Sun Java System Portal Server 7 リリースノート

ロギング

Portal Server ソフトウェアは、すべてのコンポーネントにわたるロギングのために、Java ロギング API (JSR 47) を使用します。ログおよびログ設定は、どのポータルコンポーネントについても同じです。ログメッセージには、程度別に分類された severe から fine までの 7 つの標準ログレベルがあります。ログは異なるファイルや受信端末装置に配信でき、1 つまたは複数のファイル、すなわち、コンポーネントごとに 1 つのファイルで構成することができます。

ログレベルはモジュールおよびサブモジュールごとに設定できます。また、各コンポーネントのモジュールおよびサブモジュールごとに個別のファイルにログを配信することもできます。各ポータルコンポーネントのロギングは、特定のプロパティーファイルを通して設定できます。

次の 3 つの psadmin サブコマンドは、ポータルインスタンスのロギングを設定します。

list-loggers

ロガーを一覧表示します。ログレベルやログファイル名などのルートロガーの詳細情報を表示することもできます。

set-logger

ロガーのログレベルと個別ファイルを設定します。

reset-logger

ログレベルとログファイルをルートロガーのものにリセットします。