。


インスタンスが同じドメイン内にある場合、ポートレットが配備されない (ASApplication Server 8.1)。(#6357650)

説明:

psadmin deploy-portlet を実行すると、ポータルのすべてのインスタンスにポートレットが配備されるべきです。しかし、インスタンスのデスクトップにアクセスしたとき、ポートレットは表示されません。ただし、インスタンスが別のドメインにある場合は、ポートレットが配備されます。


インスタンスがポータルホスト以外のホスト上にある場合、ポータルディレクトリが削除されない。(#6355651)

説明:

delete-portalmachine1 から実行します。ディレクトリ /var/opt/SUNWportal/portals/portal1machine1 から削除されます。ただし、このディレクトリは machine2 からは削除されません。

対処方法:

ディレクトリ /var/opt/SUNWportal/portals/portal1machine2 から削除します。


Web サーバーの SSL インスタンスにポータルをインストールするとハングアップする。(#6352637)

説明:

次の場合にはポータルがハングアップします。

  1. Web サーバー、Access Manager、および Directory Server を machine1 にインストールします。

  2. machine2 に Web サーバーをインストールし、SSL にします。

  3. AM-SDK を machine2 にインストールします。

  4. machine2 にポータルを config later モードでインストールします。

  5. example2.xml を使用して COCAO を設定します。

  6. webcontainer.properties に次の変更を加えます。

    WebcontainerScheme:https

    WebContainerCertificateDBPassword:password

  7. Web サーバーの SSL インスタンス上で psadmin create-portal を実行します。

この CLI はハングアップします。

対処方法:

/var/opt/SUNWportal/log/admin/portal.o.o.log で正常完了のメッセージを確認し、psadmin を強制終了します。


2 つのポータルインストールで異なるファイルシステムを使用している場合、複数ポータルの設定が正しく作成されない。(#6348452)

説明:

不正な設定値が取得されるので、ポートレットとデスクトップの管理が失敗します。

対処方法:

create-instance による圧縮の後、既存のポータルインスタンス設定をリモートホストからダウンロードし、ローカルホスト上に解凍します。/var/opt/SUNWportal/portals/config の下にあるすべてのプロパティーを <portal-install>/template/portal/config で置き換え、ローカルホストのファイルシステムに応じてトークンを置き換えます。

Access Manager 管理コンソール


amconsole のポータルサービスで適切なメッセージが表示されない。(#6314550)

説明:

Access Manager 管理コンソールで、サービス設定レベルにある Portal Server サービスのいずれかをクリックすると、「このサービスについて表示する情報はありません」というメッセージが表示されます。組織 / ロール / ユーザーレベルでは、保存 / リセット/削除ボタンが表示され、一部のサービスに対しては「必須フィールド」というメッセージが表示されます。

対処方法:

psconsole を使用して Portal Server サービスを管理する必要があります。


Access Manager コンソールのポータルサービスで説明メッセージが表示されない (#6314550)

説明:

Access Manager コンソールから Portal Server サービスを選択すると、次のメッセージが表示されます。


このサービスについて表示する情報はありません
対処方法:

Portal Server サービスの管理には、Portal Server 管理コンソールまたは psadmin コマンド行ユーティリティーを使用してください。

コラボレーションとコミュニティー


SharedEvents ポートレット: イベント検索で、同じイベントについて複数のエントリが表示される。(#6305026)

説明:

繰り返しイベント (再発するイベント) を作成すると、そのイベントのインスタンスが 5 つ作成されます。


ゲートウェイを通して Wiki にアクセスできない (# 6329795)

説明:

コミュニティーサンプルへのログイン後、ゲートウェイを通して Wiki (HTML エディタ) ポートレットを読み込むことができません。


Linux 上の SharedEvents ポートレットで、イベントの削除ボタンが動作しない。(#6335175)

説明:

コミュニティーサンプルでは、イベントを作成したあとでイベントを削除しようとしても、削除ボタンが有効になりません。

対処方法:

イベントを削除するには、イベントの編集ボタンを選択します。


特定のファイルタイプを添付するときに例外が発生する (#6360141)

説明:

Wiki から .txt.html、または .xml のいずれかのファイルを添付すると例外が発生します。

対処方法:

なし

コミュニケーションチャネル


Lotus Address Book および Calendar が旧バージョンの NCSO.jar で動作しない。(#6216069)

説明:

Lotus Address Book および Calendar を実行するには、最新バージョンの NCSO.jar が必要です。

対処方法:

たとえば Domino 6.5.1 の NCSO.jar など、Domino の最新バージョンを使用します。


管理者プロキシ認証によってエンドユーザーの資格情報が無効になる。(#6229105)

説明:

管理者プロキシ認証が有効になっている場合、JSP バージョンのコミュニケーションチャネルでは、サーバーやユーザーのプロビジョニングフィールドが編集ページに表示されません。

対処方法:

SSO アダプタテンプレートまたは SSO アダプタ設定を使用して、ポータル管理者が値を指定する必要があります。

デスクトップ


デスクトップから作成された新しいタブの名前が psconsole に表示されない。(#6363585)

説明:

ポータルデスクトップから新しいタブ tab1 を作成したとき、このタブの名前は JSPTabCustomTableContainer1 のままになります。JSPTabCustomTableContainer0 になることもあります。


レイアウトの選択時に、一連の新しいフレームが開く。(#6347765)

説明:

ポータルデスクトップにログオンし、FrameTabContainer としてプロバイダを選択します。「レイアウト」をクリックし、ラジオボタンをクリックしていずれかのレイアウトを選択します。変更されたレイアウトが、元のフレームではなく新しいタブフレームに表示されます。この新しいフレームでレイアウトを変更すると、そのたびに新しいフレームが開きます。


整数のプロパティーを作成する場合は値フィールドを必須にする必要がある。(#6364215)

説明:

値を指定せずに整数のプロパティーを作成すると、プロパティーの作成は失敗します。

対処方法:

整数のプロパティーの値フィールドは空のままにしないでください。

インストール


Linux で新しいポータルにサンプルを配備するとき、ディスプレイプロファイルのインポートと変更が失敗する。(#6301873)

説明:

Linux で新しいポータルにサンプルを配備するとき、ディスプレイプロファイルのインポートと変更が失敗します。


GUI インストーラでは複数ポータルをインストールできない。(#6329786)

説明:

GUI インストーラを使用して複数ポータルのインストールを行うと、正常終了のメッセージが表示されますが、2 番目のマシンにはポータルがインストールされていません。

対処方法:

GUI インストーラを使用して複数ポータルのインストールを実行するには、次の手順に従います。

  1. AM-SDK と Web サーバーを 2 番目のマシンにインストールします。

  2. Web コンテナを起動します。

  3. GUI インストーラを起動し、「あとで設定」オプションを指定してポータルをインストールします。

  4. 最初のポータルが配備されたマシンから 2 番目のマシンに /etc/opt/SUNWcacao/security ディレクトリをコピーし、2 番目のマシンの CACAO サーバーを再起動します。

  5. Solaris の場合は /opt/SUNWcacao/bin/cacaoadm restart、Linux の場合は /opt/sun/cacao/bin/cacaoadm restart を実行します。

  6. psconfig --config example6.xml を使用してポータルをインストールします (このファイルはインストールする対象に応じて異なる場合がある)。

    Solaris の場合は <PS_INSTALL_DIR>/SUNWportal/samples/psconfig、Linux の場合は <PS_INSTALL_DIR>/portal/samples/psconfig ディレクトリにサンプルファイルがあります。同じディレクトリにある Readme.txt では、各サンプルファイルの設定が説明されています。

  7. CACAO を起動します。


ポータルを削除した後、同じ名前で再び作成できない。(#6361883)

説明:

ポータルを削除した後も、ポータルのインスタンス ID はディレクトリサーバーに残るので、同じ名前で別のインスタンスを作成することはできません。

ポートレット間通信


ポートレットチャネルが最小化されている場合や閉じられている場合は、ポートレット間通信 (複数 war) が機能しない。(#6271542)

説明:

現在、イベント処理の範囲は同じタブ内のポートレットに限られています。したがって、最小化されたチャネルや閉じられたチャネルのポートレットは、ポートレット間通信に参加しているポートレットのリストに表示されません。ポートレットチャネルが最小化されている場合や閉じられている場合、このようなチャネルにはイベントが送信されないので、ポートレット間通信は機能しません。

ローカライズ


複数バイトファイルを Internet Explorer 6.0 で解凍できない。(#4935010)

説明:

Internet Explorer 6.0 では、NetFile によって作成された複数バイト zip ファイルを解凍できません。この問題は、Windows 環境で zip ユーティリティーを使用してファイルを解凍する場合に発生します。

対処方法:

Windows プラットフォームでは、gzip ユーティリティーを使用して複数バイトファイルを解凍して ください。


コミュニティーサンプルポータルが完全にローカライズされていない。(#6337499)

説明:

コミュニティーサンプルポータルの一部のチャネルは英語で表示されます。紹介チャネルのコンテンツ、ページ下部にあるドキュメントチャネルのコンテンツリンク、およびチャネルのタイトルは英語で表示されます。


エンタープライズサンプルポータルがローカライズされていない。(#6337500)

説明:

エンタープライズサンプルはローカライズされていません。


チャネルヘルプから、開発者用サンプルの英語のオンラインヘルプが表示される。(#6338191)

説明:

次のチャネルのオンラインヘルプはローカライズされていません。

  • 「フロントページ」タブ

  • IM チャネル

  • プロキシレットチャネル

  • Netlet チャネル

  • Communications Express メール

  • Communications Express カレンダ

  • Communications Express アドレス帳

  • WSSSO ポートレット

  • 「サンプル」タブ

  • Sun ニュースチャネル

  • 「提携コンテンツ」タブ

  • RSS フィードチャネル

  • 「ポートレットサンプル」タブ

  • Bookmark ポートレット

  • Show Time ポートレット

  • Notepad ポートレット

  • Weather ポートレット

  • JSF GuessNumber ポートレット


zh ロケールの場合、開発者用サンプルの匿名デスクトップで一部のリンクが英語で表示される。(#6339912)

説明:

zh ロケールで、匿名ユーザーに対しては「ホーム」、「ヘルプ」、および「ようこそ」のリンクが英語で表示されます。


複数バイトの名前を持つチャネルの「編集」ボタンをクリックすると、「重大なデスクトップエラー」がスローされる。(#6342711)

説明:

複数バイトの名前を持つチャネル、または複数バイトの名前を持つタブを作成し、そこにチャネルを追加します。これらのチャネルの「編集」ボタンをクリックすると、「重大なデスクトップエラー」のメッセージが表示されます。

対処方法:

チャネルやタブに複数バイトのタイトルや説明を付けず、英語を使用してください。


psadmin CLI が完全にローカライズされていない。(#6349624)

説明:

一部の psadmin CLI メッセージはローカライズされていません。これらは英語で表示されます。


コミュニティーサンプルのオンラインヘルプがローカライズされていない。(6357704)

説明:

コミュニティーサンプルポータルの「ヘルプ」ボタンをクリックすると、英語のオンラインヘルプページが表示されます。

対処方法:

ローカライズされたオンラインヘルプを表示するには、次のロケールをヘルプ URL に追加します。

http://<host.domain>/portal/community/content/Help/index.htmlhttp://<host.domain>/portal/community/content/<locale>/Help/index.html になります。

例:

日本語ロケールの場合、URL は http://<host.domain>/portal/community/content/ja/Help/index.html です。


de ロケールおよび es ロケールには、ヘルプファイル index.html が存在しない。(#6363713)

説明:

de ロケールおよび es ロケールには、コミュニティーサンプルポータルのヘルプファイル index.html が存在しません。


コミュニティーサンプルでは、複数バイトのファイル名がファイル共有ポートレットで文字化けする (#6357711)

説明:

ファイル共有ポートレットは、複数バイトのファイル名を正しく表示できません。


英語以外のロケールで Web サーバーが起動された場合、英語デスクトップが表示されない。(#6347770)

説明:

英語以外のロケールで Web コンテナが起動された場合に、ブラウザの優先ロケールを英語に設定することによってコンテンツが要求されると、デスクトップコンテンツの一部がサーバー起動時のロケールになります。

対処方法:

Web コンテナを英語ロケールで起動してください。


アプリケーションチャネルに Java1 および Java2 への NetFile リンクが表示されない。(#6338816)

説明:

ローカライズされたデスクトップでは、アプリケーションチャネルに NetFile Java1 および NetFile Java2 のリンクは存在しません。これらのリンクはデスクトップが英語の場合のみ表示されます。


日本語の psconsole オンラインヘルプはレビュー前のファイルである。(#6357536)

説明:

PSConsole に表示される日本語オンラインヘルプは未確認です。また、いくつかの特殊文字も含まれています。


現在時刻と編集ページのエラーメッセージが英語で表示される。(# 62664776266492)

説明:

Weather ポートレットでは、現在時刻と編集ページのエラーメッセージは英語で表示されます。

ログ


ロガー名にログファイルを設定できない (#6333966)

説明:

コンポーネントが gateway、nlproxy、および rwproxy の場合、set-logger を使用してロガー名にログファイルを設定することはできません。

対処方法:

SRA ロギングディレクトリおよびディレクトリ内のすべてのファイルについて、読み取り、書き込み、および実行の権限を変更します。

例:

chmod -R a+rwx/var/opt/SUNWportal/logs/sra

Mobile Access


Mobile Access ソフトウェアのパッチのインストール (#6365852)

説明:

Mobile Access ソフトウェアにパッチをインストールすることをお勧めします。

対処方法:

Mobile Access ソフトウェアにパッチをインストールするには、次の手順に従います。

  1. Portal Server をインストールします。

  2. パッチ 119530-02 を sunsolve からダウンロードします。

  3. パッチをインストールします。

  4. Portal Server と Access Manager を再起動します。


Portal Server 7 の Mobile Access 機能を有効にするための手順 (#6312195)

説明:

Portal Server 7.0 の Mobile Access 機能を有効にするには、手動で操作を行う必要があります。

対処方法:

次の手順を実行します。

  1. psconsole で「ポータル」をクリックします。

  2. ポータルのリストで portal1 をクリックします。

  3. 「DN を選択」ドロップダウンメニューで、DeveloperSample を選択します。


    注 –

    ユーザー独自の組織を作成した場合は、その組織を選択します。


  4. 「デスクトップ属性」セクションで、親コンテナのデフォルト値を WirelessDesktopDispatcher に変更します。

  5. 「編集コンテナ」の値が JSPEditContainer に設定されていることを確認します。

  6. 「デスクトップタイプ」の値が developer_sample に設定されていることを確認します。

  7. 「保存」をクリックします。


ユーザー ID と電子メール ID が異なっている場合、音声ポータルでは未読の電子メールメッセージが表示されない。(#6251291)

説明:

ユーザーが音声ポータルを通して電子メールメッセージにアクセスする場合で、「自分宛ての未読メッセージを一覧表示」オプションを選択しているときは、未読の電子メールメッセージがあるにもかかわらずそれを示すメッセージが表示されません。これは、メールサーバーのログインユーザー ID と電子メール ID が異なっている場合に発生します。たとえば、ログインユーザー ID が JohnDoe で、電子メール ID が John.Doe@Sun.com の場合などです。


音声ポータルにアクセスするための MailProvider の追加。(#6335332)

説明:

音声ポータルへのアクセス時にメールチャネルを使用できるようにするには、次の手順を実行する必要があります。

  1. MailProvider タイプのメールチャネルを作成します。

  2. psconsole から、チャネルをポータルデスクトップ (MyFrontPageTabPanelContainter) に追加します。

  3. psconsole から、MailProvider ベースのチャネルを VoiceJSPDesktopContainer に追加します。


「モバイルメールの設定」で使用可能なオンラインヘルプがない。(#6185112)

説明:

ポータルデスクトップから「編集メール」を選択します。「モバイルメールの設定を編集」リンクをクリックします。クリックすると、ヘルプウィンドウにはモバイルメールの設定の使用法ではなくエラーが表示されます。


Nokia WML デバイスを使用してポータルにログオンするとエラーメッセージが表示される。(#6242679)

説明:

Nokia WML デバイスからポータルにログインすると、「ファイルが大きすぎてダウンロードできません」というエラーメッセージが表示されます。

対処方法:

デバイスプロファイルの属性を「Cookie をサポート」から「Cookie をサポートしない」に変更してください。


チャネルが多すぎるとネイティブパスが失敗する。(#6242641)

説明:

デスクトップのチャネルが多すぎると、「ファイルが大きすぎて読み込めません」というエラーメッセージが表示されます。

対処方法:

デスクトップで多くのチャネルを使用できるようにするには、次の手順に従います。

  1. Portal Server 管理コンソールにログインします。

  2. 「チャネルおよびコンテナを管理」ボタンをクリックします。

    ポップアップウィンドウが表示されます。

  3. 「DN を選択」ドロップダウンメニューから DeveloperSample を選択し、「了解」をクリックします。

    「コンテナとチャネルを管理」ページが表示されます。

  4. 「表示タイプ」から JSPNativeContainer を選択します。

    左側に使用可能なチャネル、右側にプロパティーが表示されます。

  5. n 個のチャネルをデスクトップに追加してから、frontPagesize をおおよそのデスクトップサイズに変更します。

  6. チャネルコンテンツが複数のページに分割されるように IsChannelsMinimized のチェックマークを外します。


電子メールで、大きな html 添付ファイルは完全には表示されない。(#6294635)

説明:

電子メールの添付ファイルがブラウザで処理できるサイズより大きい場合、添付ファイルのコンテンツは一部だけがモバイルデバイスに表示されます。


Cookie なしモードの Unix 認証モジュールでエラーメッセージが表示される。(#6301733)

説明:

Cookie なしモードの Unix 認証モジュールを使用してモバイルデスクトップにログインすると、重大なデスクトップエラーのメッセージが表示されます。ただし、「Cookie をサポート」モードではログインは成功します。


Treo デバイスはデフォルトの HTTP ポートが 80 の場合だけ接続する。(#6321267)

説明:

Treo モバイルデバイスは、ポータルサーバーがデフォルトの HTTP ポート 80 にインストールされている場合のみ Mobile Access 機能にアクセスします。


音声ポータルから削除されたメッセージは、永続的には削除されない。#(6251934)

説明:

音声ポータルにログインし、「メール」オプションを選択します。ボイスレットによって一覧表示されるメッセージから、メッセージを削除し、削除を確認します。音声ポータルに再びログインして「メール」に戻ると、削除したメッセージは削除対象としてマークされていますが、永続的には削除されていません。

対処方法:

削除対象としてマークされているメッセージを永続的に削除するには、メールクライアントを使用してください。


未読電子メールの件名行に特殊文字があると、ボイスメールチャネルが終了する。(#6301217)

説明:

未読電子メールの件名行に特殊文字 & および < が含まれていると、ボイスメールチャネルが突然終了します。「技術的な問題が発生しました」というメッセージが表示されます。


ロックアウト警告なしでアカウントが無効になる。 (#6252408)

説明:

複数の不正なログイン試行によりアカウントが無効になりますが、管理コンソールでロックアウト警告を有効にしていても警告メッセージは表示されません。


デフォルト以外のデバイスについてメール表示を設定することはできない。(#6332781)

説明:

ポータルデスクトップのモバイルデバイスのリストに記載されていないデバイスについては、メール表示を設定することはできません。「デバイス表示設定」を設定しようとすると、デフォルトのデバイスだけが表示されます。


POP コレクションの設定が保存されない。(#6332798)

説明:

Communication Express メールチャネルから POP コレクションを作成した場合、POP コレクション名とポート番号だけが保存されます。サーバー名とユーザー情報は保存されません。

対処方法:

POP コレクションを作成して「完了」をクリックした後、「編集」をクリックして設定を確認してから「モバイルメールの設定を編集」を終了してください。この手順により、POP コレクションの設定が正しく保存されます。


コマンド行インタフェースの制約事項 (#6312802)

説明:

Mobile Access ソフトウェアの設定属性のユーザーフレンドリーな名前によるソートソート順番差出人のアドレス、および送信済みフォルダーへ保存は、コマンド行インタフェース (CLI) では保守できません。ただし、メールチャネルから「編集」リンクをクリックし、これらの属性を編集することによって保守できます。


メールメニューのエラーによってメールチャネルが使用できなくなる。(#6329170)

説明:

「メール」メニューをクリックすると、メニュー項目の代わりにエラーが表示されます。

対処方法:

アドレス帳を設定することで、メールチャネルが正しく動作できるようになります。


自己登録機能によってユーザーが最上位に登録される。(#6330978)

説明:

ユーザーの作成先として DeveloperSample を選択しても、新しいユーザーは最上位組織に作成されます。また、認証なしデスクトップで「登録」オプションを使用して自己登録を行うことはできません。新しく登録されたユーザーのモバイルデスクトップには、チャネルが設定されていないというメッセージが表示されます。

対処方法:

自己登録機能はメンバーシップ認証モジュールから実行すると機能し、ユーザーは DeveloperSample 組織に作成されます。


「コンテンツ変更」オプションと「レイアウト変更」オプションがモバイルデスクトップの表示に反映されない。(#6332777)

説明:

ポータルデスクトップでこれらのオプションを変更しても、変更内容はモバイルデスクトップに反映されません。また、モバイルデスクトップにアクセスしたあとで再びポータルデスクトップにアクセスすると、ポータルデスクトップでの変更内容が失われます。


3 つのモバイルサービスへのリンクが設定なしの状態で表示される。 (#6358359)

説明:

モバイルメール、モバイルカレンダ、およびモバイルアドレス帳へのリンクは、JSPRenderingContainer または JSPNativeContainer に追加されていない場合でもモバイルデスクトップに表示されます。これら 3 つのモバイルサービスは、JSPRenderingContainer または JSPNativeContainer に追加されている場合にのみ表示されます。


HTML から AML への変換機能が壊れている。(#6351027)

説明:

ほとんどのモバイルデバイスは、AML ベースの JSP ファイルを使ってサポートされます。AML ページの出力は、AML をデバイス固有のマークアップに変換するレンダリングエンジンによって処理されます。この機能は動作していません。


入れ子のコンテナにアクセスするとエラーが表示される。(#6301735)

説明:

モバイルデバイスを使用して入れ子のコンテナにアクセスすると、「重大なデスクトップエラー」というメッセージが表示されます。

監視


psadmin create-portal を使用して作成したポータルに対して監視が機能しない。(#6323766)

説明:

監視すると、CLI の実行中にエラーメッセージが表示されます。

対処方法:

/etc/opt/SUNWam/config/AMconfig.properties に移動し、

com.sun.identity.jss.donotInstallAtHighestPriority の値を false から true に変更します。その後、Web コンテナを再起動します。


コンテナの MBean が psconsole に一覧表示されない。(#6362460)

説明:

コンテナの監視情報は psconsole では使用できませんが、psadmin 監視サブコマンドを通して使用できます。


監視タブでチャネル名のソートが機能しない。(#6354751)

説明:

ソートするチャネル名のタブをクリックすると、不明なエラーのメッセージが表示されます。


少なくとも一度はポータルにアクセスしないと、監視機能が動作しない。(#6365342)

説明:

ポータルサーバーインスタンスが実行されていない場合や、ポータルが一度もアクセスされていない場合、「設定」タブではポータルサーバーインスタンスの状態が「使用不可」と表示されます。

NetFile


メールサーバーの設定が完了している場合でも NetFile を介してメールを送信できない。(#6351005)

説明:

ポータルデスクトップから JSP メールサーバーを設定します。メールを使用してファイルを送信してみてください。「メールサーバーの詳細が設定されていません。メールサーバーを設定して NetFile を再起動してください」というエラーメッセージが表示されます。

対処方法:

メールサーバーを設定するには、次の手順に従います。

  1. psconsole から「SSO アダプタ」を選択します。

  2. 「アダプタを場所ごとに表示 」を選択します。

  3. DN リストにユーザーを追加します。

  4. 追加したユーザーの DN を選択して、ユーザーの SSO アダプタを一覧表示します。

  5. 「SunOneMail」をクリックします。

  6. SMTP サーバー名とユーザー ID を入力します。

  7. NetFile を再起動します。

ポートレット


表示名が null の場合にログファイルがリダイレクトされる。(#6319289)

説明:

web.xml で表示名が null の場合、ポートレット Web アプリケーションからのログは、ポートレット Web アプリケーションのデフォルトロガーにリダイレクトされます。


共有イベントおよび共有タスクによって読み込まれたテンプレートに psconsole からアクセスできない。(#6350620)

説明:

amadmin を使用して追加された SSO アダプタテンプレートは、psconsole に表示されません。

対処方法:

次のコマンドを使用して COCAO サーバーの停止と再起動を行なってください。

/opt/SUNWcacao/bin/cacaoadm stop; /opt/SUNWcacao/bin/cacaoadm start


ポータルデスクトップを閉じてもプロキシレットコンソールが閉じない。(#6241355)

説明:

ポータルコンソールからログアウトしても、プロキシレットは実行し続けます。


Netlet の拡張セッション属性が機能しない。(#6252410)

説明:

Netlet セッションがアクティブであるにもかかわらず、ポータルデスクトップセッションがタイムアウトします。

対処方法:

拡張セッション属性の値を更新した場合は、それをセッションに反映するために、ポータルデスクトップからログアウトして再びログインする必要があります。


プロキシレットを通してポータルを起動した場合に Netlet が読み込まれない。(#6296829)

説明:

プロキシレットを通してポータルセッションを開始します。プロキシレットを起動したブラウザの URL がポータルデスクトップの URL で書き換えられ、ポータルデスクトップが起動されます。Netlet を起動すると、ブラウザには「Netlet を読み込み中」というメッセージが表示されますが、起動は失敗します。

Portal Server 管理コンソール


Sun Java System Web Server 6.1 で、Web アプリケーションを 1 つ再配備すると、ほかの Web アプリケーションがすべてリセットされる。(#6327475)

説明:

Web サーバー内の任意の Web アプリケーションに対して配備または配備解除が実行されるたびに、Portal Server 管理コンソールではセッションが失われます。


1 つの Web サーバーインスタンスには複数のポータルインスタンスを作成すべきでない。(#6326901)

説明:

同じ Web サーバーに 2 つのポータルを作成すると、両方のポータルが緊密に連携します。一方のポータルで何らかの操作を行うと、もう一方のポータルにも自動的に反映されます。


WebLogic サーバーでは Portal Server インスタンスの再起動が必要である。(#6339379)

説明:

WebLogic スタータで psadmin create-instance および psadmin create portal を実行するには、Web コンテナを再起動する必要があります。

対処方法:

WebLogic 管理サーバーおよび管理対象サーバーを再起動してください。


dp ファイルのファイル名拡張子が .xml の場合に、ファイルのダウンロードが失敗する。(#6349031)

説明:

拡張子が .xml の dp ファイルを Explorer ブラウザでダウンロードすると、xml ファイルを表示できないというエラーメッセージが表示されます。

対処方法:

拡張子 .xml を持つファイル名は使用しないでください。


ヘルプファイルが Web サーバー SSL マシンに表示されない。(#6351789)

説明:

psconsole にログインし、「ヘルプ」ボタンをクリックします。ヘルプの目次は表示されません。

対処方法:

次の手順を実行します。

  1. ./web-src/common/common-fonfig.xml の JavaHelpBean の管理 Bean 宣言に Bean 管理プロパティー httpPort を追加します。このファイルは、psconsole war ファイル内の common/common-config.xml にあります。

  2. httpPort の値を、Web コンテナで提供されているセキュリティー保護されていないポート (http) に設定します。

例:

次の例は、httpPort をポート 8080 に設定する方法を示しています。

<managed-bean>

<description>The backing bean for the Java Help component</description>

<managed-bean-name>JavaHelpBean </managed-bean-name>

<managed-bean-class>com.sun.web.ui.bean.HelpBackingBean</managed-bean-class>

<managed-bean-scope>request</managed-bean-scope>

<managed-property>

<property-name>jspPath</property-name>

<value>faces</value>

</managed-property>

<managed-property>

<property-name>httpPort</property-name>

<value>8080</value>

</managed-property>

</managed-bean>

上記の例が機能するには、Web コンテナで http ポートがサポートされている必要があります。Bean プロパティーの管理および http ポートの値の設定を行うには、psconsole WAR の unjar および re-jar を追加する必要があります。新しい psconsole WAR を作成したら、変更を反映させるために再配備する必要があります。


管理パネルで、開始位置としてファイルの URL を追加できない。(#6360469)

説明:

ファイルシステムのロボットサイトを編集するとき、開始位置としてファイルの URL の追加に失敗します。

対処方法:

次の手順を実行します。

  1. 次の形式の URL を使用して、ローカルファイルシステムサイトを作成します。

    file:///filepath または file:/localhost/filepath

  2. filterrules.conf ファイルを編集して、ファイルシステムサイト定義の開始位置を追加します。

リライタ


Microsoft Exchange 2003 を使用する場合に、一部のページで GIF ファイルが欠落する。(#6186547)

説明:

多数のインタフェースイメージファイルが欠落します。


iNotes では、「連絡先」タブの下で、ヘルプページが管理コンソールにリダイレクトされる。(#6186541)

説明:

iNotes の「連絡先」タブの「ヘルプ」ボタンをクリックすると、ヘルプページの代わりに管理コンソールページが表示されます。


iNotes が正しくログアウトしない。(#6186544)

説明:

iNotes の「ログアウト」をクリックすると 2 つのオプションが表示されます。どちらのオプションを選択しても、iNotes からログアウトしません。


Microsoft Exchange 2000 SP3 で警告メッセージが表示され、「アクションは取り消されました」メッセージが表示される。(#6186535)

説明:

Exchange 2000 SP3 の次のアクションにおいて、セキュリティー警告メッセージと「アクションは取り消されました」のメッセージが表示されます。

  • 「メール」の下の「新規」タブをクリックする。

  • ドロップボックスリストで任意のアイテムを選択する。

  • 「カレンダ」の下の「新規」タブをクリックする。

  • 空の削除済みアイテムフォルダをクリックする。

  • 新規タスクを作成する。


Microsoft Exchange 2000 SP3 を使用していると、特定のフォルダへのメッセージの移動またはコピー機能が働かない。(#6186534)

説明:

ゲートウェイを経由して Portal Server ソフトウェアにログインし、Microsoft Exchange マシンの詳細設定でブックマークチャネルを編集する場合は、Microsoft Exchange インタフェースの「移動」/「コピー」ボタンをクリックすると、「処理が実行されませんでした」エラーメッセージが表示されます。


Microsoft Exchange 2000 SP3 を使用しているときに、空の削除済みアイテムフォルダをクリックすると「アクションは取り消されました」メッセージが表示される。(#6186540)

説明:

ゲートウェイを経由して Portal Server ソフトウェアにログインし、Microsoft Exchange マシンの詳細設定でブックマークチャネルを編集する場合は、Microsoft Exchange インタフェースで削除済みアイテムを空にすることはできません。


リモート JavaScript 内の URL が正しく書き換えられない。(#6364872)

説明:

リモート JavaScript 内の URL が正しく書き換えられません。


リライタルールセットのコンソールヘルプが提供されていない。(#6327431)

説明:

「リライタルールセット」画面について説明するヘルプオプションはありません。


メールメッセージの作成にすべての色が使用されない。(#6308176)

説明:

ユーザーが選択した色にかかわらず、カラーパレットには紫だけが表示されます。

Secure Remote Access


異なるセッションで Secure Remote Access をインストールすると、インストールが失敗する。(#6333367)

説明:

Portal Server と同じセッションで Secure Remote Access をインストールしてください。

検索、登録、ディスカッション


importmgr ユーティリティーにマニュアルがない。(#6203829)

説明:

インポートエージェントの新しい検索サブコマンドについては、『Sun Java System Portal Server 7 Command-Line Reference』の第 9 章「Search Subcommands - Import Agents」を参照してください。


Linux で連携検索で Google にアクセスできない。(#6335279)

説明:

Google 検索から SOAP 例外がスローされます。これは、HTTP プロキシが SOAP 接続を通過させるように設定されていないためです。

対処方法:

マシンが直接インターネットに接続できるようにしてください。


Google API が完全にはサポートされていない (#6335501)

説明:

現在、特に中国語、日本語、および韓国語では、Google API の 2 バイト文字検索は完全にはサポートされていません。


ラジオボタンが正常に動作しない。(#6361116)

説明:

ロボットのメタデータ抽出プロパティーのラジオボタンは正常に動作しません。

対処方法:

メタデータ抽出を「はい」から「いいえ」に変更するには、filter.conf の行を次のように変更します。

Generate enable=true fn="extract-html-meta" type="text/html"Generate enable=false fn="extract-html-meta" type="text/html" に変更します。

cname 解決を「はい」から「いいえ」に変更するには、robot.conf の行を次のように変更します。

use-dns-cname=trueuse-dns-cname=false に変更します。

WSRP


サンプルポートレット (IPC、検索、推測など) にアクセスすると OPERATION_FAILED_FAULT エラーになる。(#6301203)

説明:

WSRP プロデューサまたはコンシューマ、あるいはその両方の設定後、リモートポートレットにはアクセスできません。


SSL WSRP プロデューサが非 SSL コンシューマと動作しない。(#6292152)

説明:

SSL WSRP プロデューサは非 SSL コンシューマとは動作しません。CACAO では、truststore に SSL サーバーの CA 証明書を格納して、truststore のパスワードを設定する必要があります。

対処方法:

CACAO サーバーの truststore を設定するには、次の手順に従います。

  1. truststore を作成し、keytool コマンドを使用して SSL サーバーの CA 証明書をこの truststore にインポートします。

  2. cacaoadm コマンドを使用して、次に示す JVM プロパティーを設定します。

    • Djavax.net.ssl.truststore

    • Djavax.net.ssl.truststorePassword

    たとえば、cacaoadm set-param java-flags="`cacaoadm get-param java-flags -v` -Djavax.net.ssl.truststore=/tmp/truststore -Djavax.net.ssl.truststorePassword=truststorepass と入力します。

  3. CACAO サーバーを再起動します。


レジストリサーバーのキーストアの場所は、常に /soar/3.0 を基準とする。(#6355673)

説明:

レジストリサーバーの SSO 設定にはキーストアの場所を指定します。この場所は、常に /soar/3.0 を基準としたものと見なされます。

対処方法:

/soar/3.0/jaxr-ebxml/security ディレクトリを作成し、Registry Server から取得した keystore.jks を置きます。


単純なユーザー名とパスワードを受け入れる WSSO ポートレット。(#6355670)

説明:

WSSSO ポートレットでユーザーが指定するユーザー名とパスワードは、ユーザーの完全修飾 DN でなければなりません。

対処方法:

このサンプルポータルの developer ユーザーのユーザー名は、uid=developer,ou=People,o=DeveloperSample,dc=india,dc=sun,dc=com とするとよいでしょう。


psconsole からのレジストリインタフェースが機能しない。(#6356897)

説明:

psconsole からのレジストリ検索は機能しません。

対処方法:

psadmin の search-registry を使用してください。


開発者用サンプルの設定時に create-configured-producer コマンドが失敗する。(#6334366)

説明:

開発者用サンプルの「WSRP のサンプル」タブにリモートポートレットは表示されません。開発者用サンプルの設定時に create-configured-producer コマンドが失敗します。

対処方法:

AM7.0patch1 を使用するとこの問題を修正できます。次の手順でパッチをインストールしてください。

  1. Identity Server をインストーラからインストールします。

  2. AM7.0patch1 をインストールし、インストール手順に従います。

  3. 再び JES インストーラを実行し、Portal Server のインストールを選択します。

既知の問題と制限

Portal Server ソフトウェアの既知の問題と制限は次のとおりです。

再配布可能ファイル

Sun Java System Portal Server 7 には再配布可能なファイルは含まれていません。

問題の報告方法とご意見について

Sun Java System Portal Server で問題が発生した場合は、次のいずれかの方法でカスタマーサポートにお問い合わせください。

サポートのご依頼の前に、次の情報を用意してください。問題を解決するための最善のサポートを提供させて頂くために必要な情報です。

Sun Java System Portal Server, Mobile Access で問題が発生した場合は、サポートに問い合わせる前に、次の情報を用意してください。

問題が、クライアントに関連していると考えられる場合は、次の情報を用意してください。

Sun ではお客様のご意見をお待ちしております

サンマイクロシステムズはマニュアルの品質向上のため、皆様からのご意見、ご感想をお待ちしております。Sun へのフィードバックには、次の URL にある Web ベースのフォームを使用してください。

http://www.sun.com/hwdocs/feedback

完全なドキュメントのタイトルとパーツ番号を該当するフィールドに記入してください。パーツ番号は、7 桁または 9 桁の番号で、マニュアルのタイトルページまたはドキュメントの先頭に記載されています。たとえば、このリリースノートのパート番号は、819-5661 です。

追加情報

次のインターネットのサイトで、Sun Java System の情報を参照できます。