Sun Java System Application Server Standard および Enterprise Edition 7 2004Q2 Update 2 リリースノート

Sun Java™ System Application Server Standard Edition および Enterprise Edition リリースノート

バージョン 7 2004Q2 Update 2

Part No. 819-2197

これらのリリースノートには、Sun JavaTM System Application Server Standard Edition および Enterprise Edition 7 2004Q2 Update 2 のリリース時における重要な情報が含まれています。本書には、拡張機能、インストール時の注意、既知の問題、および最近見つかったその他の問題点が記載されています。Sun JavaTM System Application Server 7 をご使用になる前に、このリリースノートと関連マニュアルをお読み下さい。

このリリースノートには、次の内容が含まれています。


リリースノートの改訂履歴

この節では、Sun Java System Application Server 7 Standard Edition および Enterprise Edition 製品の初期リリース後に、リリースノートで変更が加えられた箇所について示します。

改訂日付

変更の詳細

2005 年 1 月

Sun Java System Application Server 7 2004Q2 Standard Edition および Enterprise Edition の Update 2 リリース

2004 年 9 月

Sun Java System Application Server 7 2004Q2 Standard Edition および Enterprise Edition の Update 1 リリース

2004 年 5 月

Sun Java System Application Server 7 2004Q2 Standard Edition および Enterprise Edition の初版リリース


新機能

Sun Java System Application Server 7 Standard Edition および Enterprise Edition 2004Q2 Update 2 は、広い範囲にわたるアプリケーションサービスと Web サービスを展開するのに適した、高性能の J2EE プラットフォームを提供します。Update 2 リリース版には次の変更が加えられています。


プラットフォームの概要

この節では Sun Java System Application Server Standard Edition および Enterprise Edition 7 2004Q2 Update 2 でサポートされるプラットフォームコンポーネントについて説明します。

詳細は次のとおりです。

オペレーティングシステムと配布のタイプ

次の表に、Sun Java System Application Server 7 2004Q2 Update 2 でサポートされるオペレーティングシステムとその配布タイプを示します。

表 1 サポートされるオペレーティングシステムと配布のタイプ 

プラットフォーム

オペレーティングシステムのバージョン

配布のタイプ

Application Server 7 2004Q2 Update 1 Edition

Solaris SPARC

Solaris 8 Update 7、Solaris 9 Update 6、Solaris 101

ファイルベースとパッケージベース2

Standard Edition および Enterprise Edition

Solaris x86

Solaris 9 Update 4

ファイルベースとパッケージベース

Standard Edition および Enterprise Edition

Linux x863

Red Hat Advanced Server 2.1 Update 3、
Red Hat Advanced Server 3

ファイルベースと RPM ベース

Standard Edition および Enterprise Edition

Microsoft Windows4

Microsoft Windows 2000: Server Service Pack 2
Microsoft Windows 2000: Advanced Server Service Pack 2
Microsoft Windows 2000: Professional Service Pack 2
Microsoft Windows 2003:
Microsoft Windows XP: Professional

ファイルベース

Standard Edition および Enterprise Edition

HP-UX PA-RISC

HP UX 11i v1

ファイルベースとパッケージベース

Standard Edition

1 Solaris 10 では、ファイルベースのインストールだけがサポートされています。
2 パッケージベースおよび RPM ベースの配布をインストールするには、スーパーユーザー権限が必要です。
3 Red Hat Advanced Server 2.1 の場合に HADB がサポートするのは、ext2 ファイルシステムのデバイスのみです。
4 Microsoft Windows XP Professional で使用できるのは Standard Edition のみです。

システム要件

Sun Java System Application Server 7 Standard Edition および Enterprise Edition 2004Q2 Update 2 の要件を次の表にまとめます。

表 2 Sun Java System Application Server のプラットフォームの要件 

オペレーティングシステム

アーキテクチャ

最小メモリ

推奨メモリ

最小ディスク容量

推奨ディスク容量

Sun Solaris 8 SPARC、9 SPARC、または 10 SPARC 版

32 ビット / 64 ビット4

256M バイト

1.5G バイト (HADB を同じ場所に配置する場合)

1024M バイト

2G バイト (HADB を同じ場所に配置する場合)

 

250M バイトの空き領域

500M バイトの空き領域

Solaris 9 x86 版

32 ビット

Red Hat Enterprise Linux 2.1、3

Microsoft Windows 2000: Server Service Pack 2
Microsoft Windows 2000: Advanced Server Service Pack 2
Microsoft Windows 2000: Professional Service Pack 2
Microsoft Windows 2003:
Microsoft Windows XP: Professional

x86 32 ビット

HP-UX 11i v1

32 ビット / 64 ビット4

4 32 / 64 ビットは、サポートされる OS を示します。Sun Java System Application Server は、32 ビットアプリケーションです。

JDBC ドライバとデータベース

Sun Java System Application Server Standard Edition および Enterprise Edition は、対応する JDBC ドライバを持つ、どの DBMS との接続もサポートするように設計されています。Sun がテストし、J2EE 準拠のデータベースの設定に使用できることが確認されたコンポーネントを次の表に示します。

表 3 サポートされる JDBC ドライバ

JDBC ベンダー

JDBC ドライバのタイプ

サポートされるデータベースサーバー

PointBase 4.2

Type 4

PointBase Network Server 4.2

JConnect 5.5

Type 4

Sybase ASE 12.5

DataDirect 3.2

Type 4

MS SQL Server 2000 Service Pack 1

DataDirect 3.2

Type 4

Oracle 8.1.7

DataDirect 3.2

Type 4

Oracle 9.2.0.1

Oracle 9.2.0.3

Type 2 (OCI)

Oracle 9.2.0.3+ w/ RAC

IBM

Type 2

IBM DB2 8.1 Service Pack 3

ほかにも、JDBC ドライバ検証プログラムによるテストで J2EE 1.3 プラットフォームの JDBC 要件に適合することが確認されたドライバがあります。これらのドライバは Sun Java System Application Server との JDBC 接続に使用できます。Sun では、これらのドライバに対する製品サポートは提供していませんが、Sun Java System Application Server でのこれらのドライバの使用はサポートしています。

Web サーバー

この節では、Sun Java System Application Server 7 2004Q2 Update 2 Standard Edition および Enterprise Edition 向けにサポートされる Web サーバーの一覧を示します。

表 4 サポートされる Web サーバー 

Web サーバー

バージョン

オペレーティングシステム

Sun Java System Web サーバー

6.0 Service Pack 6

Solaris SPARC 8 および 9
Red Hat Enterprise Linux 2.1 x86
Microsoft Windows 2000: Server Service Pack 2
Microsoft Windows 2000: Advanced Server Service Pack 2
Microsoft Windows 2000: Professional Service Pack 2
Microsoft Windows 2003:
Microsoft Windows XP: Professional
HP-UX 11i

Sun Java System Web サーバー

6.1

Solaris SPARC 8 および 9、
Solaris 9 x86、
Red Hat Enterprise Linux 2.1
Microsoft Windows 2000: Server Service Pack 2
Microsoft Windows 2000: Advanced Server Service Pack 2
Microsoft Windows 2000: Professional Service Pack 2
Microsoft Windows 2003:
Microsoft Windows XP: Professional
HP-UX 11i

Apache Web Server

1.3.29, 2.0.49

Solaris SPARC 8 および 9、
Solaris 9 x86、
Red Hat Enterprise Linux 2.1、3、
Microsoft Windows 2000: Server Service Pack 2
Microsoft Windows 2000: Advanced Server Service Pack 2
Microsoft Windows 2000: Professional Service Pack 2
HP-UX 11i

Microsoft IIS

5.0

Microsoft Windows 2000: Server Service Pack 2
Microsoft Windows 2000: Advanced Server Service Pack 2
Microsoft Windows 2000: Professional Service Pack 2
Microsoft Windows XP: Professional および Microsoft Windows 2003 (Application Server の Standard Edition のみ)

ソフトウェアパッケージ

この節では、Sun Java System Application Server Standard Edition および Enterprise Edition 7 2004Q2 Update 2 向けにサポートされる関連ソフトウェアパッケージの一覧を示します。

表 5 Application Server とバンドルするコンポーネントのバージョン

コンポーネント

Application Server 7.0 Platform Edition および Standard Edition で使用するバージョン

Application Server 7.0 Enterprise Edition で使用するバージョン

Application Server 7 2004Q2 Standard Edition および Enterprise Edition で使用するバージョン

Application Server 7 2004Q2 Update 1 Standard Edition および Enterprise Edition で使用するバージョン

Application Server 7 2004Q2 Update 2 Standard Edition および Enterprise Edition で使用するバージョン

J2SE

1.4.0_02

1.4.1_03

1.4.2_04

1.4.2_05

1.4.2_065

PointBase

4.2

なし

4.2 (Standard Edition のみ)

4.2 (Standard Edition のみ)

4.2 (Standard Edition のみ)

Sun Java System Message Queue Standard Edition

3.0.1

3.0.1

3.5 Service Pack 1

3.5 Service Pack 1

3.5 Service Pack 2

JWSDP

1.0_01

1.0_01

1.0_01

1.0_01

1.0_016

5 HP-UX 11i でサポートされている J2SE バージョンは、1.4.2_03 です。

6 製品 CD に収録された JWSDP 1.4 共通コンポーネントを使用して、インストールされている JWSDP をアップグレードします。

ブラウザ

この節では、Sun Java System Application Server Standard Edition および Enterprise Edition 7 2004Q2 Update 2 でサポートされるブラウザの一覧を示します。

表 6 サポートされるブラウザ

ブラウザ

バージョン

Netscape Navigator

4.79、6.2

Internet Explorer

5.5 Service Pack 2、6.0


必須の Solaris パッチ

Solaris 8 システムには、次の URL の「パッチサポートポータル」から「推奨 & セキュリティパッチ」に記載されている Sun 推奨パッチクラスタをインストールする必要があります。

http://jp.sunsolve.sun.com/

Solaris 8 システムには、パッチ番号 109326-06、108827-26、および 110934 のパッチをインストールしてください (全リビジョン対象。パッケージベースのインストールのみ)。これらの必須パッチは、インストーラによってチェックされます。これらのパッチがインストールされていないと、Sun Java System Application Server 7 2004Q2 Update 2 ソフトウェアをインストールしたり実行したりすることはできません。最新の推奨パッチクラスタには、これらのパッチが最初から含まれています。


アップグレードオプション

Sun Java System Application Server Standard Edition および Enterprise Edition 7 2004Q2 Update 2 のインストーラにより、Application Server の旧バージョンから最新バージョンにアップグレードできます。各 Application Server は、サポートされているどのプラットフォームにインストールされたものも、同じプラットフォームおよびインストールタイプで、対応するバージョンにアップグレードできます。使用可能なアップグレードオプションを次の表に示します。

表 7 使用可能なアップグレードオプション

現在インストールされている製品

Sun Java System Application Server 7 2004Q2 Update 2 にアップグレード可能

Sun ONE Application Server 7.0 Platform Edition

Standard Edition
Enterprise Edition

Sun ONE Application Server 7.0 Standard Edition、Update 1、Update 2、および Update 3

Standard Edition
Enterprise Edition

Sun ONE Application Server 7.0 Enterprise Edition

Enterprise Edition

Sun Java System Application Server 7 2004Q2 Standard Edition および Enterprise Edition

Standard Edition
Enterprise Edition

特定の条件下では、Sun ONE Application Server 7.0 などのベースインストールから Sun Java System Application Server 7 2004Q2 へのアップグレード操作を行うと、製品が自動的にアンインストールされる場合があります。Application Server 7 2004Q2 のアップグレード機能は使用しないでください。その代わりに、手動での移行操作を実行します。

Sun Java System Application Server 7 2004Q2 への手動での移行、および Update 2 へのアップグレードのその他の重要な前提条件については、『Sun Java System Application Server Standard Edition and Enterprise Edition 7 2004Q2 Update 2 Installation Guide』を参照してください。


移行ツールの使い方

既存の J2EE アプリケーションがほかのベンダーのアプリケーションサーバー上で動作している場合、Sun Java System 移行ツールを使用して、そのアプリケーションを Sun Java System Application Server 7 2004Q2 Update 2 リリースに移行し、動作させることができます。移行したアプリケーションは、変更を加えなくても Sun Java System Application Server 7 2004Q2 リリース上で動作します。しかし、高可用性という特徴を生かすためには、sun-ejb-jar.xml のDTD バージョンの配備記述子 (deployment descriptor) が sun-ejb-jar_2_0-0.dtd ではなく sun-ejb-jar_2_0-1.dtd を指すように変更してください。


Sun ONE Studio 5 Standard Edition Update 1

Sun Java System Application Server と組み合わせて使える Sun ONE Studio 5 Standard Edition 製品のマニュアルは次の場所にあります。

http://docs.sun.com/db/prod/java.studio?l=ja

使用可能なその他の IDE には、Sun Java Studio 5 Standard Edition Update 1、Sun Java Studio Enterprise 6 2004Q1、および Borland 製 JBuilder X のようなサードパーティ IDE などがあります。


その他の要件と制限事項

重要なインストール前提条件およびトラブルシューティングオプションについては、『Sun Java System Application Server Standard and Enterprise Edition 7 2004Q2 Update 2 Installation Guide』を参照してください。


マニュアルの参照方法

Sun Java System Application Server のマニュアルは、さまざまな方法で入手できます。


Sun Java System Application Server 7 2004Q2 Update 2 のマニュアル

Sun Java System Application Server Standard Edition および Enterprise Edition 7 2004Q2 Update 2 のマニュアルは、PDF 形式または HTML 形式のオンラインファイルでも入手できます。

次の表は、Sun Java System Application Server のマニュアルに記述されているタスクと概念を示しています。次のマニュアルは、Sun Java System Application Server 7 2004Q2 Update 2 Standard Edition および Enterprise Edition のリリースに伴って改訂されています。入手可能なマニュアルの一覧は、Web サイトの「マニュアル」を参照してください。

表 8 Sun Java System Application Server マニュアル 

内容

参照するマニュアル

ソフトウェアおよびマニュアルについての最新情報が記載されています。サポート対象のハードウェア、オペレーティングシステム、JDK、および JDBC/RDBMS の詳細な表形式の概要などが含まれています。

『リリースノート』

サンプルアプリケーションなどの Sun Java System Application Server Standard Edition および Enterprise Edition ソフトウェアおよびそのコンポーネント、ならびに管理インタフェースのインストール方法が記載されています。Enterprise Edition ソフトウェアについては、可用性を高める方法を説明しています。

『Installation Guide』

Sun Java System Application Server 上の J2EE アプリケーションにアクセスする Application Client Container (ACC) クライアントの作成方法が記載されています。

『Developer's Guide to Clients』

Sun Java System Application Server サブシステムおよびコンポーネントの設定、管理、配備についての情報と管理インタフェースとコマンド行インタフェースの両方からそれらを実行する手順が記載されています。クラスタ管理、高可用性データベース、ロードバランス、およびセッションの持続性などが説明されています。Sun Java System Application Server の総合的な用語集も掲載されています。

『管理ガイド』

Sun Java System Application Server の実行時に表示されるメッセージが記載されています。メッセージの生成元として考えられる原因や、メッセージが生成された場合の対処方法を説明しています。

『Error Message Reference』

Sun Java System Application Server の問題解決方法に関する情報が記載されています。

『Troubleshooting Guide』

Sun Java System Application Server 上のエンタープライズ Bean のオープン Java 標準モデルに準拠した J2EE アプリケーションの作成および実装について記載されています。Enterprise JavaBeans (EJB) プログラミングの概念とタスクについての説明と、サンプルコード、実装のヒント、および参照マニュアルが記載されています。コンテナ管理による持続性、読み取り専用 Bean、エンタープライズ Bean に関連付けられた XML ファイルや DTD ファイルなどが説明されています。

『Developer's Guide to Enterprise JavaBeans Technology』

Sun Java System Application Server を調整してパフォーマンスを改善する方法と、なぜそうする必要があるかについて説明します。

『Performance Tuning Guide』

Sun Java System Application Server で使用できるユーティリティコマンドが、マニュアルページ形式で記載されています。

『Utility Reference Manual』

Sun Java System Application Server をサイトに最適に配備するために、システム要件とエンタープライズを評価する方法が記載されています。Application Server の配備時に注意するべき一般的な問題点についても説明されています。

『System Deployment Guide』


解決された問題

次の表は、Sun Java System Application Server Standard Edition および Enterprise Edition 7 2004、Update 1 および Update 2 のリリースで解決された重要な問題の一覧を示しています。

表 9 解決された問題 

バグ ID

説明

2120798

DataDirect JDBC ドライバのサポートを必要とします。

2120799

関係の管理中にランタイムがコレクションフィールドを再ロードします。

6157465

HADB のバージョンを含むフルパスが、asenv.conf ファイルにハードコードされます。

6170685

ロードバランサプラグインが Application Server のハングアップを検出しません。

6178431

asadmin CLI で、新しく作成されたインスタンスから jvm オプションをプログラムレベルで削除できません。

2107329

JDBC 接続プールが接続を正しく解放しません。

2114274

競合するキャッシュ制御ヘッダーが生成されます。

2114629

クライアント認証が、Microsoft IIS 5.0 上でロードバランサプラグインと連携して機能しません。

2114630

asadmin CLI を使用して認証レルムを作成するときにエラーが発生します。

2119440

request.getAttribute("javax.servlet.error.request_uri") が動作しません。

4997111

整列化の問題。

6156704

Microsoft IIS 上のロードバランサプラグインによって、HTTP ヘッダー内に Server がハードコードされます。

6157453

サーブレットフィルタ init() メソッドが、JNDI コンテキストを検索できません。

6157473

HADB データベースへのログインが失敗した場合にエラーメッセージが表示されません。

6171200

URL でエンコードした一部の URL の場合にロードバランサプラグインがクラッシュします。

5084132

HADB: セマフォルーチンがスレッドセーフではありません。

5097447

HADB: logstore のガベージコレクションが動作しません。

6173355

Applictaion Server の再起動時にデータベース接続を試みると、InvocationException が発生します。

6181948

入力確認エラーが発生します。

6182861

WSI サンプルアプリケーションが Sun Java System Web Server 6.1 に対して実行されるという例外が発生します。

6156737

ヒープ サイズが 1G バイトに設定されている場合に、HP-UX 上で Application Server が起動しません。

2060927

Sybase を使用すると、findByPrimaryKeychar 主キーの壊れた Bean を返します。

2058376

EJB コンパイラが内部クラス用の有効な Java コードの生成に失敗します。

2075012

Application Server の asadmin ユーティリティが、SSL 起動用のパスワードを常に要求します。

2076810

Application Server が WAR ファイルの配備時にクラッシュします。

2078410

インスタンスを停止して起動 (再起動) するときに SNMP が動作しません。

2078969

iwsInstanceDeathCount が更新されません。

2079436

Application Server 7.0 UR1 の日本語バージョンで管理ツールが正常に動作しません。

2079785

Bean のリモートインタフェースに Util という名前を付けると配備に失敗します。

2080612

SSL が有効な状態で passthrough プラグインを使用して i18n アプリケーションにアクセスすると appservd.exe がクラッシュします。

2081055

jdbc/simple サンプルアプリケーションを配備すると警告メッセージが表示されます。

2081692

プラグインが XML ストリームを切り捨てます。

2084205

CMP pk クラスに非持続 public フィールドがあると、ArrayIndexOutOfBoundsException が発生します。

2092977

SSL オフローダ越しの Application Server ではトラフィックを HTTP から HTTPs に変更する必要があります。

2102329

CMP マッピングエラー。フィールドに、Application Server Studio プラグインから報告される有効な下限がありません。

4739569

「オフ」または「無効」状態の仮想サーバーにアクセスできます。

4950512

Microsoft Windows で稼動する Application Server に J2EE アプリケーションを配備できません。

4953606

Application Server の passthrough プラグインが、Microsoft IIS と連動するときに POST 要求を 2 つに分割します。

4989269

ユーザー DN に / が表示されると、LDAP セキュリティレルム認証に失敗します。

4992519

製品をインストールしたユーザーだけしかアンインストールできません。

4994363

セキュリティロールマッピングが正しく更新されません。

5001994

javax.servlet.http.HttpServletRequest.getRequestURI がデコードされた要求を返します。

5004406

大文字と小文字が混在すると、--passwordfile が正常に動作しません。

5011751

Long データ型の入力パラメータを使用するファインダによる EJBQL の場合に、CMP を配備できません。

5015561

getMetaData()ResourceException をスローすると、JCA が物理接続を表示します。

5015994

購入時のパフォーマンスを向上させるための設定変更。

5017695

authentication-mechanismなしに .rar を配備できません。

5020224

正しく形式化されていないヘッダーで要求処理が停止します。

5021054

Java をロードする場合、EJB クラスローダが EJB 仕様に従いません。

5025894

JCA 1.5 機能が部分的に要求されます。

5039545

Web コンテナが絶対リダイレクトを送信し、外部のロードバランサまたはプロキシで問題を引き起こします。

5048147

ロケールがzh_CN に設定された Application Server の server1 インスタンスの server.log に、誤ってエンコードされたメッセージがあります。

5052594

複数のキーを持つ CMR アプリケーションを Application Server 7.0x に配備できません。

5056695

Application Server の信頼データベースに、デフォルトの root CA 証明書が格納されていません。

5063854

最後のセッションの情報にアクセスできます。

2082209

DB2 サーバーに、DB2 Type II ドライバのアイドルタイムアウト後に大きくなる接続があります。

2103829

破壊されたトランザクションログファイルにより Application Server がハングアップします。

2105120

プログラムレベルでの再接続のために、CNCtxFactoryS1ASCtxFactory のどちらも使用できません。

2105121

ディレクトリサーバーが一度停止してから起動すると、Application Server がディレクトリサーバーに再接続しません。

2120373

Application Server コンテナ内部でサードパーティの ORB を使用するために文書化されたメソッドすべてを、ユーザーが使用できません。

5063481

トレースメソッドを無効にできません。

6066323

Microsoft Windows で clsetup が動作しません。


既知の問題と制限事項

この節では、Sun Java System Application Server 7 2004Q2 Update 2 Standard Edition および Enterprise Edition の既知の問題とその回避方法について説明します。


問題の説明にプラットフォームが明記されていない場合、その問題はすべてのプラットフォームに当てはまります。


この節は次の項目から構成されています。

インストールとアンインストール

この節では、インストールとアンインストールに関する既知の問題とその解決方法を示します。

ID

要約

6208875

アップグレードのインストールに失敗して、java.io.FileNotFoundException が発生します。

Solaris SPARC、Solaris x86、および Linux でファイルベースの HADB のアップグレードを実行すると、次のような特定のシナリオで問題が発生します。

インストールに失敗して、次の例外が発生します。

java.io.FileNotFoundException:  /sun/appserver7/./SUNWhadb/4 (Is a directory)

アップグレードシナリオ: 7.1RTM/7.1ER1/7.1UR1 から 7.1UR2 へのファイルベースのアップグレード。

解決法

ファイルベースのインストールディレクトリ/SUNWhadb/4 ソフトリンクの名前を、SUNWhadb/3 などの別の名前に変更します。アップグレードを再起動します。

6217112

Microsoft Windows プラットフォームで増分インストールが動作しません。

Application Server とともにサンプルアプリケーションをインストールすることが可能です。これらのアプリケーションは増分インストールできません。

解決法

インストール開始時にサンプルアプリケーションをインストールするように指定します。増分インストール時には、サンプルアプリケーションオプションを選択しないでください。

5006942

Microsoft Windows 上で、アップグレードの後は、生成されたサービスの起動タイプがデフォルトで「自動」に設定されます。

解決法

1. Microsoft Windows サービスを開きます。

2. サービスの起動タイプを「手動」に変更します。

6217097

アップグレード用の Application Server バイナリを root 以外のユーザーでダウンロードしていない場合、root 以外のユーザーで実行するファイルベースのアップグレードは失敗します。

解決法

ダウンロードされるバイナリは、root 以外のユーザーが所有する必要があります。ダウンロードされたアーカイブは、インストールまたはアップグレードを実行するユーザーによって解凍される必要があります。そうでない場合、JDK がアップグレードされる間にアクセス権の問題が発生することがわかっています。

サーバーの起動とシャットダウン

この節では、起動とシャットダウンに関する既知の問題とその解決方法を示します。

ID

要約

4693581

Application Server の起動時に、iMQ ブローカで障害が発生し、「IOException: Not Enough Space」というメッセージが表示されます。

このエラーは、Application Server と iMQ ブローカが同時に起動するときに発生します。appservd プロセスは、新規プロセスをフォークして iMQ ブローカを起動しようとしますが、十分なスワップ容量がないと処理に失敗します。

解決法

Application Server を起動する前に iMQ ブローカプロセスを起動します。次に例を示します。appserver_install_dir/imq/bin/imqbrokerd -name appserver_instance_name -port jms-service port -silent

4762420

ファイアウォールの規則により、Application Server の起動に失敗します。

パーソナルファイアウォールをインストールしている場合に発生する問題です。Application Server がインストールされているマシンに厳密なファイアウォール規則を適用すると、管理サーバーおよびアプリケーションサーバーインスタンスの起動時に障害が発生することがあります。管理サーバーおよびアプリケーションサーバーインスタンスは、Application Server 環境でローカル接続を確立しようとします。これらの接続はローカルのホストではなくシステムのホスト名を使ってポートにアクセスしようとするので、ローカルのファイアウォールの規則に従ってブロックされることがあります。

セキュリティ上何の問題もない処理に対して、ローカルのファイアウォールが誤った警告を生成することもあります。たとえば、Application Server がポート 3700 で TCP 接続を試行しているのに、「Portal of Doom Trojan」攻撃または同様の攻撃を受けたというメッセージが表示される場合があります。このような問題は、Application Server がローカル通信に使用するポート番号と、既知の一般的な攻撃に使用されるポート番号が重複している場合に発生します。ポート番号が重複しているかどうかの判断基準は次のとおりです。

  • 管理ログファイルとサーバーインスタンスログファイルに、接続例外と次のメッセージが書き込まれています。CORE3186:  Failed to set configuration

解決法

Application Server からローカルシステム上のポートに接続できるように、ファイアウォールポリシーを変更します。

攻撃について誤った警告が生成されないようにするには、攻撃関連の規則を変更するか、Application Server が使用するポート番号を変更します。

管理サーバーおよびアプリケーションサーバーインスタンスが使用するポート番号は、Application Server のインストール先の次の場所にある server.xml ファイルで確認できます。
   domain_config_dir/domain1/admin-server/config/server.xml
   
domain_config_dir/domain1/server1/config/server.xml

domain_config_dir はサーバーの初期設定を行った場所です。次に例を示します。
Solaris 9 の統合インストールの場合: /var/appserver/domains/...
Solaris 8、9 のアンバンドルのインストールの場合: /var/opt/SUNWappserver7/domains/...

<iiop-listener> 要素と <jms-service> 要素のポート設定を確認します。これらのポート番号を未使用のポート番号に変更するか、ローカルマシン上のクライアントから同じマシン上のこれらのポートへ接続できるようにファイアウォールポリシーを書き換えます。

5003245

ポートの設定を変更して再起動すると、サーバーが 2 つのポートに対して待機状態となります。

解決法

ポート番号を変更した後、asadmin コマンドを使ってサーバーを停止 (asadmin stop-instance)、起動 (asadmin start-instance) します。

データベースドライバ

この節では、データベースドライバに関する既知の問題とその解決方法を示します。

ID

要約

2082209/
5022904

DB2 サーバーに、DB2 Type II ドライバのアイドルタイムアウト後に大きくなる接続があります。

解決法

SteadyPoolSizeMaxPoolSize を同じ数字に設定し、アイドル接続タイムアウトを 0 (ゼロ) に設定します。これによりアイドル接続のタイムアウトが無効になり、ユーザーはすべての接続を使用できるようになります。

4700531

Solaris 上で、JDK 1.4 を使用しているとき Oracle JDBC ドライバのエラーが発生します。

これは、Oracle(R) 用の新しい JDBC ドライバが、JDK 1.4 と連携して機能する場合に問題となります。Oracle 9.0.1 データベースと ojdbc14.jar が併用されているために、エラーが発生します。Oracle 9.0.1.3 データベースを実行している 32 ビット版 Solaris マシンにパッチを適用すれば、問題を修正できます。

解決法

Oracle の Web サイトからバグ ID 2199718 のパッチを入手し、サーバーに適用します。次の手順を実行してください。

1. Oracle の Web サイトに移動します。

2. 「patches (パッチ)」ボタンをクリックします。

3. パッチ ID フィールドに「2199718」と入力します。

4. 32 ビット版 Solaris の OS パッチをクリックします。次に、Metalink.oracle.com に移動します。

5. パッチをクリックします。

6. パッチ ID 2199718 を入力します。

7. 32 ビット版 Solaris の OS パッチをクリックします。

4991065

J2EE 1.3 に準拠させるために、Oracle JDBC ドライバを適切に設定する必要があります。

解決法

Type 2 および Type 4 のドライバを次のように設定してください。

1. 9.2.0.3 以降の JDBC を使用します。

2. Oracle データベースのパラメータファイル (init.ora) 中に compatible=9.0.0.0.0 以上を加えます。

3. ojdbc14.jar ファイルを使用します。

4. Application Server の設定を変更して JVM のプロパティを次のように定義します。

    -Doracle.jdbc.J2EE13Compliant=true

さらに、Type-2 のドライバに関しては、Application Server をスタートした環境に ORACLE_HOMELD_LIBRARY_PATH (これには $ORACLE_HOME/lib が含まれている) を定義する必要があります。たとえば、これらを asenv.conf に追加して、確実にエクスポートします。

ログ

ID

要約

5014017

Appclient ログサービスが正常に動作しません。

ファイル属性のデフォルト値が機能しません。

解決法

1. ログディレクトリを作成します。

2. 新たに作成したログディレクトリへの完全なパスを sun-acc.xml ファイルに記述します。

コンソールにログを出力している場合、ログレベルはその設定 (FINE、FINEST 等) にかかわらず、「INFO」レベルとなります。

『Administration Guide to Clients』では、ログが acc_dir/logs/client.log にあると記されていますが、正常に動作させるためには、ログディレクトリを作成し、そのフルパス名を sun-acc.xml ファイルに記述する必要があります。

Web コンテナ

この節では、Web コンテナに関する既知の問題とその解決方法を示します。

ID

要約

5089201/
5001994

getRequestURI() が、返してはいけないときにエンコードされていない値を返します。

この問題を修正すると、getRequestURI() を呼び出し、データが返されるときに URI が自動的にデコードされる、Portal Server 6.3 などの古い NSAPI のクライアントに問題が発生します。

そのため、古い NSAPI クライアントとの下位互換性を維持するために、新しい JVM オプションを追加して古い NSAPI の動作に戻し、Portal Server が正常に機能できるようにしています。

解決法

Portal Server が稼動するコンピュータで JVM オプション -DJ2EEDecodeURI を有効にして、getRequestURI() 呼び出しで Cookie-less モードとほかのすべての機能を許可します。

4951476

JWSDP 1.2(1.3) がインストールされていると、javax.ejb.EJBException: org/dom4j/Element エラーがスローされます。

解決法

sever.xml ファイルの server-classpath に dom4j-full.jar を追加します。このファイルは http://dom4j.org からダウンロードできます。このファイルのエントリは、server-classpath 内の appserv-jstl.jar エントリの前に置く必要があります。

4997770

HTTP 404 のエラーメッセージが、依然として「Sun ONE Application Server」と表示されます。

「Sun ONE Application Server」を「Sun Java System Application Server」と読み替えてください。

Message Service とメッセージ駆動型 Beans

この節では、Java Message Service (JMS)、Sun Java System Application Server Standard Edition および Enterprise Edition、およびメッセージ駆動型 Beans の既知の問題とその解決方法を示します。

ID

要約

6184426

負荷テスト中に、HP-UX11.11 上で ConnectException エラーが発生します。

OS レベルまたは IMQ レベルでの HP-UX TCP-IP パラメータの設定が必要です。

解決法

IMQ レベルで、次の変更を行います。

imq.portmapper.backlog=1000

imq.authentication.client.response.timeout=360

imq.jms.tcp.backlog=3000

imq.jms.max_threads=5000

4683029

MQ Solaris スクリプト内の -javahome フラグは、値に空白文字が含まれていると正しく機能しません。

Sun ONE Message Queue のコマンド行ユーティリティには、その他の Java ランタイムを指定する -javahome オプションが用意されています。このオプションを使用する際、Java ランタイムのパスに空白文字を含めることはできません。空白文字を含むパスの例を示します。

/work/java 1.4

この問題は、Application Server インスタンスの起動時に発生します。Sun ONE Application Server インスタンスを起動すると、デフォルトで、対応する Sun ONE Message Queue ブローカインスタンスが起動します。このブローカは、Application Server と同じ Java ランタイムを必ず使用するように、常に -javahome コマンド行オプションを使って起動します。Application Server 用に設定された Java ランタイム (ブローカでも使用可能) のパスに空白文字が含まれていると、ブローカの起動に失敗します。このため、Application Server インスタンスの起動も失敗します。

解決法

Application Server の Java ランタイムのパスに空白文字が含まれていないことを確認してください。

JTS (Java Transaction Service)

この節では、JTS (Java Transaction Service) の既知の問題とその解決方法を示します。

ID

要約

6218460

JTS タイムアウトに十分に余裕がある場合でも、トランザクションタイムアウトのためにトランザクションが失敗する可能性があります。

解決法

Application Server の Transaction Service の xaresource-txn-timeout プロパティを設定し、Transaction Service 用に設定されているトランザクションタイムアウト (秒単位) と同じ値を設定します。

復旧

JDBC ドライバの復旧に関する既知の問題があります。Sun Java System Application Server は、これらの問題に対していくつかの回避策を用意しています。デフォルトでは、ユーザーが明示的に指定しないかぎり、これらの回避策は使用されません。

トランザクション

server.xml ファイルでは、XA 接続と非 XA 接続の区別に res-type を使用します。これにより、データを駆動するデータソースの設定が識別されます。たとえば、Datadirect ドライバでは、同じデータソースを XA または非 XA として使用できます。

デフォルトでは、データソースは非 XA です。connpool 要素によりデータソースをトランザクションに対して XA として動作させるには、res-type が必要です。connpool 要素を正常に機能させてトランザクションに加えるには、server.xml ファイルに次の res-type 属性を追加します。

res-type="javax.sql.XADataSource"

アプリケーションの配備

この節では、アプリケーションの配備に関する既知の問題とその解決方法を示します。

ID

要約

4725147

配備する仮想サーバーを選択できません。

この場合は、仮想サーバー 2 台をまったく同じように設定し、一方をホスト、もう一方をリスナーにします。アプリケーションが 2 台目の仮想サーバーだけに配備されている場合、この仮想サーバーにはアクセスできません。これは、host:port の組み合わせで 1 台目の仮想サーバーが指定されているからです。

解決法

仮想サーバーのホスト名と元のホスト名が同じにならないようにしてください。特に、同じ HTTP リスナーを使用する場合には注意が必要です。

4994366

ejb-local-ref と ejb-link の配備エラー

解決法

ejb-local-ref には ejb-link が必要です。したがって、ejb-local-ref を使用する時は ejb-link の値を指定してください。

ベリファイア

この節では、ベリファイアに関する既知の問題とその解決方法を示します。

ID

要約

4742545

スタンドアロンベリファイアから EJB クラスが見つからないというエラーが報告されます。

ベリファイアは、「EJB クラスが見つかりません。」というメッセージを表示して、障害の発生したテストがあることを示します。EJB JAR ファイルによって使用されるエンタープライズ Bean が、同一の EAR アプリケーション内の別の EJB JAR ファイル内にあるほかのエンタープライズ Bean を参照する場合、テスト時に障害が発生します。コネクタ (RAR) に依存する EAR ファイルを検証しようとした場合も、障害メッセージが表示されます。これは、RAR バンドルを、RAR バンドルファイルに依存するエンタープライズ Bean が格納されている EAR ファイル内にパッケージ化する必要がないからです。障害 (コネクタ関連の障害を除く) を報告するのは、スタンドアロンベリファイアだけです。配備コマンドや管理インタフェースによって呼び出されたベリファイアでは、この障害は報告されません。

解決法

アプリケーション EAR のパッケージ化が正しいことを確認します。ユーティリティ JAR ファイルを使用している場合は、EAR ファイル内にパッケージ化されます。参照エラーを解決するには、asadmin または管理インタフェースを使って配備バックエンドからベリファイアを呼び出します。コネクタ関連の障害が発生する場合は、ベリファイアのクラスパスに、必要なクラスを持つ JAR ファイルを配置します。install_root/bin/verifier[.bat] ファイルを開き、JVM_CLASSPATH 変数の末尾に LOCAL_CLASSPATH 変数を追加します。LOCAL_CLASSPATH 変数にローカルでクラスを追加したあと、ベリファイアを実行します。

ロードバランサ

この節では、ロードバランサに関する既知の問題とその解決方法を示します。

ID

要約

6155134

Web サーバーを起動する場合に手動でパスを設定する必要があります。

IIS または Apache 用のロードバランサプラグインを Microsoft Windows にインストールした後で、Application Server のパスを Path 環境変数に付け加えます。

  • 「スタート」->「設定」->「コントロールパネル」->「システム」->「詳細設定」->「環境変数」->「システム環境変数」->「パス」の順に移動し、appserver_install_dir¥bin を追加します。
  • マシンを再起動する必要があります。

4761151, 4825429, 4981545

ロードバランサのプラグインを経由して SSL と非 SSL の要求を断続的に送っていると、中間形式と基本認証で失敗します。「502 Bad Gateway」というエラーメッセージが表示されます。デフォルトの設定では、プロキシからコンテナへの接続性が維持されません。

Application Server の配備および配備取消、キープアライブのタイムアウト、ロードバランサ接続プールでの接続が古くなったことなどにより、ロードバランサが Application Server への接続を持続できなくなります。この問題が発生すると、ロードバランサからの要求は失敗することがあり、エラーページが表示されます。この問題は通常、配備/配備取消やその他の設定変更が頻繁に行われたり、テストされたりする、開発環境で発生します。

解決法

appserver でのキープアライブのタイムアウトを 0 に設定してください。

Web ベースの管理インタフェースを使って、次の手順を実行してください。

1. 管理コンソールを起動します。

2. 「HTTP サーバー」->「チューニング」を選択します。

3. ページの最後のテキストボックス、「HTTP 持続的接続のタイムアウト」フィールドに 0 を入力します。

4. 変更を適用して appserver を再起動します。

コマンド行インタフェースを使用する場合は、次の手順を実行してください。

1. appserver の init.confKeepAliveTimeout 0 という行を追加します。

2. asadmin reconfig コマンドを実行します。

3. appserver を再起動します。

4962735

Linux の場合に、ロードバランサプラグインおよび sec_db ファイルをインストールすると Apache Web Server 1.3.27 が起動しません。

解決法

次の行を /src/MakeFile の「End of automatically generated section,」の後、「OBJS=¥」の直前に挿入してください。また、アプリケーションサーバーのライブラリが特定の場所にインストールされていることを確認してください。

LIBS+= -licuuc -licuil8n -lnspr4 -lpthread -lxerces-c -lsupport -lnsprwrap -lns-httpd40 LDFLAGS+= -L/space/SJSAS/installations/lib.

各変数の意味は次のとおりです。/space/SJSAS/installations はアプリケーションサーバーがインストールされている場所です。詳細は、『Sun Java System Application Server 管理ガイド』の付録、「Apache Web サーバーのコンパイルと設定」を参照してください。

5018537

フェイルオーバーが実行されている時、Identity Server/Application Server の統合で「Service unavailable」というエラーが表示されます。

Loadbalancer.xml は Web モジュールのコンテキストルートに「/」を使用しています。フェイルオーバーの後はコンテキストルートが存在しないため、「Default」が新しい JROUTE cookie のパスに指定されます。結果として、ブラウザ側では 2 つの JROUTE cookie が存在することになります。

1. 古い JROUTE cookie は「/」をパスとする失敗したインスタンスを指します。

2. 新しい JROUTE cookie は「/Default」をパスとする新しいインスタンスを指します。

ブラウザは常に古い cookie (1) を使おうとするため、結果として nd failover のリダイレクトとなり、ブラウザ自身に障害が起こることがあります。

解決法

すべての Web モジュールに特定のコンテキストルートを指定します。次に例を示します。

<web-module context-root="appl" enabled="true" disable-timeout-in-minutes="60" error-url="appl-lberror.html" />
<web-module context-root="app2" enabled="true" disable-timeout-in-minutes="60" error-url="app2-lberror.html" />

フェイルオーバーの後、JROUTE は「/appl」をパスとして取得し、正常に動作します。

5007720

Web モジュール中で invalid value for error-url に対するログメッセージが不適切です。

loadbalancer.xmlweb-module タグの error-url 属性が、次のように無効な値に設定された場合、

<web-module context-root="app1" enabled="true" disable-timeout-in-minutes="60" error-url="abc"/>

ログメッセージは次のように表示されます。

warning (11113):  reports: lb.configurator: XML_VALIDATOR_WARNING: Invalid format for the error-url sun-http-lberror.

しかし、正しくは次のような表示でなければなりません。

warning (20015):  reports: lb.configurator: XML_VALIDATOR_WARNING: Invalid format for the error-url abc

高可用性

この節では、高可用性に関する既知の問題とその解決方法を示します。

ID

要約

6232140

管理エージェントの終了時に、「IPV6_MULTICAST_IF failed」例外が発生します。

Solaris 8 環境で、複数の NIC カードを装着したホストや IPv6 対応と IPv4 対応のカードが混在している場合、管理エージェントの終了時に「IPV6_MULTICAST_IF failed」例外が発生します。根本的な原因については、バグ ID 4418866 および 4418865 を参照してください。

解決法

1. 環境変数 _JAVA_OPTIONS を次のように設定します。

$> export _JAVA_OPTIONS="-Djava.net.preferIPv4Stack=true/span>

2. または、Solaris 9 を使用します。

6171832/
6172138

無効なセッションが削除されないため、HADB パフォーマンスが低下したり、データデバイスの空き領域がなくなったりします。

解決法

無効なセッションを効率的に削除するには、sun-ejb-jar.xml ファイルを変更して、cache-idle-timeout-in-seconds の値を removal-timeout-in-seconds の値よりも小さく設定します。

cache-idle-timeout-in-seconds の値が removal-timeout-in-seconds の値と等しいかまたは上回る場合、HADB では古いセッションが削除されないことが予想されます。

これらのプロパティを推奨値に設定した後も、無効なセッションの問題が引き続き発生する場合は、製品サポートに連絡してください。

6171994

security.policy ファイル内の不適切なアクセス権により、起動がハングアップします。

説明

security.policy ファイル内にある hadb-jdbc のアクセス権が不適切です。

解決法

起動時に断続的なハングアップが発生する場合、security.policy ファイルに推奨される次のアクセス権を追加します。

デフォルトで含まれているアクセス権:

permission java.net.SocketPermission    "*", "connect";

推奨されるアクセス権:

permission java.net.SocketPermission "*", "connect accept,listen,resolve";

5042351

新規ノードの追加後に作成された新規テーブルが、追加ノードに配信されません。

説明

データベースインスタンスを作成し、それにノードを追加すると、データベース作成以後に追加されたノード上で、新しく作成されたテーブルが断片化されません。hadbm addnodes がテーブルを再断片化した場合に、addnodes の前に作成されたテーブルだけが追加されたノードを使用することができます。

これは、create table が、データベースの起動時、つまり hadbm create の実行時に作成される sysnode node グループを使用するからです。

解決法

新規テーブルが追加された後、または all_nodes ノードグループに新規テーブルを作成した後で、hadbm refragment を実行します。

6158393

HADB を RedHat AS 3.0 と同じ場所に配置すると負荷が高い場合に問題が発生します。

説明

HADB は、Application Server と同じ場所に配置された RedHat Linux AS 3.0 上で稼動します。トランザクションが異常終了して、パフォーマンスに影響する可能性があります。これは、オペレーティングシステムによって過剰なスワップが行われるからです。

解決法

この問題は、HADB を RedHat Linux AS 3.0 Update 4 に対してテストすると解決したように見えますが、Application Server の RedHat Linux AS 3.0 Update 4 に対するテストは正式に行われていないことに留意してください。

6175436

再断片化の処理中に 2 回目の addnodes が失敗します。

説明

最断片化の処理中に 2 回目およびそれ以降の addnodes コマンドを実行すると、次のエラーが発生する場合があります。

hadbm:Error 22042: Database could not be refragmented. Please retry with hadbm refragment command to refragment the database. Caused by:  HADB-E-11747: Nodegroup all_nodes exists already.

解決法

hadbm refragment を使用して、テーブルを手動で再断片化します。

6214601

hadbm が sysroot スキーマのユーザーテーブルを検索するため、Addnodes が失敗し、「表が見つかりません」というエラーが表示される。

説明

hadbm refragment コマンドが次のエラーで失敗します。

hadbm:Error 22042: Database could not be refragmented. Please retry with hadbm refragment command to refragment the database.. Caused by: HADB-E-11701: *Table singlesignon not found*

解決法

clusql を次のように使用して、Application Server テーブルを手動で再断片化します。

   > clusql server:port list> system+dbpassword specified at database create>

     SQL:  set autocommit on;

    SQL:  set schema haschema;

    SQL: alter table sessionattribute nodegroup all_nodes;

    SQL: alter table singlesignon nodegroup all_nodes;

    SQL: alter table statefulsessionbean nodegroup all_nodes;

    SQL: alter table sessionheader nodegroup all_nodes;

    SQL: alter table blobsessions nodegroup all_nodes;

    SQL: quit;

6159633

configure-ha-cluster がハングアップすることがあります。

説明

asadmin configure-ha-cluster コマンドを使用して複数のホストに高可用性のクラスタを作成または設定する場合に、コマンドがハングアップします。HADB 管理エージェントまたは Application Server からは、例外がスローされません。

解決法

HADB は、データベースクラスタ内のノード全体におよび異機種混在パスをサポートしていません。HADB サーバーのインストールディレクトリと設定ディレクトリが、参加ホスト全体で同じになっていることを確認してください。

さらに、コマンドをもう 1 度実行する前に、リポジトリディレクトリをクリアしてください。

6197822

hadbm set によって、データベースインスタンスが回復の困難な状態になります。

説明

このシナリオでは、一部のデータベース設定変数の変更を試みた場合に hadbm set コマンドが失敗します。たとえば、DataBufferPoolSize をより大きなサイズに設定しようとすると、ノード 0 での共有メモリ不足のために失敗します。次に、hadbm set コマンドは、ノード 0 のデータベースを停止状態に、ノード 1 のデータベースを実行状態にします。hadbm set を使用してプールサイズを元の値にリセットしようとすると、失敗して次のエラーメッセージが表示されます。

22073: The operation requires restart of node 1. Its mirror node is currently not available. Use hadbm status --nodes to see the status of the nodes.

この場合、hadbm startnode 0 も失敗します。

解決法

データベースを停止して、hadbm set を使用して元の値を復元し、データベースを再起動します。

6200133

configure-ha-cluster での障害。HADB インスタンスの作成が失敗します。

説明

HADB クラスタの作成を試みると、失敗して次のメッセージが表示されます。

HADB-E-00208: The transaction was aborted.

SQL ディクショナリ表に格納されている起動トランザクションは異常終了します。

解決法

configure-ha-cluster コマンドをもう一度実行します。hadbm create コマンドを実行して前述のエラーメッセージが表示された場合は、再実行します。

6181845

Microsoft Windows 上に、1 つのサイズが 2G バイトを超えるデータデバイスを作成できません。

説明

hadbm create (または hadbm set) で、--NumberOfDataDevices=1 (デフォルト) を使用して --devicesize を 2G バイトより大きい値に設定すると、次のエラーが発生します。

DEVINIT-ERROR: out of space, wrote -2147479552 B of -2036330496 B An attempt was made to move the file pointer before the beginning of the file.

解決法

Microsoft Windows で 2G バイトを超えるサイズのデータデバイスを作成する必要がある場合は、devizesize を 2G バイトで割って必要なデバイス数を計算します。次に、--NumberOfDataDevices オプションを使用して、計算結果に応じた数のデータデバイスを作成します。

5091349

異機種インストールパスがサポートされていません。

同じ名前の同じソフトウェアパッケージを、異なる場所の異なるホストで登録することはできません。

解決法

HADB は、データベースクラスタ内のノード全体におよび異機種混在パスをサポートしていません。HADB サーバーのインストールディレクトリと設定ディレクトリが、参加ホスト全体で同じになっていることを確認してください。

5091280

habdm set はリソースの可用性 (ディスクとメモリの空き容量) をチェックしません。

シナリオ

hadbm set を使用して、デバイスまたはバッファのサイズを大きくしています。

説明

管理システムは、データベースを作成する場合やノードを追加する場合にリソースの可用性をチェックしますが、デバイスまたはメインメモリバッファのサイズを変更する場合には、十分なリソースが使用可能かどうかをチェックしません。

解決法

devicesize または buffersize 設定属性の値を大きくする前に、すべてのホストに十分な空き容量およびメモリ容量があることを確認してください。

4855623

ノードのホストのいずれかがダウンしていると、hadbm stop コマンドが終了しない。

ネットワーク上の問題により HADB ノードが shutdown メッセージを受け取らない場合、hadbm stop コマンドはデータベースを完全に停止できないことがあります。通常は、hadbm コマンドを完了するのに 60 秒以上かかります。この場合、hadbm stop/delete コマンドが動作しません。停止するノードを指定する必要があります。

解決法

1. “hadbm status --nodes” コマンドを使用して、引き続き有効になっているノードを確認します。

2. 一部実行中の各ノードに対して、「hadbm stopnode -f node_number」を実行します。

4861337

hadm stopdb の実行中にアクティブデータノードに障害が起こると、hadm startdb コマンドの実行に失敗します。

データベースを起動できない場合、hadbm status コマンドは non-operational を返します。

解決法

この問題を解決するには、次の手順を実行してください。

1. hadbm clear --fast を実行します。


このコマンドにより、システム内の各マシンについて address in use というタイプの障害が報告された場合は、ログインして clu_ で始まるすべてのプロセスを強制終了します。

2. hadbm clear --fast コマンドをもう一度実行します。


これにより、すべてのデータが消え、データベースが再起動します。

3. セッションストアを作成し直します。

セッションストアの詳細は、『Sun Java System Application Server 管理ガイド』を参照してください。

4958827

子プロセスのトランザクションが応答しません。

ホストマシンが複数の HADB を収納し、すべてのノードがそれぞれのデバイスを同一のディスクに設置すると、ディスク I/O がボトルネックになります。HADB プロセスは非同期 I/O を待機しているため、ノード監視プログラムの heartbeat check には応答しません。したがって、ノード監視プログラムはこのプロセスを再起動することになります。この問題は、どのようなオペレーティングシステムでも起こる可能性がありますが、今のところ、Red Hat Linux AS 2.1 および 3 で確認されています。

解決法

同一のマシンに存在する、異なる HADB ノードのデバイスに対して、別々のディスクを使用します。

なし

ダブルネットワークでの HADB 設定

2 つのサブネット上にダブルネットワークで設定された HADB は、Solaris SPARC 上では正常に動作します。しかし、一部のハードウェアプラットフォームでのオペレーティングシステムまたはネットワークドライバの問題で、Solaris x86 および Linux プラットフォームではダブルネットワークを適切に処理できないことが確認されました。これにより、HADB に次のような問題が発生します。

  • Linux では、HADB プロセスでメッセージ送信がブロックされることがあります。これにより、HADB ノードが再起動し、ネットワークパーティションが発生します。
  • Solaris x86 では、ネットワークに障害が発生すると、何らかの問題によってほかのネットワークインタフェースへの切り替えが禁止される場合があります。この問題は常時発生するわけではありませんが、ネットワークは 1 つよりも 2 つ使用することを推奨します。このような問題は、Solaris 10 では部分的に解決されました。
  • Trunking はサポートされていません。
  • HADB は、Microsoft Windows 2003 上でのダブルネットワークをサポートしていません (バグ ID 5103186)。

6178228/
6179010

configure-ha-cluster での障害

説明

ホスト名を 2 〜 3 個使用して HADB ドメインを作成し、その操作に成功します。hadbm listdomain コマンドで、ドメインが作成されたことを確認します。

$ hadbm listdomain -w admin

Hostname   Enabled?Running?Release    Interfaces

europe100  Yes      Yes  V4-4-1-3     128.139.113.110

europe111  Yes      Yes  V4-4-1-3     128.139.113.111

次に、hadbm create コマンドでデータベースを作成し、フルドメイン名の hostname--hosts オプションのパラメータとして指定します。次に例を示します。

$ hadbm create --hosts=europe100.xyz.abc.com,europe111.xyz.abc.com ..

次のエラーメッセージが表示されます。

hadbm:Error 22176: The host europe100.xyz.abc.com is not registered in the HADB management domain. Use hadbm createdomain to set up the management domain or hadbm extenddomain to include new hosts in an existing domain.

回避策

2 つの回避策があります。

1. hadbm listdomain によって表示される名前を使用します。

次に例を示します。hadbm create --hosts=europe100,europe111 ..

2. 10 進数の IP アドレス (DDN) を使用します。

次に例を示します。hadbm create --hosts=128.139.113.110,128.139.113.111

6174676/
6179084

configure-ha-cluster を実行できません。

説明

サーバーと hadbm クライアントホストに 1 つずつ、2 つの異なる HADB がインストールされており、HADB のバージョンが異なっています。一方のバージョンの管理エージェントを起動します。次に、他方のバージョンで hadbm create を実行します。次のエラーメッセージが表示されます。

HADBMGMT007:hadbm create command failed. Return value: 1 STDOUT:

STDERR: hadbm:Error 22170: The software package V4.4.x could not be found at path pacakgepath/4.4-x on host hostname.

CLI137 Command configure-ha-cluster failed.

解決法

管理エージェントおよび hadbm クライアントに同じバージョンの HADB を使用します。

5103186

Microsoft Windows 2003 でネットが 1 つダウンしていると、NSUP を起動できません。

説明

HADB が Microsoft Windows 2003 でダブルネットワークとして構成されているときに 1 つのネットワークがダウンすると、ノードを再起動できなくなります。そのため、1 つのノードがダウンすると、HADB もダウンしたままの状態になります。

解決法

Microsoft Windows 2003では、HADB をダブルネットワークで構成しないでください。

サーバーの管理

この節では、次のトピックを取り上げます。

コマンド行インタフェース (CLI)

この節では、コマンド行インタフェースに関する既知の問題とその解決方法を示します。

ID

要約

4676889

シングルモードで実行する CLI コマンドの文字数が 256 文字を超える場合、オーバーフローが発生します。

UNIX(R) では、シングルモードで実行する CLI コマンドの文字数が 256 文字を超える場合、コマンドの実行に失敗し、「コマンドが見つかりません」というエラーが表示されます。

CLI の制限ではありません。

次に例を示します。

create-jdbc-connection-pool --instance server4 --datasourceuser admin --datasourcepassword adminadmin --datasourceclassname test --datasourceurl test --minpoolsize=8 --maxpoolsize=32 --maxwait=60000 --poolresize=2 --idletimeout=300 --connectionvalidate=false --validationmethod=auto-commit --failconnection=false --description test sample_connectionpoolid)

解決法

1. 実行するコマンドの文字数が 256 文字を超える場合は、マルチモードを使用してください。

2. シングルモードを使用する必要がある場合は、OpenWindows コマンドツール (cmdtool) を使ってコマンドを実行してください。

管理インフラストラクチャ

この節では、管理インフラストラクチャに関する既知の問題とその解決方法を示します。

ID

要約

4686003

HTTP の QOS 制限が適用されません。

サービス品質 (QOS) では、最大 HTTP 接続数と帯域幅を指定できます。これらの属性の制限値を超えると、クライアントに 503 エラーが戻されます。しかし、管理インタフェースを使って QOS を有効にすると、サーバーは QOS の制限を適用しなくなります。

解決法

QOS 機能をすべて有効にするには、仮想サーバーの obj.conf ファイル内のデフォルトオブジェクトの先頭に AuthTrans fn=qos-handler 行を手動で追加します。qos-handler サーバーアプリケーション関数 (SAF) と obj.conf 設定ファイルについては、『Developer's Guide to NSAPI』を参照してください。

4740022

新しいインスタンスサーバーを追加して起動すると、SNMP: END OF MIB メッセージが表示されます。

インスタンスサーバーとサブエージェントをシャットダウンしないで新しいインスタンスを追加し、起動すると、END OF MIB メッセージが返されます。

解決法

1. 新しいインスタンスを表示するには、サブエージェントとすべてのインスタンスサーバープロセスをシャットダウンします。各サーバーで、「監視」の「SNMP 統計収集を有効」をオンに設定します。その後、各インスタンスサーバーを再起動し、サブエージェントプロセスを 1 つだけ再起動します。

2. サブエージェントがすでに実行中の場合は、これ以上起動しないでください。Application Server をインストールするときは、必ずマスターエージェントとサブエージェントを 1 つずつ使用します (全ドメイン、全インスタンスに共通)

4865739

server.xml 内のインスタンスポートのネガティブテストによって domains.bin が壊れます。

ポート番号または IP アドレス、あるいはその両方に英字が含まれている場合は、新しいインスタンスを作成できないため、現在のインスタンスが管理不能になります。

解決法

1. server.xml ファイルとバックアップ用の server.xml ファイルを編集し、ポート番号または IP アドレス (あるいはその両方) を訂正します。

2. keepmanualchanges=true オプションを使って asadmin reconfig コマンドを実行します。

3. 管理インタフェースを使用し、「Administration (管理)」ツリーでインスタンス名を選択して、インスタンスを停止します。

4. 管理サーバーとアプリケーションサーバーインスタンスを再起動します。

管理インタフェース

管理インタフェースを使用するときは、ブラウザがキャッシュからではなくサーバーから最新のページを取り出す設定になっているかどうかを確認してください。一般に、デフォルトのブラウザ設定では問題は発生しません。

この節では、管理用グラフィカルユーザーインタフェースに関する既知の問題とその解決方法を示します。

ID

要約

4725473

管理インタフェースニックネーム一覧に外部証明書のニックネームが表示されません。

Application Server 管理インタフェースを使って外部証明書をインストールした場合、外部暗号化モジュール上にインストールされた証明書を使って HTTP リスナーで SSL を有効にしようとすると問題が発生します。証明書は正しくインストールされていますが、管理インタフェースに証明書のニックネームが表示されません。

解決法

1. 管理ユーザーとして、Sun ONE Application Server のインストールマシンにログインします。

2. HTTP リスナーと外部暗号化モジュール上にインストールされた証明書をリンクします。asadmin コマンドを実行します。asadmin コマンドの詳細については、asadmin(1M) のマニュアルページを参照してください。

/sun/appserver7/bin/asadmin create-ssl
   --user admin --password
password
   --host
host_name
   --port 8888
   --type http-listener
   --certname nobody@apprealm:Server-Cert
   --instance server1
   --ssl3enabled=true
   --ssl3tlsciphers +rsa_rc4_128_md5
   http-listener-1

このコマンドは、証明書とサーバーインスタンスをリンクします。証明書のインストールは行いません (証明書は 管理インタフェースを使用してインストール済み)。証明書と HTTP リスナーのリンクは確立されていますが、HTTP リスナーは非 SSL モードでリッスンします。

3. 次の CLI コマンドを使って、HTTP リスナーが SSL モードでリッスンするように設定します。

/sun/appserver7/bin/asadmin  set
   --user admin
   --password
password
   --host
host_name
   --port 8888
   
   server1.http-listener.http-listener-1.securityEnabled=true

このコマンドは、サーバーインスタンスのリッスンモードを非 SSL から SSL へ切り替えます。

上記の手順が完了すると、管理インタフェースに証明書が表示されます。

4. これで、管理インタフェースを使って HTTP リスナーを編集できる状態になりました。

4760939

SSL: certutil によって生成された自動署名証明書が「Certificate Nickname (証明書ニックネーム)」リストに表示されません。

自動署名証明書が certutil によって生成されていると、管理インタフェースに「Certificate Nickname (証明書ニックネーム)」が表示されません。

解決法

自動署名証明書を使用する場合は、server.xml ファイルを手動で編集する必要があります。

4991824

管理コンソールから SSL を有効化した後、再起動するとタイムアウトとなります。

解決法

SSL を有効化した後は、インスタンスを再起動する代わりに、サーバーをいったん停止して起動します。

4988332

何の変更もしていないのに、「変更の適用が必要です」のアイコンが表示されます。

管理コンソールでは、アプリケーションサーバーインスタンスのプロパティまたは設定を表示すると、設定がまったく変更されていなくても「変更の適用が必要です」というアイコンが表示されます。

解決法

このメッセージは1回だけ表示され、アプリケーションサーバーに対しては何の変更も加えません。このメッセージが表示されたら、「変更の適用」を選択します。

5011969

Solaris x86 の場合に、管理インタフェースの HTTP リスナーと IIOP リスナーのページでエラーが生じます。

解決法

この問題は、特定バージョンの jss3.jar で発生します。2 つの回避策があります。

パッチレベル 115924-03、115925-03、115926-03、115927-03 では、SUNWjss パッケージを最新バージョンでアップグレードします。

次の指示に従って、サーバーのクラスパスから jss3.jar へのパスを削除します。

1. server.xml を開いて編集します。

2. クラスパスから usr/share/lib/mps/secv1/jss3.jar を削除します。

明示的に変更していない限り、このエントリはクラスパスの最初のエントリです。

3. server.xml を保存し、asadmin reconfig を実行します。

4. サーバーインスタンスを開始する前に、jss3.jar の名前を変更する必要もあります。

サンプルアプリケーション

この節では、サンプルアプリケーションに関する既知の問題とその解決方法を示します。

ID

要約

4739854

asadmin を使ったリソースの配備方法の説明がありません。

一部のサンプルのマニュアルには、asadmin コマンドを使ってアプリケーションを配備するようにと記述されているだけで、必要なリソースを作成する手順が記載されていません。

解決法

asadmin コマンドを使ってアプリケーションまたはリソースを配備できます。サンプルの build.xml ファイルからは詳細情報を取得できます。詳細情報は、asant deploy の実行結果からも確認できます。

JDBC/BLOB の例の場合、次の手順で、asadmin を使ってリソースを作成します (ホスト名は jackiel2 とし、管理サーバーのユーザー名/パスワード/ポートは、それぞれ admin/adminadmin/4848 とする)。

asadmin create-jdbc-connection-pool --port 4848 --host jackiel2 --password adminadmin --user admin jdbc-simple-pool

--datasourceclassname com.pointbase.jdbc.jdbcDataSource  --instance server1

asadmin  set --port 4848 --host jackiel2 --password adminadmin --user admin

server1.jdbc-connection-pool.jdbc-simple-pool.property.DatabaseName=jdbc:pointbase:server://localhost/sun-appserv-samples

4993620

複数の XA 接続があるとき、afterCompletion() が false となります。

samples/transactions/ejb/cmt/bank の改訂版を使用- BankBean ejb は 2 種類のデータベース、1 つは当座預金口座、もう 1 つは貯蓄預金口座に接続します。oracle.jdbc.xa.client.OracleXADataSource データソース向けに設定した 2 つの接続プールが作成してあり、グローバルトランザクションが有効になっています。

スタンドアロンのクライアントを実行し、振替、当座預金の残高確認、貯蓄預金の残高確認を行うと、次の 3 つのリモート呼び出しが発生します。transferBalance()getCheckingBalance() および getSavingsBalance()

すべてのデータベースオペレーションは正しく実行されていますが、getCheckingBalance() 呼び出しに対する afterCompletion は、committed=false となります。

たとえば、次のことが実行されます。

appclient -client /space/S1AS/installation/domains/domain1/server1/applications/j2ee-apps/transactions-bank_13/transact -name BankClient -textauth com.sun.jndi.cosnaming.CNCtxFactory iiop://localhost:3700

結果は次のようになります。複数の XA 接続で、データベースの読み取り操作のみ実行するステートフルセッション Bean の tx は成功していますが、afterCompletion() は false を返します。

解決法

現在の JTS の実装は、これをサポートしません。

5016748

Java クライアントを使った SFSB フェイルオーバーのサンプルアプリケーション実行について、説明が正しくありません。

サンプルアプリケーションのマニュアルにある、SFSB フェイルオーバーのサンプルアプリケーションを実行する java コマンドが正しくありません。

解決法

Java クライアントでの sfsbFailover 実行について、正しい説明は次のとおりです。

ACC なしのローカルまたはリモート RMI/IIOP ベースのクライアントで、sfsbFailover を実行します。

ACC (アプリケーションクライアントコンテナ) のインタフェースなしで Java クライアントを実行します。ローカルマシン (ashost) または リモートマシンで実行できます。クライアントアプリケーションはコマンド行から実行します。

   java -Djava.library.path=$AS_INSTALL/lib:/usr/lib/mps

-Dcom.sun.CORBA.connection.ORBSocketFactoryClass=com.sun.enterprise.iiop.EEIIOPSocketFactory
-Dorg.omg.PortableInterceptor.ORBInitializerClass.com.sun.appserv.ee.iiop.EEORBInitializer
-Dorg.omg.CORBA.ORBClass=com.sun.enterprise.iiop.POAEJBORB
-Dorg.omg.CORBA.ORBSingletonClass=com.sun.corba.ee.internal.corba.ORBSingleton
-Djavax.rmi.CORBA.UtilClass=com.sun.corba.ee.internal.POA.ShutdownUtilDelegate
-classpath <CP> <ClientApp>
java.naming.factory.initial=com.sun.appserv.naming.S1ASCtxFactory
com.sun.appserv.iiop.loadbalancingpolicy=ic-based
com.sun.appserv.iiop.endpoints=host:port,host:port

各変数の意味は次のとおりです。

  • CP には、クラスパス用に sfsbFailover.jar、appserv-rt.jar、appserv-ext.jar、appserver-rt-ee.jar、appserv-admin.jar の 5 つの jar ファイルが含まれています。

sfsbFailoverClient.jar のファイルは、配備ディレクトリから現在のディレクトリにコピーされます。install_dir/domains/domain1/server1/applications/j2ee-apps/sfsbFailover_1

ほかの jar ファイルは AS インストールから現在のディレクトリにコピーされます。install_dir/lib

クライアントアプリケーションをリモートマシンで実行する場合は、sfsbFailoverClient.jar とほかの 3 つの appserver jar ファイルをクライアントマシンに移動する必要があります。ACC あり、または ACC なしのアプリケーションクライアントを実行する例として、sfsbFailoverClient.jar を使いましたが、このファイルには、ACC を使わない場合に最低限必要なもの以外のファイルも含まれています。ACC なしのリモートマシン上でこの例を実行するのに最低限必要なファイルは、appserv-ext.jar と、sfsbFailoverClient.jar から抽出した次のファイルです。

samples/ejb/stateful/simple/ejb/Cart.class - リモートインタフェース
samples/ejb/stateful/simple/ejb/CartHome.class - ホームインタフェース
samples/ejb/stateful/simple/ejb/_Cart_Stub.class - リモートスタブ
samples/ejb/stateful/simple/ejb/_CartHome_Stub.class - ホームスタブ
samples/ejb/stateful/simple/client/CartClient.class - クライアントアプリケーションのメインクラス

appserv-ext.jar のファイルはクライアントマシンに必要です。このファイルには、クライアントが必要とする javax.ejb パッケージ、および必要とする可能性のある J2EE API の実装とインターフェースが含まれているためです。

5016748
(続き)

  • ClientApp とは、クライアントプログラムを表します。この例では次のものを指します。samples.ejb.stateful.simple.client.CartClient
  • URL とは、ホスト名 (ashostなど) および ORB ポート (3700など) を持ったクラスタの一部として稼動している アプリケーションサーバーのリストで、コンマで区切られたものを指します。たとえば、

     ashost:3700,ashost:3701,ashost:3702

このコマンドの完全な例は次のとおりです。

java -Djava.library.path=$AS_INSTALL/lib:/usr/lib/mps

-Dcom.sun.CORBA.connection.ORBSocketFactoryClass=com.sun.enterprise.iiop.EEIIOPSocketFactory
-Dorg.omg.PortableInterceptor.ORBInitializerClass.com.sun.appserv.ee.iiop.EEORBInitializer
-Dorg.omg.CORBA.ORBClass=com.sun.enterprise.iiop.POAEJBORB
-Dorg.omg.CORBA.ORBSingletonClass=com.sun.corba.ee.internal.corba.ORBSingleton
-Djavax.rmi.CORBA.UtilClass=com.sun.corba.ee.internal.POA.ShutdownUtilDelegate
-classpath
sfsbFailoverClient.jar:appserv-ext.jar:appserv-rt.jar:appserv-rt-ee.jar:appserv-admin.jar
samples.ejb.stateful.simple.client.CartClient
java.naming.factory.initial=com.sun.appserv.naming.S1ASCtxFactory
com.sun.appserv.iiop.loadbalancingpolicy=ic-based
com.sun.appserv.iiop.endpoints=localhost:3700,localhost:3701

このコマンドを実行する前に、LD_LIBRARY_PATH に $AS_INSTALL/lib と /usr/lib/mps を組み込みます。

対話型コンソールにより、SFSB、InitialContext、ホーム参照、およびリモート参照などの高可用性をテストできます。InitialContext を作成して、「Enter」キーを押します。参照は、ほかの利用可能なサーバーインスタンスにフェイルオーバーされます。ホーム参照やリモート参照についても同様に、フェイルオーバーの動作テストができます。

5016656

PointBase の起動スクリプトに対して、サンプルドキュメントが正しくないパスを指しています。

startserver.sh のパスが誤って、pointbase_install_dir/tools/server/startserver.sh と書かれています。

解決法

PointBase の起動スクリプトへの正しいパスは、pointbase_install_dir/client_tools/server/startserver.sh です。

5016647

JWSDP 1.0_01 の Coffee Break アプリケーションでの Indent-amount 問題

Coffee Break のサンプルアプリケーションを実行すると、次のエラーが表示されます。

エラー: output property 'indent-amount' not recognized

解決法

これは JWSDP 1.0_01 の既知の問題です。これを回避するには、JWSDP のバージョン 1.1より新しいものを使用してください。

ORB/IIOP リスナー

この節では、ORB/IIOP-Listener に関する既知の問題とその解決方法を示します。

ID

要約

4743419

IPv6 アドレスの DNS アドレス検索が失敗する場合、IPv6 アドレスでは RMI-IIOP クライアントが機能しません。

IPv6 アドレスの DNS 検索が失敗する場合、IPv6 アドレスでは、RMI-IIOP (Remote Method Invocation-Internet Inter-ORB Protocol) のクライアントが機能しません。

解決法

IPv6 アドレスを検索できるように、配備サイトに DNS (Domain Name Service) を設定します。

5017470

Application Server から割り当てられるデフォルトの IIOP ポート番号が、ランダムに作成されます。

ORB のリスナーまたは IIOP のエンドポイントが作成されるとき、IIOP のポート番号は、そのどちらが作成されるかによって変わります。

1. 新しい ORB リスナーを作成する > 「指定する必要あり」を意味する * マークはついていませんが、IIOP ポート番号を必ず指定してください。表示されるデフォルト値は 1072 ですが、サーバーのインストール時に作成されたデフォルトのリスナーのリスナーポート番号は 3700 です。

2. 新しい IIOP エンドポイントを作成する > デフォルトの IIOP ポート番号は 3600 と表示されます。ポート番号を指定せずにエンドポイントを作成すると、そのポートの値は null となります。

3. 新しいサーバーインスタンスが作成されると、デフォルトの ORB リスナーポート番号は任意の大きな値、通常は 30000 以上となります。

解決法

IIOP のポート番号は 32767 を越えてはなりません。もし、設定された値がこの範囲外である場合、フェイルオーバーの際に接続障害が発生します。サーバーに対して IIOP リスナーの設定を行うときは、ポート番号が確実にこの範囲内に収まるようにしてください。

マニュアル

この節では、マニュアルに関する既知の問題とその解決方法を示します。

ID

要約

6190702

hadbm help は古い情報を提供します。

解決法

最新の情報については、『Sun Java System Application Server Standard Edition and Enterprise Edition 7 2004Q2 Update 2 Administration Guide』の「Administering the High-Availability Database (Enterprise Edition)」を参照してください。

4970418

create-ssl」のマニュアルページで、--certnamecert_name の間にスペースが入っていません。

解決法

--certname オプションの正しい構文は次のとおりです。

--certname cert_name

4993601

Sun ONE Application Server 7, Enterprise Edition から、古いヘルプファイルが表示されます。

解決法

以前に Sun Java System Application Server の異なるバージョン (Sun ONE Application Server 7, Enterprise Edition など) をインストールしたことがある場合は、MANPATH 環境変数が現在のインストールディレクトリを指していることを確認してください。

5008199

delete-jvm-options」のマニュアルページの例部分の文書化エラー。

この例は、正しくは次のとおりです。

asadmin delete-jvm-options --user admin --password adminadmin
--host localhost --port 4848 --instance server1 -- "-Djava.security.policy=/var/opt/SUNWappserver7/domains/domain1/server1/config/server.policy"

なし

製品 CD の『Installation Guide』 PDF ファイルが壊れています。

解決法

『Installation Guide』 の HTML バージョンを使用します。


再配布可能なファイル

Sun Java System Application Server バージョン 7 2004Q2 Update 2 には、再配布可能なファイルは含まれていません。


問題の報告およびフィードバックの方法

Sun Java System Application Server に問題が発生した場合は、次のいずれかの方法で Sun のカスタマサポートにお問い合わせください。

最善の問題解決のため、サポートに連絡する際には次の情報をご用意ください。

Sun Java System Application Server について討議されている、次のようなインタレストグループに登録するのも便利です。

コメントの送付先

Sun では、マニュアルの改善に努めており、お客様のご意見、ご提案をお待ちしております。Web 上のフォームでご意見をお送りください。

指定の場所に、マニュアルの正式な書名と Part No. をご記入ください。Part No. は、7 桁か 9 桁の番号で、マニュアルのタイトルページまたは最初のページに記載されています。たとえば、このリリースノートの Part No. は 819-2197 です。


補足情報

Sun Java System についての有益な情報は、以下のインターネットアドレスから入手することができます。


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