プロビジョニングシステムを介して WebLogic で作業を行う場合、Sun N1 Service Provisioning System コマンド行と WebLogic コマンド行の 2 つのコマンド行を使用できます。
デフォルトでは、プロビジョニングシステムのコマンド行インタフェースは次のディレクトリにあります。/opt/SUNWn1sps/N1_Service_Provisioning_system_5.1/cli/bin/cr_cli
BEA WebLogic 8 プラグインオブジェクトは、/com/sun/weblogic8 フォルダにあります。
ほかのカスタムコンポーネントやプランとほぼ同じように、プラグインコンポーネントやプランを操作できます。ただし、コンポーネントまたはプランに変更を加える場合、コンポーネントまたはプランを新しいフォルダに保存し、そのフォルダで変更を行う必要があります。プロビジョニングシステム のコマンド行インタフェースの使用方法についての詳細は、『Sun N1 Service Provisioning System 5.2 コマンド行インタフェース (CLI) リファレンスマニュアル』の第 1 章「コマンド行インタフェースの使用」を参照してください。
WebLogic コマンド行は、「WebLogic 8 Common Task」ページからアクセスできます。WebLogic 8 コマンド行インタフェースの詳細は、BEA の Web サイトにある WebLogic Server Command Referenceを参照してください。
任意の管理サーバーまたは管理対象サーバーで WebLogic コマンドを実行できます。
ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで「WebLogic 8」をクリックします。
管理サーバーと管理対象サーバーのどちらでコマンドを実行するかを選択します。
管理サーバーでコマンドを実行する場合は、「Domain Management: Start」をクリックします。
管理対象サーバーでコマンドを実行する場合は、「Application Server Management: Start」をクリックします。
「component Details」ページが表示されます。
「Run-cli」コンポーネントプロシージャーを選択し、「Run」をクリックします。
プランの「Run」ページが表示されます。
CLI を実行する AdminServer 仮想ホストまたは管理対象サーバー仮想ホストを選択し、「Run Selected Installations」をクリックします。
プラン変数のフィールドに必要な情報を入力します。
多くのプラン変数には情報が必要ないため、空白のままにしておくことができます。次の表で、オプション変数を説明します。
サーバーへの接続に SSL を使用しない場合、この変数は無視しても構いません。
これはユーザー名の変数です。ユーザー名とパスワードの変数は、 ユーザー構成ファイルおよびキーファイル変数と相互に排他的です。ユーザー名およびパスワードと、ユーザー構成ファイルおよびキーファイル位置のどちらかを指定します。
これらはパスワード変数です。ユーザー名とパスワードの変数は、 ユーザー構成ファイルおよびキーファイル変数と相互に排他的です。ユーザー名およびパスワードと、ユーザー構成ファイルおよびキーファイル位置のどちらかを指定します。
これはユーザー構成ファイル変数です。ユーザー名とパスワードの変数は、 ユーザー構成ファイルおよびキーファイル変数と相互に排他的です。ユーザー名およびパスワードと、ユーザー構成ファイルおよびキーファイル位置のどちらかを指定します。
これはキーファイル変数です。ユーザー名とパスワードの変数は、 ユーザー構成ファイルおよびキーファイル変数と相互に排他的です。ユーザー名およびパスワードと、ユーザー構成ファイルおよびキーファイル位置のどちらかを指定します。
「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。
次の例では WebLogic FORCESHUTDOWN コマンドを使用して、各 Run-cli プラン変数の入力を説明します。
実行する Weblogic CLI (weblogic.Admin または weblogic.Deployer): |
weblogic.Admin |
コマンドの SSL 引数: | |
コマンドを実行するサーバーインスタンスの待機アドレス: |
sun03 「これは AdminServer の名前です。」 |
コマンドを実行するサーバーインスタンスの待機ポート: |
7001 |
コマンドのターゲットを表示または修正する適切なアクセス権が必要なユーザーの名前: |
admin |
ユーザー名と関連付けられたパスワード: |
xxxxx |
暗号化されたユーザー名とパスワードが含まれる、ユーザー構成ファイルの名前と位置: | |
キーファイルの名前と位置: | |
実行するコマンドの名前: |
FORCESHUTDOWN |
コマンドの引数: |
Server-one |
プロビジョニングシステムのブラウザインタフェースからは WebLogic Server Scripting Tool (WLST) を使用できます。WLST を使用して管理タスクと構成変更を行う方法の詳細は、BEA の WebLogic Server の Using the WebLogic Server Scripting Tool を参照してください。
まず WebLogic スクリプトコンポーネントを作成してから、それをインストールする必要があります。
ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで「WebLogic 8」をクリックします。
「Command Line Interface: Create」リンクをクリックします。
コンポーネントの「Edit」ページが表示されます。
新しい WebLogic スクリプトコンポーネントの名前を入力します。
(省略可能) コンポーネントのラベルと説明を入力します。
ファイルシステム上の WebLogic スクリプトファイルのコピーがあるホストを選択します。
ホストのファイルシステムをナビゲートし、ファイルを選択します。
「Check In Selected Item」をクリックします。
コンポーネントの「Check In」ページが表示されます。
編集アクセス権を持っているフォルダを選択します。
「Continue to Check In」をクリックします。
WebLogic スクリプトコンポーネントをインストールするには、プロビジョニングシステム内にスクリプトコンポーネントが存在する必要があります。「WebLogic スクリプトコンポーネントを作成する」を参照してください。
ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで「WebLogic 8」をクリックします。
「Command Line Interface: View All」リンクをクリックします。
「Components」ページが表示されます。
インストールする WLScript コンポーネントの行で「Details」をクリックします。
コンポーネントの「Details」ページが表示されます。
「Component Procedures」テーブルで「Default: Install」プロシージャーを選択し、「Run」をクリックします。
プランの「Run」ページが表示されます。
ターゲットホストを選択します。
AdminServer の仮想ホストをターゲットにします。
ライセンスのインストール用にコンポーネント変数を変更する必要はありません。
(省略可能) ソフトウェアをインストールした WebLogic ユーザーの名前をを「RunAs」フィールドに入力します。
このユーザーは、ソフトウェアインストールプランで使用される webLogicUser 変数によって表されます。
「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。