Sun N1 Service Provisioning System ユーザーズガイド (Oracle Database Plug-In 3.0)

データベースの作成と使用

データベースについて

Oracle データベースには 3 つの種類があります。

ProcedureOracle 9i データベースを作成する

  1. N1 SPS ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで Oracle Database 9i を選択します。

  2. 「Oracle Database 9i Common Tasks」ページで「Create」をクリックします。

  3. 「Plans Details」ページで「Run」をクリックします。

  4. 「Plan Details Run」ページで、データベースを作成するターゲットホストを選択します。

  5. 「Plan Details Run」ページでプランの変数情報を入力します。

    1. 必要な場合は Oracle Service の名前を変更します。

    2. このサービスをデフォルトサービスにする場合は、チェックボックスをクリックします。

    3. このデータベースに適用するデータベーステンプレートの名前を入力します。

      デフォルトのデータベーステンプレートは General_Purpose です。このテンプレートは、データベースが、複数のトランザクションタイプに対して使用されることを意味します。そのほかのテンプレートとしては次のものがあります。

      • Data_Warehouse – 長時間を要する非定型的な照会に最適なデータベース

      • Transaction_Processing – 多数の短いトランザクションや定型的な照会に使用するトランザクション指向のデータベース

    4. 必要な場合は、データベースに使用する文字セットを変更します。

      デフォルトの文字セットは Western European (ISO 8859) です。Oracle での文字セットについては、Oracle のマニュアルを参照してください。

  6. 「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。

ProcedureOracle 10g データベースを作成する

  1. N1 SPS ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで Oracle Database 10g を選択します。

  2. 「Oracle Database 10g Common Tasks」ページで「Create」をクリックします。

  3. 「Plans Details」ページで「Run」をクリックします。

  4. 「Plan Details Run」ページで、データベースを作成するターゲットホストを選択します。

  5. 「Plan Details Run」ページでプランの変数情報を入力します。

    1. 必要な場合は Oracle Service の名前を変更します。

    2. このサービスをデフォルトサービスにする場合は、チェックボックスをクリックします。

    3. このデータベースに適用するデータベーステンプレートの名前を入力します。

      デフォルトのデータベーステンプレートは General_Purpose です。このテンプレートは、データベースが、複数のトランザクションタイプに対して使用されることを意味します。そのほかのテンプレートとしては次のものがあります。

      • Data_Warehouse – 長時間を要する非定型的な照会に最適なデータベース

      • Transaction_Processing – 多数の短いトランザクションや定型的な照会に使用するトランザクション指向のデータベース

    4. このデータベースに対して使用するストレージタイプを選択します。

      • デフォルトでは、ストレージタイプは FS (ファイルシステム) です。

      • ASM (Automatic Storage Management) では、高可用性 (RAID) ソリューションがサポートされます。

        そのほかの情報や、そのほかのユーザー設定を実行する必要がある場合は、Oracle のマニュアルを参照してください。

        ASM ストレージタイプを使用する場合は、4 つのフィールドに追加情報を指定する必要があります。

        1. ASM 用に使用する一連の raw ディスクを入力します。

        2. 採用する ASM 冗長性タイプを選択します。

        3. ASM 用に使用するディスクグループの名前を入力します。

        4. ASM 管理用に使用するパスワードを入力します。

      • RAW では、どのファイルシステムユーティリティーもサポートされません。

    5. 会社全体をローカルの Web サイトから管理するか、中央の Web サイトから管理するかを選択します。

      中央の Web サイトから一元的に管理する場合は、URL を指定します。


      注 –

      一元的な管理を行う場合は、データベースを作成する前に、管理エージェントをターゲットにインストールする必要があります。ここでローカル管理を選択しても、あとで一元的な管理に変更することができます。


    6. 必要な場合は、データベースに使用する文字セットを変更します。

      デフォルトの文字セットは Western European (ISO 8859) です。Oracle での文字セットについては、Oracle のマニュアルを参照してください。

    7. (省略可能) Flash バックアップを有効にする場合は、バックアップディレクトリへのパスを入力します。

  6. 「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。

同じホストで Oracle 9i と 10g を使用する方法

ソフトウェアのインストールとデータベースの作成が終わったら、ソフトウェアの両バージョンを同じホストで実行するために、Oracle ネットサービス構成を結合する必要があります。基本的には、ネットサービス名とリスナー情報をホスト上の 1 つのリスナーとして結合する必要があります。詳細は、Oracle のマニュアルを参照してください。