GNOME 2.0 は近々使用できるようになる機能であり、Solaris 9 オペレーティング環境に組み込むことが計画されています。現在は Web 上でプレビュー版を入手できます。
GNOME 2.0 は、Solaris 9 オペレーティング環境に組み込まれる予定の、拡張された新しいユーザーデスクトップです。GNOME 2.0 は、インターネットとのシームレスな統合のために設計されています。GNOME 2.0 によりユーザーは、個人の生産性を高めることができます。フリーソースソフトウェアで構築されているため、GNOME は複数の UNIX プラットフォームの標準に進化しています。
GNOME 2.0 デスクトップは、以下のような強力な新機能を提供します。
デスクトップとやりとりできないユーザーがやりとりできるようにする、組み込み型のアクセス可能性のソリューション
見栄えがよく直観的なユーザーインタフェース
広範囲な個人情報設定機能
統合されたグローバルインタフェースリソース
拡張ワークスペースマネージャ
好みのプログラムに高速でアクセスするための、使いやすいフロントパネル
強力なアプリケーションとアクセサリのフルパッケージ
シームレスなデータ交換と相互運用性を保証する、最新の業界標準
既存の CDE と Java ベースのアプリケーションとの互換性
GNOME デスクトップのプレビュー版 - http://www.sun.com/gnome の、「Exploring the GNOME 1.4 Desktop」で無償でダウンロードできます。このフリーダウンロードを使って、GNOME 2.0 デスクトップを検討および評価できます。GNOME 2.0 デスクトップは、Solaris オペレーティング環境の将来のバージョンでサポートされ配布される予定です。
Solaris 9 のメディアには、以下の補助ソフトウェアを含む Companion CD があります。
アクセス可能なソフトウェア - 特殊なニーズを持つユーザーのための、Emacspeak、W3 ブラウザ、および UnWindows などのオープンソース支援ソフトウェア
管理ツール - ethereal、sudo、および rpm などのシステム管理者用ツール
Web インフラストラクチャソフトウェア - Web とインターネットサービスのホスティング用のサーバーソフトウェア (デーモン)
デスクトップ環境と X ウィンドウマネージャ - アプリケーションの起動、ファイル管理、アイコンのドラッグアンドドロップなどのグラフィカルユーザーインタフェースを提供するソフトウェア。K-Desktop Environment とともに、いくつかのウィンドウマネージャのパッケージが含まれています。
デスクトップアプリケーション - 生産性およびマルチメディアソフトウェアなどの、グラフィカルデスクトップアプリケーション
コマンド行ツールとユーティリティ - GNU プロジェクトからの *utils パッケージなどの、コマンド行ユーティリティおよびツール
エディタ - テキスト文書とソフトウェアプログラムを書くために使用するアプリケーション
セキュリティツール - snort、nmap、および tcpdump などの、システムとネットワークのセキュリティ監視と検出用のツール
メッセージングソフトウェア - 電子メール、WWW、ニュース、およびチャット用の、クライアント側のアプリケーションとツール
言語 - gcc コンパイラといくつかの高水準 (スクリプト記述) プログラミング言語
開発用ライブラリ - プログラマ用のライブラリ(ソフトウェアルーチンの集まり)
開発ツール - autoconf、automake 、および cvs などのプログラマ用ツール
このフリーウェアは、以下の Web サイトでダウンロードすることもできます。