Sun N1 Service Provisioning System ユーザーズガイド (BEA WebLogic 6 と WebLogic 7 Plug-In 2.0)

第 3 章 BEA WebLogic プラグインのインストールと構成

この章では、 BEA WebLogic プラグインをインストールして構成する方法について説明します。この章では、次の内容について説明します。

BEA WebLogic プラグインの入手

BEA WebLogic プラグインを入手する手順は 2 段階に分かれます。はじめに BEA WebLogic プラグイン JAR ファイルが含まれたパッケージファイルをシステムに追加する必要があります。そのあとに BEA WebLogic プラグイン JAR ファイルをインポートします。

BEA WebLogic プラグイン は、Sun N1 Service Provisioning System ソフトウェアに対するプラグイン としてパッケージ化されています。プラグインは JavaTM アーカイブ (JAR) ファイルとしてパッケージ化されています。BEA WebLogic プラグイン用のプラグインファイルは、Sun N1 Service Provisioning System Supplement CD または Sun Download Center から入手できます。

パッケージファイルをシステムに追加すると、BEA WebLogic 6.1 および 7 プラグインは 2 種類の JAR ファイルからインポートできます。状況に応じて、適切なファイルを選択してください。

  1. JAR ファイルを含むパッケージを追加します。

  2. JAR ファイルをインポートします。– 「Sun N1 Service Provisioning System への BEA WebLogic プラグインのインポート」

Solaris への BEA WebLogic プラグイン の追加

BEA WebLogic プラグインは、SUNWspswlg パッケージに含まれています。

ProcedureSolaris 用の BEA WebLogic プラグイン を追加する

  1. 端末ウィンドウで、スーパーユーザーになります。

  2. プラグインパッケージを含むディレクトリに移動します。

  3. 次のコマンドを入力し、Return キーを押します。

    # pkgadd -d . SUNWspswlg

    スタンドアロン用 JAR ファイルは /opt/SUNWn1sps/plugins/com.sun.weblogic/ ディレクトリにあります。アップグレード用 JAR ファイルは /opt/SUNWn1sps/plugins/com.sun.weblogic/Upgrade ディレクトリにあります。

Linux への BEA WebLogic プラグイン の追加

BEA WebLogic プラグインは、sun-spswlg-2.0-1.noarch.rpm ファイルに含まれています。

ProcedureLinux 用の BEA WebLogic プラグイン を追加する

  1. 端末ウィンドウで、スーパーユーザーになります。

  2. sun-spswlg-2.0-1.noarch.rpm ファイルを含むディレクトリに移動します。

  3. 次のコマンドを入力し、Return キーを押します。

    # rpm –i sun-spswlg-2.0-1.noarch.rpm

    スタンドアロン用 JAR ファイルは /opt/sun/N1_Service_Provisioning_System/plugins/com.sun.weblogic/ ディレクトリにあります。アップグレード用 JAR ファイルは /opt/sun/N1_Service_Provisioning_System/plugins/com.sun.weblogic/Upgrade ディレクトリにあります。

Windows への BEA WebLogic プラグイン の追加

BEA WebLogic プラグインは、sun-spswlg-2.0.msi ファイルに含まれています。

ProcedureWindows 用の BEA WebLogic プラグイン を追加する

  1. sun-spswlg-2.0.msi ファイルを含むディレクトリに移動します。

  2. sun-spswlg-2.0.msi ファイルをダブルクリックします。

    インストーラの GUI が起動されます。JAR ファイルは、C:\Program Files\N1 Service Provisioning System\plugins\com.sun.weblogic ディレクトリにコピーされます。

Sun N1 Service Provisioning System への BEA WebLogic プラグインのインポート

ある特定のプラグインを Sun N1 Service Provisioning System に認識させるには、そのプラグインをマスターサーバーにインポートする必要があります。旧バージョンの BEA WebLogic プラグインがすでにインポートされている場合は、新しいプラグインにアップグレードする必要があります。

Procedureブラウザインタフェースを使用して BEA WebLogic プラグインをインポートする

プラグインをインポートまたはアップグレードするには、『Sun N1 Service Provisioning System 5.2 システム管理者ガイド』の第 5 章「プラグインの管理」 で詳しく説明されている手順に従います。

  1. ブラウザインタフェースのメインウィンドウの「Administrative」セクションで、「Plug-ins」をクリックします。

  2. 「Plug-ins」ページの「Action」列で「Import」をクリックします。

  3. JAR ファイルの場所に移動します。

    • BEA WebLogic プラグインをはじめてインポートする場合は、 com.sun.weblogic_2.0.jar ファイルを選択します。

    • 旧バージョンの BEA WebLogic プラグインがすでにインポートされている場合は、com.sun.weblogic_1.1_2.0.jar ファイルを選択します。

  4. 「Continue to Import」ボタンをクリックします。

    インポートが正常に終了すると、プラグインの詳細ページが開いて、そのプラグインが提供するオブジェクトが表示されます。

ProcedureCLI を使用して BEA WebLogic プラグインをインポートする

コマンド行を使用して、プラグインをインポートすることもできます。

    CLI からプラグインファイルをインポートするには、次のように入力します。


    % cr_cli -cmd plg.p.add -path plugin-filename -u username -p password
    
    • BEA WebLogic プラグインをはじめてインポートする場合は、plugin-filenamecom.sun.weblogic_2.0.jar になります。

    • 旧バージョンの BEA WebLogic プラグインがすでにインポートされている場合は、plugin-filenamecom.sun.weblogic_1.1_2.0.jar になります。

環境に応じたソリューションのカスタマイズ

個々の環境に合わせて BEA WebLogic プラグインをカスタマイズする方法については、com.sun.weblogic_2.0.jar または com.sun.weblogic_1.1_2.0.jarreadme.txt ファイルで説明されています。

BEA WebLogic プラグイン へのパッチの適用

BEA WebLogic プラグインに適用可能なパッチは、SunSolve サイトを確認します。パッチを適用するには、パッチの README ファイルの手順に従います。