Sun OpenSSO Enterprise 8.0 リリースノート

データストアの問題

4102: サービス管理設定の TTL が機能しない

サービス管理設定の有効期間 (TTL) が、TTL プロパティーが初期化されていないために、正常に機能していません。

4085: OpenSSO Enterprise で CRL を LDAP ディレクトリに格納できない

破棄証明書リスト (CRL) を CRL 配布ポイント拡張から取得したあと、その CRL が OpenSSO Enterprise から LDAP ディレクトリに格納されません。

3827: 2 つ目の Glassfish インスタンスで設定の複製がハングアップする

この問題は、OpenSSO Enterprise が Windows Vista サーバー上の 2 つの Glassfish (または Application Server 9.1) インスタンスに配備されるシナリオで発生します。2 つ目の OpenSSO Enterprise インスタンスの設定中に、「既存の配備に追加」オプションを使用した設定の複製がハングアップします。

回避方法: この問題は、Windows Vista システムでは現在回避できません。Vista 以外の Windows システムでは、次の Glassfish (または Application Server 9.1) JVM オプションを追加してください。

-Dcom.sun.enterprise.server.ss.ASQuickStartup=false

3350、2867: Active Directory データストアで「LDAP がリフェラルに従う」を無効にする必要がある

Active Directory データストアが原因でシステムがハングアップすることがあります。この問題は、新規 Active Directory データストアの作成時に発生する可能性もあります。

回避方法: OpenSSO Enterprise 管理コンソールで、当該 Active Directory データストアの「LDAP がリフェラルに従う」を無効にします。

  1. アクセス制御」、top-level-realm 、「データストア」、 ActiveDirectory-data-store-name の順にクリックします。

  2. LDAP がリフェラルに従う」の「有効」のチェックを外します。

  3. 変更を保存します。

Access Manager SDK (AMSDK) プラグインでフェイルオーバーが機能しない

OpenSSO Enterprise が AMSDK プラグインで設定され、ディレクトリサーバーが MMR に設定されている場合、ディレクトリサーバーインスタンスがダウンしてもフェイルオーバーが機能しません。