Dtpower プログラムを使用すると、システムの自動シャットダウンを実行する時期を指定できます。この機能は、自動停止機能と呼ばれています。sun4u デスクトップマシンの場合は、指定した時期にシステムの電源を自動的に入れることもできます。この機能は、自動立ち上がり機能と呼ばれています。
自動停止機能の設定値を変更する前に、保存停止・復元再開機能を使用する場合の注意事項を参照してください。
自動停止機能では、保存停止機能を使用して、システムの電源を自動的に切ります。システムの電源を再度入れると、システムは復元再開され、保存停止されたときの状態に戻ります。
Dtpower ウィンドウを使用すると、自動停止機能および自動立ち上がり機能を有効または無効にできます。また、次の値も指定できます。
自動停止機能がシステムを保存停止させるまでのアイドル時間 (分単位)。
1 日のうちで自動停止機能の実行が有効な期間の開始時刻と終了時刻。開始時刻と終了時刻に同じ値を設定すると、自動停止機能は 1 日中常に有効になります。図 23–11 を参照してください。
1 日のうちでシステムの電源が自動的に入る時刻 (自動停止機能によってシステムが保存停止されている場合は、復元再開 (自動立ち上がり機能) が実行される時刻)。この機能を利用できるのは、sun4u デスクトップシステムの場合だけです。
システムを手動で保存停止した場合は、自動立ち上がり機能が実行されません。自動立ち上がり機能が実行されるのは、自動停止機能が実行された後だけです。
Dtpower を起動します。
アイドル時間の設定値が 5 分未満であっても、自動停止機能が 5 分以内に続けて実行されることはありません。
Dtpower 基本ウィンドウで、[拡張] を選択します。
ウィンドウが展開表示されて [簡易編集] タブが表示されます。
[簡易編集] タブで [自動停止機能を有効] チェックボックスをオンにします。
[編集] をクリックします。
自動停止機能のウィンドウが表示されます。
自動停止機能の実行を有効にする時刻を入力します。
自動停止機能の実行を無効にする時刻を入力します。
[アイドル状態の場合、システムをこの時間停止する] の数値ボックスで、コンピュータがシャットダウンされるまでのアイドル時間を指定します。
図 23–12 の場合、自動停止機能は午後 6 時〜午前 8 時の間にアイドル時間が 30 分を超えると実行されるように設定されています。
必要な設定値がすべて表示されたら [了解] をクリックします。
表示された設定値を取り消す場合は、[取消し] をクリックします。ウィンドウには、現在アクティブな設定値が表示されます。
Dtpower を起動します。
Dtpower 基本ウィンドウで、[拡張] を選択します。
ウィンドウが展開表示されて [簡易編集] タブが表示されます。
[簡易編集] タブで [自動停止機能を有効] チェックボックスをオフにします。
[了解] をクリックします。
自動立ち上がり機能を利用できるのは、sun4u デスクトップシステムの場合だけです。
Dtpower を起動します。
Dtpower 基本ウィンドウで、[拡張] を選択します。
ウィンドウが展開表示されて [簡易編集] タブが表示されます。
[簡易編集] タブで [自動停止機能を有効] チェックボックスをオンにします。
[編集] をクリックします。
自動停止機能のウィンドウが表示されます。
自動停止機能のアイドル時間を設定します。
自動停止機能のアイドル時間を設定するにはを参照してください。
[次の時刻に再起動: <time>] チェックボックスをオンにします。
Dtpower を起動します。
Dtpower 基本ウィンドウで、[拡張] を選択します。
ウィンドウが展開表示されて [簡易編集] タブが表示されます。
[簡易編集] タブで [自動停止機能を有効] チェックボックスをオフにします。
[編集] をクリックします。
自動停止機能のウィンドウが表示されます。
[次の時刻に再起動: <time>] チェックボックスをオフにします。