システム間にわたってファイルまたはアプリケーションを配備する前に、このファイルまたはアプリケーションを Sun N1 Service Provisioning System ソフトウェアに認識させ、それをコンポーネントに含める必要があります。
実行する一般的な手順は、すべてのコンポーネントタイプで同じですが、詳細手順は、使用する必要のある実際のタイプによって異なります。
左コントロールパネルの「Common Tasks」セクションの下にある Windows アイコンを選択します。
作成するコンポーネントタイプの横にある「Create New link」をクリックします。
たとえば、バッチファイルを含むコンポーネントを作成するには、次の手順を実行します。
「Components Details Edit」ページで、適切な情報を入力します。
たとえば、バッチファイルの場合、次の情報を入力します。
「Check in Selected Item」をクリックします。
コンポーネントは、コマンド行を使用して作成することもできます。コマンドの詳細については、『Sun N1 Service Provisioning System 5.2 コマンド行インタフェース (CLI) リファレンスマニュアル』の「cdb.rsrc: コンポーネントの管理」を参照してください。
バッチファイル、コマンドファイル、または動的リンクのライブラリファイルなど、単純なファイルには、次のコマンドを使用します。cr_cli -cmd cdb.rsrc.ci -src filename -dst component-name -u username -p password
ここで:
filename は、チェックインするファイルの名前になります。
component-name には、コンポーネントの名前を指定します。
COM+ アプリケーション、レジストリキー、またはデータソース名など、ブラウズする必要のあるファイルについては、コマンドはより複雑になります。ファイルをエクスポートした場合、「Exported File Browser」を使用してファイルをチェックインできます。コマンドでは、sourcePath を指定する必要があります。sourcePath は、このコンポーネントタイプのファイルをブラウズしたときにブラウザインタフェースに表示されるパスです。
次の例では、ファイル dsn.n1test からデータソース名をチェックインします。
%> cr_cli -cmd cdb.rsrc.ci -src exported/dsn.n1test -dst dsn.n1test -type 'com.sun.windows#data source name' -platform 'NM:system#Windows 2000 Server' -pickerName 'Exported File Browser' -extraOpts sourcePath='System DSNn\\1test\\' -u **** -p **** |