クロスプラットフォームインストール (SPARC システムからの x86 プラットフォームへのインストールなど) を有効にするには、アーキテクチャー固有のインストーラを JET Solaris Image サーバーにインポートする必要があります。
プロビジョニングソフトウェアのページの「Common Tasks」セクションで、「OS Provisioning」を選択します。
「OS Provisioning Common Tasks」ページの「JET Solaris Image Servers」セクションで「Manage」をクリックします。
「Component Details」ページで import_product_media プロシージャーの横にある「Run action」をクリックします。
インストーラをインポートする JET Solaris Image サーバーホストを選択し、「Run Selected Installations」をクリックします。
「Plans Run」ページで、プラン変数を次のように設定します。
変数 |
説明 |
サンプル値 |
---|---|---|
JET Module Name |
JET モジュールの名前 |
spsra |
Product Version |
N1 SPS インストーラのバージョン |
5.2 |
Architecture |
RA インストーラに適用されるアーキテクチャー |
sparc |
Media Path |
RA インストーラが含まれるディレクトリへのパス |
/net/myothersys/export/ra |
「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。
インポートされた RA インストーラからインストールするには、RA をインストールする際に使用される Solaris プロファイルで、「Install RA from snapshot (y,n)」の値が n に設定されている必要があります。「Solaris リモートエージェントのコンポーネント変数」を参照してください。
デフォルトでは、OS プロビジョニングサーバーにはブート構成用の DHCP ターゲットホスト情報が付属しています。Solaris ターゲットホストを手動で再起動する場合には、代わりに JET サーバーを RARP ブート params サーバーとして使用できます。
Generic Target ホストを作成する際に、osp_control_service 変数を FALSE に設定します。
Generic Target ホストの作成方法の詳細については、「汎用ターゲットホストの定義」を参照してください。この変数を FALSE に設定することにより、ターゲットホストは、OS プロビジョニングのサービスを受けるターゲットホストアドレスから、JET のサービスを受けるターゲットホストアドレスに変更されます。
RARP ブート params サービス用に JET サーバーを構成するには、/opt/SUNWjet/etc/jumpstart.conf ファイルの JS_CLIENT_MANAGEMENT の値を変更します。
たとえば、SPARC システムでは次のように変更します。
JS_CLIENT_MANAGEMENT="bootp"
ターゲットホストをブートする際、ネットワーク経由でターゲットホストをブートおよびインストールするコンソールブートコマンドの例は boot net - install です。