client_swap swap_size |
プロファイル内の client_swap は、各ディスクレスクライアントに割り当てるスワップ領域の大きさ (swap_size、M バイト単位) を定義します。boot_device キーワードをプロファイルに指定しない場合、インストール中にデフォルトで次の boot_device キーワードが指定されます。
例:
client_swap 64
この例は、各ディスクレスクライアントが 64M バイトのスワップ領域を持つことを定義します。
client_swap は、system_type に server を指定したときだけ使用できます。
プロファイルが swap のサイズを指定していない場合、JumpStart プログラムはシステムの物理メモリーに基づいてスワップ空間のサイズを決定します。表 28-5 に、カスタム JumpStart インストール中に swap のサイズがどのように決定されるかを示します。
表 28-5 swap のサイズの決定
物理メモリー (単位: M バイト) |
スワップ領域 (単位: M バイト) |
---|---|
16-64 |
32 |
64-128 |
64 |
128-512 |
128 |
512 を超える場合 |
256 |
JumpStart プログラムは swap のサイズが swap が作成されるディスクの 20% を超えないようにします。ただし、他のファイルシステムを配置した後に空き領域が残っている場合を除きます。空き領域が残っている場合、JumpStart プログラムは空き領域を swap に割り当てて、 可能であれば、表 28-5に示す量を割り当てます。
物理メモリーとスワップ領域の合計は、32M バイト以上必要です。