SSP ソフトウェアや Solaris オペレーティング環境をアップグレードする前に、ssp_backup(1M) コマンドを使用して SSP 環境をバックアップしてください。ssp_backup(1M) コマンドによって生成されたバックアップファイルには、Capacity on Demand ソフトウェアが使用する次のファイルも含まれます。
ライセンスファイル ($SSPVAR/.ssp_private/SUNWcod.lic)
cod_resource ファイル ($SSPVAR/.ssp_private/cod_resource)
セキュアログファイルと、月次ログファイルのコピー (/var/opt/SUNWssp/adm/cod.log と /var/opt/SUNWssp/adm/cod.log.*)
blacklist(4) ファイル
Solaris オペレーティング環境をアップグレードします。
詳細については、Solaris 7 Installation Collection の『Solaris のインストール (上級編)』を参照してください。
『Sun Enterprise 10000 SSP 3.1.1 Installation Guide and Release Notes』、または『Sun Enterprise 10000 SSP 3.2 Installation Guide and Release Notes』で説明しているように、同じバージョンの SSP ソフトウェアを再インストールしてください。
SSP 3.1.1 を使用する場合は、パッチ 108135-01 の適用も必要です。
ssp# ./ssp_restore バックアップ先ディレクトリ/ssp_backup.cpio
バックアップディレクトリには、ssp_backup(1M) コマンドで作成した ssp_backup.cpio ファイルのあるディレクトリを指定してください。
『Sun Enterprise 10000 Capacity on Demand 1.0 インストールマニュアルおよびご使用の手引き』で説明しているように、Capacity on Demand 1.0 ソフトウェアを再インストールしてください。
Capacity on Demand 1.0 ソフトウェアのパッケージ (SUNWcod) を削除します。パッケージの削除については、pkgrm(1M) コマンドのマニュアルページなどを参照してください。
『Sun Enterprise 10000 SSP 3.2 Installation Guide and Release Notes』で説明しているように、SSP ソフトウェアをアップグレードしてください。
『Sun Enterprise 10000 Capacity on Demand 1.0 インストールマニュアルおよびご使用の手引き』で説明しているように、Capacity on Demand 1.0 ソフトウェアを再インストールしてください。