Solaris 9 インストールガイド

ブート環境のアクティブ化 (概要)

新しいブート環境に切り換えてアクティブにする準備ができたら、新しいブート環境をアクティブにしてリブートするだけです。新しいブート環境をアクティブにすると、そのブート環境はブート可能になります。新たに作成したブート環境を初めて起動するとき、ブート環境間でファイルの同期がとられます。ここで「同期」とは、最後にアクティブであったブート環境からこれからブートするブート環境に、システムファイルとシステムディレクトリをコピーすることです。システムをリブートすると、非アクティブなブート環境にインストールした構成がアクティブになります。この時点で、元のブート環境は非アクティブなブート環境となります。図 30-6 に、リブート後に非アクティブなブート環境からアクティブなブート環境に切り替わる様子を示します。ブート環境をアクティブにする手順については、「ブート環境のアクティブ化」 を参照してください。

図 30-6 非アクティブなブート環境のアクティブ化

Graphic