Sun N1 Service Provisioning System ユーザーズガイド (OS Provisioning Plug-In 3.0)

JET を介した Solaris のインストールプロセス

JumpStart Enterprise Toolkit の構築シーケンスは次のようになります。

  1. 標準 Solaris インストールフェーズ

  2. 標準 JumpStart 終了スクリプトの呼び出し

  3. 個別のモジュール「インストール」スクリプトの呼び出し

  4. ターゲットサーバーの再起動

  5. (省略可能) プラットフォーム関連のインストール作業 (各レベルのあとに再起動)

  6. (省略可能) アプリケーション関連のインストール作業 (各レベルのあとに再起動)

  7. (省略可能) 最終インストール作業 (再起動なし)

  8. コンソールにログインプロンプトが表示される

最初に再起動したあとの省略可能な手順は、ターゲットサーバーテンプレート内で構成される個別のモジュールに依存します。最初に再起動したあとツールキットが追加の作業を実行することをモジュールが要求するように、モジュールを記述することができます。この要求では、モジュールは作業がプラットフォーム関連領域とアプリケーション関連領域のどちらで行われるか、または追加の再起動が予定されていない場合最後に作業を行う必要があるかどうかを特定できます。