「3923: Oracle Application Server 上で「コンソールでの共通作業」ページからのエンティティー (IDP または SP) の作成が失敗する」
「2661: WebSphere Application Server 6.1 上で logout.jsp がコンパイルできない」
「1977: WebSphere Application Server 6.1 上で SAMLv2 サンプルの configure.jsp ファイルが動作しない」
OpenSSO Enterprise を Oracle Application Server 上に配備している場合、「コンソールでの共通作業」ページでエンティティー (IDP または SP) を作成すると、例外が発生します。
回避方法: opensso.war が Oracle Application Server 上に配備されている場合は、配備計画表示で oracle.xml ファイルのインポートオプションを無効にします (「配備: 配備設定」 > 「クラスロードの設定」 > oracle.xml)。
すべての ID-FF ログレコードのコンテキスト (またはログイン) ID が、ユーザーが異なる場合でも同じになります。
logout.jsp ファイルには JDK 1.5 が必要ですが、IBM WebSphere Application Server 6.1 では JSP ファイルの JDK ソースレベルが JDK 1.3 に設定されます。
回避方法: 「1977: WebSphere Application Server 6.1 上で SAMLv2 サンプルの configure.jsp ファイルが動作しない」の回避方法を参照してください。
WebSphere Application Server 6.1 インスタンスで、/sample/saml2/sp/configure.jsp ファイルと /sample/saml2/idp/configure.jsp ファイルがコンパイルできません。configure.jsp ファイルには JDK 1.5 が必要ですが、WebSphere Application Server 6.1 では JSP ファイルの JDK ソースレベルが JDK 1.3 に設定されます。
回避方法: 次の手順に従い、JSP エンジン設定パラメータを編集して、JDK ソースレベルを 1.5 に設定します。
WEB-INF/ibm-web-ext.xmi ファイルを開きます。
JSP エンジン設定パラメータは、Web モジュールの設定ディレクトリまたは Web モジュールのバイナリディレクトリのいずれかにある、WEB-INF/ibm-web-ext.xmi ファイルに格納されています。
設定ディレクトリの例を示します。
{WAS_ROOT}/profiles/profilename/config/cells/cellname/applications/ enterpriseappname/deployments/deployedname/webmodulename/
アプリケーションが、「Use Binary Configuration」フラグを true に設定して WebSphere Application Server に配備された場合は、バイナリディレクトリとなります。次のような形式になります。
{WAS_ROOT}/profiles/profilename/installedApps/nodename/ enterpriseappname/webmodulename/
compileWithAssert パラメータを、ファイルから文を削除するかコメントタグ (<!— と –>) で文を囲むかして、削除します。
jdkSourceLevel パラメータを追加し、値として 15 を設定します。次のような形式になります。
<jspAttributes xmi:id="JSPAttribute_1" name="jdkSourceLevel" value="15"/>
注: JSPAttribute_1 の整数部分 (_1) は、ファイル内で一意にしてください。
ibm-web-ext.xmi ファイルを保存します。
アプリケーションを再起動します。
jdkSourceLevel パラメータやそのほかの JSP エンジン設定パラメータの詳細については、次のページを参照してください。