Sun N1 Service Provisioning System ユーザーズガイド (OS Provisioning Plug-In 3.0)

JET Solaris サーバーの管理作業

ProcedureN1 SPS RA インストーラをインポートする

クロスプラットフォームインストール (SPARC システムからの x86 プラットフォームへのインストールなど) を有効にするには、アーキテクチャー固有のインストーラを JET Solaris Image サーバーにインポートする必要があります。

  1. プロビジョニングソフトウェアのページの「Common Tasks」セクションで、「OS Provisioning」を選択します。

  2. 「OS Provisioning Common Tasks」ページの「JET Solaris Image Servers」セクションで「Manage」をクリックします。

  3. 「Component Details」ページで import_product_media プロシージャーの横にある「Run action」をクリックします。

  4. インストーラをインポートする JET Solaris Image サーバーホストを選択し、「Run Selected Installations」をクリックします。

  5. 「Plans Run」ページで、プラン変数を次のように設定します。

    変数 

    説明 

    サンプル値 

    JET Module Name 

    JET モジュールの名前 

    spsra

    Product Version 

    N1 SPS インストーラのバージョン 

    5.2

    Architecture 

    RA インストーラに適用されるアーキテクチャー 

    sparc

    Media Path 

    RA インストーラが含まれるディレクトリへのパス 

    /net/myothersys/export/ra

  6. 「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。


    注 –

    インポートされた RA インストーラからインストールするには、RA をインストールする際に使用される Solaris プロファイルで、「Install RA from snapshot (y,n)」の値が n に設定されている必要があります。「Solaris リモートエージェントのコンポーネント変数」を参照してください。


Procedureブート params に JET サーバーを使用する

デフォルトでは、OS プロビジョニングサーバーにはブート構成用の DHCP ターゲットホスト情報が付属しています。Solaris ターゲットホストを手動で再起動する場合には、代わりに JET サーバーを RARP ブート params サーバーとして使用できます。

  1. Generic Target ホストを作成する際に、osp_control_service 変数を FALSE に設定します。

    Generic Target ホストの作成方法の詳細については、「汎用ターゲットホストの定義」を参照してください。この変数を FALSE に設定することにより、ターゲットホストは、OS プロビジョニングのサービスを受けるターゲットホストアドレスから、JET のサービスを受けるターゲットホストアドレスに変更されます。

  2. RARP ブート params サービス用に JET サーバーを構成するには、/opt/SUNWjet/etc/jumpstart.conf ファイルの JS_CLIENT_MANAGEMENT の値を変更します。

    たとえば、SPARC システムでは次のように変更します。

    JS_CLIENT_MANAGEMENT="bootp"

    注 –

    ターゲットホストをブートする際、ネットワーク経由でターゲットホストをブートおよびインストールするコンソールブートコマンドの例は boot net - install です。