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Sun Java System Application Server 7 2004Q2 Update 1 Standard および Enterprise Edition インストールガイド 

第 3 章
Standard Edition および Enterprise Edition ソフトウェアのアンインストール

この章では、Sun Java System Application Server ソフトウェアをシステムからアンインストールする方法について説明します。

ここでは次の項目について説明します。


アンインストールについて

インストールプログラムは、各コンポーネントに対して指定されているコンポーネントの依存関係を適用します。いったんコンポーネントの依存関係が満たされると、コンポーネントのライフサイクルは独立します。

アンインストールに失敗すると、インストールが完全にロールバックし、製品の再インストールが必要になります。


アンインストールが失敗した場合は、新しくインストールを行う前に、残ったファイルやプロセスをクリーンアップする必要があります。『Sun Java System Application Server Troubleshooting Guide』を参照してください。


すべてのコンポーネントがアンインストールされます。ソフトウェアの部分的なアンインストールはサポートされていません。

アンインストールの要件

Enterprise Edition のアンインストールを成功させるには、次のことが必要です。


Application Server ソフトウェアのアンインストール

アンインストールが実行される前に、アンインストールプログラムにより、Sun Java System Application Server の実行中のプロセスがすべて検出され、停止されます。


使用する製品内の JDK がデフォルトとは異なるディレクトリにインストールされている場合は、次のコマンドを実行してください。

uninstall -javahome valid_j2se_directory

valid_j2se_directory は、使用する JDK のインストール先を示すパスです。


Application Server ソフトウェアをアンインストールするには、次の手順を実行します。

  1. Sun Java System Application Server ソフトウェアをアンインストールするマシンでインストールを実行するユーザーと同じユーザーでログインします。
  2. Sun Java System Application Server のインストールディレクトリに移動します。
  3. インストール方法を選択します。
    • グラフィカルユーザーインタフェースを使用してアンインストールを実行するには、次のコマンドを入力します。./uninstall
    • コマンド行インタフェースによるアンインストールを実行するには、次のコマンドを入力します。./uninstall -console
  4. 「アンインストール」をクリックして、アンインストールプロセスを開始します。
  5. 詳細リストにログファイルの先頭部分が表示されます。アンインストールに関する詳細な情報は、この詳細リストの末尾に示されているアンインストールログファイルで確認できます。

    • Solaris SPARC、x86 および Linux のアンインストールログは次のとおりです。/var/tmp/Sun_ONE_Application_Server_uninstall.log
    • Microsoft Windows のアンインストールログは次のとおりです。installdir¥uninstall.log
    • 低レベルログ
      • ファイルベースの Solaris SPARC および x86 root ユーザー: /var/sadm/install/logs/Sun_ONE_Application_Server_uninstall.timestamp
      • ファイルベースの Solaris SPARC および x86 root 以外のユーザー: /var/tmp/Sun_ONE_Application_Server_uninstall.timestamp
      • パッケージベースの Solaris SPARC および x86: /var/sadm/install/logs/Sun_ONE_Application_Server_uninstall.timestamp
      • ファイルベースの Linux の root ユーザーおよび root 以外のユーザー: /var/tmp/Sun_ONE_Application_Server_uninstall.timestamp
      • RPM ベースの Linux: /var/tmp/Sun_ONE_Application_Server_uninstall.timestamp
  6. 「閉じる」を選択してアンインストールプログラムを終了します。
  7. システムから Application Server コンポーネントが削除されていることを確認して、アンインストールが成功したことを確認します。


サイレントモードでのアンインストール (非対話型)

Application Server ソフトウェアを非対話型サイレントモードでアンインストールするには、次の手順を実行します。

  1. Application Server ソフトウェアをアンインストールしたいマシンでインストールを実行するユーザーと同じユーザーでログインします。
  2. 次のように入力して、サイレントアンインストールを開始します。uninstall -silent
  3. プロンプトに戻ったら、サイレントアンインストールは完了です。

  4. システムから Sun Java System Application Server コンポーネントが削除されていることを確認して、アンインストールが成功したことを確認します。
  5. アンインストールするサーバーごとに、このプロセスを繰り返します。


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