Sun N1 Service Provisioning System ユーザーズガイド (OS Provisioning Plug-In 3.0)

ProcedureWindows RIS サーバー上で Windows イメージを設定する

  1. CD またはネットワーク共有から RIS サーバー CIFS に、Windows ディストリビューションをコピーします。

    RiSetup.exe ユーティリティーを使用します。RIS イメージの作成時に「Keep old existing OSC files」オプションを選択します。


    注 –

    RIS イメージの作成には MSDN Combo CD を使用しないでください。Microsoft Knowledge Base Article #300556 で説明されているエラーメッセージが表示されます。この問題を解決するには、作成される OS イメージのリテールバージョンを使用してください。


    サービスパックが組み込まれた Windows ディスリビューションの場合は、次のサイトにある指示に従って、RIS イメージを作成します。

    • Download Windows 2000 Service Pack 3

      このサイトから適切なサービスパックをダウンロードします。「Windows 2000 SP3 Network Installation Windows 2000 SP3 Network Installation download」を選択します。このサイトには、そのほかの Windows OS バージョン用の類似のダウンロードページも提供されています。

  2. 前の手順で作成された RIS イメージに必要なドライバを追加します。

    ネットワークアダプタ、SCSI ハードドライブ、ビデオ、モデム用のドライバなど、必ずすべてのドライバを組み込んでください。

    RIS イメージへのドライバの追加の詳細については、Microsoft Knowledge Base Article 315279、Microsoft Knowledge Base Article 246184、および Microsoft Knowledge Base Article 254078 を参照してください。


    注 –

    適切なディストリビューションフォルダを作成します。


    詳細は、SampleSIFFiles および SampleDrivers フォルダにあるサンプルのセットアップファイルを参照してください。

  3. (省略可能) イメージディストリビューションフォルダの下にあるproduct-directory/$OEM$/$1/N1OSP/ フォルダに N1 SPS リモートエージェントのバイナリをコピーします。

    product-directory は Windows イメージディストリビューションフォルダで、このフォルダの下に、カーネルファイルを含むサブフォルダとして「i386」または「amd64 」があります。


    注 –

    このフォルダが存在しない場合は、レイアウトを作成します。


    スクリプトでは、N1OSP フォルダがイメージに含まれていることが前提です。プロビジョニングに必要なツールを、ディレクトリパス product-directory/$OEM$/$1/N1OSP/ にコピーします。フォルダ名の N1OSP を変更しないでください。

    N1 SPS リモートエージェントのバイナリをフォルダにコピーすると、ディレクトリの内容は次の例に示す内容のようになります。


    D:\RemoteInstall\Setup\English\Images\WIN2003_TRIAL\$OEM$\$1\N1ISP>dir
         Volume in drive D is Local Disk
         Volume Serial Number is A8D9-4012
    
         Directory of D:\RemoteInstall\Setup\English\Images\WIN2003_TRIAL\$OEM$\$1\N1OSP
    
         02/04/2005	 02:39 PM    <DIR>	    .
         02/04/2005	 02:39 PM    <DIR>	    ..
         01/31/2005	 03:33 PM	 27,595,776 cr_ra_win32_5.2.msi