Sun ONE Application Server 7, Enterprise Edition セキュリティ管理者ガイド |
本書について
このマニュアルでは、SunTM Open Network Environment (ONE) Application Server 7 のセキュリティを設定、管理する方法について説明します。
注
このマニュアルで説明するすべての内容が J2EE アプリケーションにあてはまるわけではありません。一部の内容は HTTP サーバーの機能だけに適用されます。安全な J2EE アプリケーションの開発については、J2EE の仕様書、および『Sun ONE Application Server 開発者ガイド』を参照してください。
この章では、次の項目について説明します。
対象読者このマニュアルは、次のようなサーバーの企業セキュリティメカニズムの実装と管理について十分な知識のある、企業内の情報技術管理者を対象としています。
マニュアルの使用法このマニュアルは、PDF 形式でも HTML 形式でも入手できます。
次の表は、Sun ONE Application Server のマニュアルに記述されているタスクと概念を示しています。
マニュアルの構成このマニュアルは、次のような内容で構成されています。
マニュアルの表記規則この節では、このマニュアルで使用する表記規則について説明します。
一般的な表記規則
このマニュアルは、次の表記規則に従っています。
- フォントは、次のように使い分けます。
- このマニュアルでは、ほとんどのプラットフォームのインストールルートディレクトリを install_dir と記述します。例外については、「ディレクトリ名の表記規則」を参照してください。
デフォルトでは、ほとんどのプラットフォームの install_dir は次の場所になります
上記のプラットフォームで default_config_dir および install_config_dir は、install_dir と同義です。例外と追加情報については、「ディレクトリ名の表記規則」を参照してください。
ディレクトリ名の表記規則
Solaris 8 および 9 のパッケージに含まれる製品のインストール、および Solaris 9 バンドル版のインストールでは、アプリケーションサーバーのファイルはデフォルトで複数のルートディレクトリにまたがって保存されます。ここでは、これらのディレクトリについて説明します。
- Solaris 9 バンドル版のインストールでは、デフォルトのインストールディレクトリは次のように表記されます。
- install_dir は /usr/appserver/ を示します。このディレクトリにはインストールイメージの静的な要素が保存されます。ユーティリティ、実行可能ファイル、およびアプリケーションサーバーを構成するライブラリは、すべてここに保存されます。
- default_config_dir は /var/appserver/domains を示します。このディレクトリは、作成したドメインのデフォルトの保存場所です。
- install_config_dir は /etc/appserver/config を示します。このディレクトリには、ライセンスなどのインストール全体に適用される設定情報や、このインストール用に設定した管理ドメインのマスターリストが保存されます。
- Solaris 8 および 9 パッケージベースのアンバンドルのインストール (評価バージョン以外) では、デフォルトのインストールディレクトリは次のように表記されます。
- install_dir は /opt/SUNWappserver7 を示します。このディレクトリにはインストールイメージの静的な要素が保存されます。ユーティリティ、実行可能ファイル、およびアプリケーションサーバーを構成するライブラリは、すべてここに保存されます。
- default_config_dir は /var/opt/SUNWappserver7/domains を示します。このディレクトリは、作成したドメインのデフォルトの保存場所です。
- install_config_dir は /etc/opt/SUNWappserver7/config を示します。このディレクトリには、ライセンスなどのインストール全体に適用される設定情報や、このインストール用に設定した管理ドメインのマスターリストが保存されます。
製品サポートご使用のシステムに問題が発生した場合は、次のいずれかの方法でカスタマサポートにお問い合わせください。
サポートのご依頼の前に、次の情報を用意してください。サポート担当がお客様の問題を解決するために必要な情報です。