Sun N1 Service Provisioning System ユーザーズガイド (BEA WebLogic 6 と WebLogic 7 Plug-In 2.0)

第 4 章 BEA WebLogic プラグインの使用法

BEA WebLogic プラグインは特別なコンポーネントタイプを提供し、WebLogic アプリケーションの作業に必要な機能に簡単にアクセスできるようにします。この章では、次の内容について説明します。


注 –

installPath 変数の値は、/optc:mydir などの絶対パスを指定しないかぎり、デフォルトのリモートエージェントディレクトリの相対パスとして扱われます。 たとえば、Windows リモートエージェントで installPath 変数を c/mydir に設定し、デフォルトのリモートエージェントディレクトリ c:\Program Files\N1 Service Provisioning System\agent でエージェントにファイルを配備すると、ファイルは c:\Program Files\N1 Service Provisioning System\agent\c\mydir に配備されます。


WebLogic サーバーおよびクラスタの作成と管理

プロビジョニングソフトウェアで WebLogic サーバーと WebLogic クラスタの作成と管理を行うには、「WebLogic Common Tasks」ページを使用します。具体的には次のような作業を実行できます。

Procedure7.0 用の WebLogic Admin Server を作成する

  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebLogic」をクリックします。

  2. 「WebLogic Common Tasks」ページで、「Manage 7.0 Admin Servers」をクリックします。

  3. 7.0 Admin Server コンポーネントの「Components Details」ページで、「default:install」の隣にある「Run action」をクリックします。

  4. この Admin Server の変数を設定するには、ウィンドウの「Plan Parameters」セクションにある「Select from List」をクリックします。

    • デフォルト値とは異なる値を持つ新しい変数設定セットを作成するには、「Create Set」をクリックします。

      「Select Variable Setting From List」ウィンドウが表示されます。

      1. テーブルの最上部にあるテキストフィールドに、新しい変数設定セットの名前を入力します。

      2. WebLogic Admin Server の名前を指定するには、「adminHost」の隣にあるボックスをクリックし、フィールド内に名前を入力します。

      3. WebLogic Admin Server のデフォルトのポート番号値 7001 を変更するには、「adminPort」の隣にあるボックスをクリックし、フィールド内に新しい番号を入力します。

      4. セキュリティー保護された HTTP を使用して WebLogic Admin Server に接続するよう指定するには、「secureConnect」の隣にあるボックスをクリックし、フィールド内に「True」と入力します。

      5. WebLogic のインストール先となるパスを変更するには、「wlHomeDir」の隣にあるボックスをクリックし、フィールド内にパスを入力します。

      6. WebLogic ドメイン名を変更するには、「domainName」の隣にあるボックスをクリックし、フィールド内にドメイン名を入力します。

        ほかの変数はあらかじめ定義されていますが、必要に応じて変更することもできます。

        • targetRefName は、ホスト名の値とドメイン名の値に基づいて作成されます。この変数は、:[target:sys.hostName ]_admin_:[domainName] という書式になります。

        • installPath は、ドメイン名の値に基づいて作成されます。この変数は、admin_:[ domainName] という書式になります

        • webLogicJARPath は、WebLogic ホームディレクトリの値に基づいて作成されます。この変数は、 :[wlHomeDir]:[/]weblogic700:[/]server:[/]lib:[/]weblogic.jar という書式になります。

        • domainRootuser_projects です

      7. コンポーネント変数の値を更新したあと、「Save」をクリックします。

        テーブル内に新しい変数設定が表示されます。

      8. 「Select」をクリックします。

    • 別のコンポーネントの変数設定を使用するには、「Import Set」をクリックします。

      「Import Variable Settings」ウィンドウが表示されます。

      1. 必要に応じ、インポートする変数設定がなされているコンポーネントが入ったフォルダに移動します。

      2. コンポーネントのバージョンを選択します。


        注 –

        変数設定は、コンポーネントのバージョンごとに異なってもかまいません。


      3. 「Import Variable Settings」をクリックします。

        インポートされた変数設定がテーブル内に表示されます。

      4. 「Select」をクリックします。

  5. ターゲットホストを選択します。

  6. 「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。

Procedure6.1 用の WebLogic Admin Server を作成する

  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebLogic」をクリックします。

  2. 「WebLogic Common Tasks」ページで、「Manage 6.1 Admin Servers」をクリックします。

  3. 6.1 Admin Server コンポーネントの「Components Details」ページで、「default:install」の隣にある「Run action」をクリックします。

  4. この Admin Server の変数を設定するには、ウィンドウの「Plan Parameters」セクションにある「Select from List」をクリックします。

    • デフォルト値とは異なる値を持つ新しい変数設定セットを作成するには、「Create Set」をクリックします。

      「Select Variable Setting From List」ウィンドウが表示されます。

      1. テーブルの最上部にあるテキストフィールドに、新しい変数設定セットの名前を入力します。

      2. WebLogic Admin Server の名前を指定するには、「adminHost」の隣にあるボックスをクリックし、フィールド内に名前を入力します。

      3. WebLogic Admin Server のデフォルトのポート番号値 7001 を変更するには、「adminPort」の隣にあるボックスをクリックし、フィールド内に新しい番号を入力します。

      4. セキュリティー保護された HTTP を使用して WebLogic Admin Server に接続するよう指定するには、「secureConnect」の隣にあるボックスをクリックし、フィールド内に「True」と入力します。

      5. WebLogic のインストール先となるパスを変更するには、「wlHomeDir」の隣にあるボックスをクリックし、フィールド内にパスを入力します。

      6. WebLogic ドメイン名を変更するには、「domainName」の隣にあるボックスをクリックし、フィールド内にドメイン名を入力します。

        ほかの変数はあらかじめ定義されていますが、必要に応じて変更することもできます。

        • targetRefName は、ホスト名の値とドメイン名の値に基づいて作成されます。この変数は、:[target:sys.hostName ]_admin_:[domainName] という書式になります。

        • installPath は、ドメイン名の値に基づいて作成されます。この変数は、admin_:[ domainName] という書式になります

        • webLogicJARPath は、WebLogic ホームディレクトリの値に基づいて作成されます。この変数は、 :[wlHomeDir]:[/]lib:[/]weblogic.jar という書式になります。

      7. コンポーネント変数の値を更新したあと、「Save」をクリックします。

        テーブル内に新しい変数設定が表示されます。

      8. 「Select」をクリックします。

    • 別のコンポーネントの変数設定を使用するには、「Import Set」をクリックします。

      「Import Variable Settings」ウィンドウが表示されます。

      1. 必要に応じ、インポートする変数設定がなされているコンポーネントが入ったフォルダに移動します。

      2. コンポーネントのバージョンを選択します。


        注 –

        変数設定は、コンポーネントのバージョンごとに異なってもかまいません。


      3. 「Import Variable Settings」をクリックします。

        インポートされた変数設定がテーブル内に表示されます。

      4. 「Select」をクリックします。

  5. ターゲットホストを選択します。

  6. 「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。

ProcedureWebLogic クラスタを作成する

WebLogic サーバークラスタは複数の WebLogic サーバーインスタンスから構成されています。これらのサーバーインスタンスが同時に実行し、連係動作することで拡張性と信頼性が向上しています。クライアントから見ると、1 つのクラスタが単一の WebLogic サーバーインスタンスのように見えます。クラスタを構成するサーバーインスタンスは、同一マシン上で実行したり、複数のマシンに配置することができます。クラスタ内の各サーバーインスタンスは、同じバージョンの WebLogic サーバーを使用する必要があります。


注 –

Sun N1 Service Provisioning System 環境では、クラスタを作成してから、そのクラスタ内に配置する管理対象サーバーを作成する必要があります。変数リストの引数のうちクラスタホスト名は、管理対象サーバーを作成する際には省略可能な引数の 1 つです。このクラスタホスト名は、管理対象サーバーのインストール時にそのサーバーに対する依存関係を作成するために使用されるものです。管理対象サーバーをクラスタよりも先に作成した場合にはクラスタホストは存在せず、依存関係の作成は失敗します。


  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebLogic」をクリックします。

  2. 「WebLogic Common Tasks」ページで、「Manage Clusters」をクリックします。

  3. WebLogic クラスタコンポーネントの「Components Details」ページで、「default:install」の隣にある「Run action」をクリックします。

  4. このクラスタの変数を設定するには、ウィンドウの「Plan Parameters」セクションにある「Select from List」をクリックします。

    • デフォルト値とは異なる値を持つ新しい変数設定セットを作成するには、「Create Set」をクリックします。

      「Select Variable Setting From List」ウィンドウが表示されます。

      1. テーブルの最上部にあるテキストフィールドに、新しい変数設定セットの名前を入力します。

      2. クラスタの名前を指定するには、「targetName」の隣にあるボックスをクリックし、フィールド内にクラスタ名を入力します。

      3. コンポーネント変数の値を更新したあと、「Save」をクリックします。

        テーブル内に新しい変数設定が表示されます。

      4. 「Select」をクリックします。

    • 別のコンポーネントの変数設定を使用するには、「Import Set」をクリックします。

      「Import Variable Settings」ウィンドウが表示されます。

      1. 必要に応じ、インポートする変数設定がなされているコンポーネントが入ったフォルダに移動します。

      2. コンポーネントのバージョンを選択します。


        注 –

        変数設定は、コンポーネントのバージョンごとに異なってもかまいません。


      3. 「Import Variable Settings」をクリックします。

        インポートされた変数設定がテーブル内に表示されます。

      4. 「Select」をクリックします。

  5. クラスタを定義するターゲット WebLogic Admin Server を選択します。

  6. 「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。

  7. 説明に従ってクラスタに含めるサーバーインスタンスを作成します。

ProcedureWebLogic サーバーインスタンスを管理する

存在する WebLogic 管理サーバーごとに、複数のサーバーインスタンスを実行できます。この作業では、WebLogic サーバーインスタンスの作成、起動、および停止の方法について説明します。


注 –

Sun N1 Service Provisioning System の外部で WebLogic アプリケーションを管理することは避けてください。プロビジョニングソフトウェアを使用する場合、プロビジョニングソフトウェアのみを使用して WebLogic アプリケーションを管理する必要があります。


  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebLogic」をクリックします。

  2. 「WebLogic Common Tasks」ページで、「Manage Server Instances」をクリックします。

  3. 管理対象のサーバーインスタンスを作成するには、「Default: Install in the Components Procedures list」の隣にある「Run action」をクリックします。

    1. この管理対象サーバーに適用する変数セットを選択するには、ウィンドウの「Plan Parameters」セクションにある「Select from List」をクリックします。

      • デフォルト値とは異なる値を持つ新しい変数設定セットを作成するには、「Create Set」をクリックします。

        「Select Variable Setting From List」ウィンドウが表示されます。

        1. テーブルの最上部にあるテキストフィールドに、新しい変数設定セットの名前を入力します。

        2. この管理対象のサーバーインスタンスが実行される WebLogic Admin Server の名前を指定するには、「adminServerHostName」の隣にあるボックスをクリックし、フィールド内に名前を入力します。これは、既存の WebLogic Admin Server 名でなければなりません。

        3. 管理対象サーバーインスタンスの名前を指定するには、「targetName」の隣にあるボックスをクリックし、フィールド内に名前を入力します。

          この名前は、targetRefName 内で管理対象サーバーインスタンスの実際の名前を作成するために使用されます。

        4. 管理対象サーバーインスタンスのフルネームを指定するには、「targetRefName」の隣にあるボックスをクリックし、フィールド内に名前を入力します。

          デフォルトでは、ホスト名、ホストのタイプ (“server” など)、先の手順で指定した targetName の順に並んだものが targetRefName となります。

        5. 管理対象サーバーインスタンスのインストール先となるパスを指定するには、「installPath」の隣にあるボックスをクリックし、完全パス名を指定します。

          デフォルトでは、ホストのタイプに基づいて installPath が生成され、そのあとに adminServerHostName またはターゲットとなることのできるその他のコンポーネントのドメイン名が続き、さらに targetName が続きます。


          注 –

          installPath 変数の値は、/optc:mydir などの絶対パスを指定しないかぎり、デフォルトのリモートエージェントディレクトリの相対パスとして扱われます。 たとえば、Windows リモートエージェントで installPath 変数を c/mydir に設定し、デフォルトのリモートエージェントディレクトリ c:\Program Files\N1 Service Provisioning System\agent でエージェントにファイルを配備すると、ファイルは c:\Program Files\N1 Service Provisioning System\agent\c\mydir に配備されます。


        6. この管理対象サーバーをクラスタに含める場合は、clusterHostName を指定します。


          注 –

          管理対象サーバーは、このクラスタの存在に依存します。クラスタがまだ存在しない場合は、まずクラスタを作成し、そのあと管理対象サーバーインスタンスの作成に戻る必要があります。


        7. WebLogic 起動スクリプトの完全パスを指定します。

          適切なスクリプトが存在しないと、WebLogic サーバーインスタンスを起動することはできません。必要に応じて、デフォルトの WebLogic 起動スクリプトを変更してください。具体的には、次に示す変数の値を必ず指定する必要があります。

          • SERVER_NAME=server_name — WebLogic 管理サーバーの名前。managed2 など。

          • ADMIN_URL=URL_for_server — WebLogic サーバーの URL。http://myplace.domain.me.com:7001/ など。

          • WLS_USER=${1} — WebLogic サーバーに使用するユーザー名。${1} という表記は、スクリプトの呼び出し時にユーザーが提供する最初の引数を WebLogic ユーザー名に設定することを意味します。このように指定すると、サーバーの起動時にユーザー名の入力を求めるプロンプトが表示されなくなります。

          • WLS_PW=${2} — WebLogic ユーザー名のパスワード。${2} という表記は、スクリプトの呼び出し時に 2 つめの引数としてユーザーが指定するパスワードを WebLogic パスワードに設定することを意味します。このように指定すると、サーバーの起動時にパスワードの入力を求めるプロンプトが表示されなくなります。


          注 –

          起動スクリプトにこれらの変更を加える場合は、スクリプト内の古い情報を必ず削除してください。古い情報が残っていると、ユーザーが定義する値は無効になります。また、スクリプトはバックグラウンドで実行されるように設定し、スクリプトの入出力ストリームはリダイレクトしてください。


        8. コンポーネント変数の値を更新したあと、「Save」をクリックします。

          テーブル内に新しい変数設定が表示されます。

        9. 「Select」をクリックします。

          管理対象サーバーインスタンスの「Components Details」ページに戻ります。

      • 別のコンポーネントの変数設定を使用するには、「Import Set」をクリックします。

        「Import Variable Settings」ウィンドウが表示されます。

        1. 必要に応じ、インポートする変数設定がなされているコンポーネントが入ったフォルダに移動します。

        2. コンポーネントのバージョンを選択します。


          注 –

          変数設定は、コンポーネントのバージョンごとに異なってもかまいません。


        3. 「Import Variable Settings」をクリックします。

          インポートされた変数設定がテーブル内に表示されます。

        4. 「Select」をクリックします。

          管理対象サーバーインスタンスの「Components Details」ページに戻ります。

    2. 管理対象サーバーインスタンスの「Components Details」ページで、この管理対象サーバーインスタンスを実行するターゲットホストを選択します。

    3. 「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。

  4. WebLogic 管理対象サーバーインスタンスを起動するには、管理対象サーバーインスタンスの「Components Details」ページにある「Component Procedures」リストの「Start」の隣にある「Run action」をクリックします。

    1. 管理対象サーバーを選択します。

    2. 「Run Selected Installations」をクリックします。

    3. 「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。

  5. WebLogic 管理対象サーバーインスタンスを停止するには、管理対象サーバーインスタンスの「Components Details」ページにある「Component Procedures」リストの「Stop」の隣にある「Run action」をクリックします。

    1. 管理対象サーバーを選択します。

    2. 「Run Selected Installations」をクリックします。

    3. 「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。

WebLogic アプリケーションの取得と編集

「WebLogic Common Tasks」ページでは、WebLogic Enterprise アプリケーション、EJBTM アプリケーション、および Web アプリケーションの取得、構成、配備が可能になります。

具体的には次のような作業を実行できます。


注 –

Sun N1 Service Provisioning System の外部では、WebLogic アプリケーションの配備や管理を行わないでください。プロビジョニングソフトウェアを使用する場合、プロビジョニングソフトウェアのみを使用して WebLogic アプリケーションを管理する必要があります。


ProcedureWebLogic エンタープライズアプリケーションまたは EAR ファイルを取得する

  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebLogic」をクリックします。

  2. 「WebLogic Common Tasks」ページの「Enterprise Applications (EARs)」セクションで、「Create New」をクリックします。

  3. このコンポーネントのラベルを入力します。

  4. このコンポーネントの説明を入力します。

  5. このエンタープライズアプリケーションが存在する WebLogic Admin Server を選択します。

  6. 階層をナビゲートして、取得するエンタープライズアプリケーションを検索します。

  7. 「Check-in Selected Item」をクリックします。

  8. 「check-in」ページの情報を確認して、「Continue to Check-in」をクリックします。

ProcedureWebLogic Web アプリケーションまたは WAR ファイルを取得する

  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebLogic」をクリックします。

  2. 「WebLogic Common Tasks」ページの「Web Applications (WARs)」セクションで、「Create New」をクリックします。

  3. このコンポーネントのラベルを入力します。

  4. このコンポーネントの説明を入力します。

  5. この Web アプリケーションが存在する WebLogic Admin Server を選択します。

  6. 階層をナビゲートして、取得する Web アプリケーションを検索します。

  7. 「Check-in Selected Item」をクリックします。

  8. 「check-in」ページの情報を確認して、「Continue to Check-in」をクリックします。

ProcedureWebLogic JAR ファイルを取得する

  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebLogic」をクリックします。

  2. 「WebLogic Common Tasks」ページの「Java Archives Containing EJBs (JARs)」セクションで、「Create New」をクリックします。

  3. このコンポーネントのラベルを入力します。

  4. このコンポーネントの説明を入力します。

  5. この JAR ファイルが存在する WebLogic Admin Server を選択します。

  6. 階層をナビゲートして、取得する JAR ファイルを検索します。

  7. 「Check-in Selected Item」をクリックします。

  8. 「check-in」ページの情報を確認して、「Continue to Check-in」をクリックします。

コンポーネントタイプ

BEA WebLogic プラグインには WebLogic に固有の複数のコンポーネントタイプが含まれています。これらのコンポーネントタイプを使用すると、最も一般的な WebLogic アプリケーションコンポーネントの多くを素早くモデル化し、特定のリソースとインストール、アンインストール、エクスポート、およびスナップショット動作を自動的に関連付けることができます。サーバーやクラスタを作成、管理する際には、コンポーネントタイプの多くがソフトウェアにより使用されます。このため、ユーザーが直接使用するコンポーネントタイプはわずかです。

エンタープライズアプリケーション (EAR) コンポーネントタイプ

このタイプのコンポーネントは、エンタープライズアプリケーションをモデル化します。このコンポーネントは、エンタープライズアプリケーションアーカイブ (EAR) またはパッケージとして EAR の拡張版を含むことができます。

エンタープライズアプリケーションのブラウズ

次のブラウザのいずれかを使用して、このコンポーネントタイプのエンタープライズアプリケーションを選択できます。

エンタープライズアプリケーションのインストール

エンタープライズアプリケーションのコンポーネントをインストールするには、WebLogic サーバーまたはクラスタをターゲットホストとして使用する必要があります。インストールプロセスにより、次の 3 つの主要タスクが実行されます。

  1. ターゲットへの EAR ファイルのインストール。

  2. WebLogic 管理サーバーへの EAR の登録。

  3. ドメインのブラウズで以前に取得されたプロパティーの適用。

エンタープライズアプリケーションのアンインストール

エンタープライズアプリケーションのコンポーネントをアンインストールすると、そのエンタープライズアプリケーションはターゲットから外れますます。エンタープライズアプリケーションをターゲットにしているサーバーまたはクラスタが存在しない場合には、管理サーバーから登録コンポーネントが削除されます。

エラー状態

表 4–1 WebLogic エンタープライズアプリケーションのエラー状況

アクション 

条件 

結果 

インストール 

トポロジが正しく構成されていない (ターゲットホストが正しいドメインホストをポイントしていない) 

ターゲット化が失敗する 

インストール 

ターゲットホストが有効な WebLogic ターゲットではない 

インストールが禁止される 

ブラウズ/インストール/アンインストール 

資格が適切に構成されていない。 

操作が失敗する 

ブラウズ 

ドメインホストでパスが正しく構成されていない。 

ブラウズが失敗する 

Web アプリケーション (WAR) コンポーネントタイプ

このタイプのコンポーネントには Web アプリケーションが含まれます。コンポーネントには、Web アプリケーションとその関連設定を含めることも、あるいは設定は含めずに Web アプリケーションだけを含めることもできます。

Web アプリケーションのブラウズ

次のブラウザのいずれかを使用して、このコンポーネントタイプの Web アプリケーションを選択できます。

Web アプリケーションのインストール

Web アプリケーションのコンポーネントをインストールするには、WebLogic サーバーまたはクラスタをターゲットホストとして使用する必要があります。このインストールでは、コンポーネントがこのターゲットにインストールされ、包含されている登録コンポーネントがターゲットの管理サーバーにインストールされます。

Web アプリケーションのアンインストール

Web アプリケーションのコンポーネントをアンインストールすると、その Web アプリケーションはターゲットからターゲット解除されます。Web アプリケーションをターゲットにしているサーバーまたはクラスタが存在しない場合には、管理サーバーから登録コンポーネントが削除されます。

エラー状態

表 4–2 WebLogic Web アプリケーションのエラー状況

アクション 

条件 

結果 

インストール 

トポロジが正しく構成されていない (ターゲットホストが正しいドメインホストをポイントしていない) 

ターゲット化が失敗する。 

インストール 

ターゲットホストが有効な WebLogic ターゲットではない。 

インストールが禁止される。 

ブラウズ/インストール/アンインストール 

資格が適切に構成されていない。 

操作が失敗する。 

ブラウズ 

ドメインホストでパスが正しく構成されていない。 

ブラウズが失敗する。 

EJB コンポーネントタイプを含む Java アーカイブファイル

ブラウズ

次のブラウザのいずれかを使用して、このコンポーネントタイプの JAR または EJB ファイルを選択できます。

インストール

このタイプのコンポーネントをインストールする場合は、ファイルまたはディレクトリはインストールパスに基づいてファイルシステムにコピーされます。コピーが終了すると、そのファイルまたはディレクトリは WebLogic 管理サーバーに登録されます。

アンインストール

このタイプのコンポーネントをアンインストールすると、マスターサーバーからファイルまたはディレクトリが削除されます。

エラー状態

表 4–3 WebLogic EJB コンテナのエラー状態

アクション 

条件 

結果 

アンインストール 

依存する WebLogic EJB が依然としてインストールされている。 

依存関係を示し、アンインストールが失敗する。 

プラン

BEA WebLogic プラグインには、定義済みプランは含まれていません。

リソース

BEA WebLogic プラグインには、追加リソースは含まれていません。