このセクションには、Capacity on Demand 構成ファイルのマニュアルページが含まれています。
Capacity on Demand リソースファイル
cod_resource ファイルには、Capacity on Demand リソース情報が含まれています。このファイルは、 Capacity on Demand デーモン codd(1M) の起動時と、 codsendlog(1M) によって codd デーモンが呼び出されたときに、 codd デーモンに読み込まれます。
cod_resource ファイル中のリソースは、 以下の書式になっています。
リソース名:リソース値
リソース名は、リソースの名称です。 リソース値は、各リソースで使われる値です。 各リソース名は、cod_resource ファイル中で 1 回だけ使用できます。リソース名では、大文字・小文字は区別されます。
LicenseNotifyList リソースは、電子メールで違反の警告を送るユーザー名の一覧です。 cod_resource ファイルのデフォルト設定では、 LicenseNotifyList は ssp ユーザーに なります。 ssp ユーザーを LicenseNotifyList リソースから削除した場合 (または、 LicenseNotifyList リソース自体をこのファイルから 削除した場合) でも、ライセンス違反の警告メールは、 ssp ユーザーに送付されます。 cod_resource ファイル中のリソースは、 テキストエディタを使用して変更できます。 LicenseNotifyList の値は、以下の例のような スペースで区切られた電子メールアドレスになります。
LicenseNotifyList:ssp root
SunAddr リソースは、セキュアログファイルを 月毎に自動送付する、サンの保守スタッフの電子メールアドレスが入ります。 必要に応じて、テキストエディタを使用して cod_resource ファイルを編集すれば、このメールアドレスは変更できます。 たとえば、サイトの外側に電子メールが送付できるように、メールアドレスを 追加したい場合などです。 SunAddr リソースを除外した場合でも、 セキュアログファイルは、COD_lic@sun.com に送付されます。これはデフォルトの電子メールアドレスです。
デフォルトでは、cod_resource ファイルは以下のような 設定になっています。
LicenseNotifyList:ssp SunAddr:COD_lic@sun.com |
cod_resource ファイルを変更する場合は、 次のようにして SSP を停止させ、変更後に再起動してください。
ssp# /etc/init.d/ssp stop ssp# /etc/init.d/ssp start |
次のファイルがサポートされています。
$SSPVAR/.ssp_private/cod_resource