Solaris 共通デスクトップ環境 ユーザーズ・ガイド

ウィンドウリスト

ウィンドウリストには、CDE ワークスペース上のすべてのウィンドウに関する情報が表示されます。ウィンドウリストは、起動されると動的に更新されます。

図 7–5 ウィンドウリストのメイン画面

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ウィンドウは、次のいずれか 1 つの順序に従ってソートできます。

ウィンドウリストの起動

ウィンドウリストは、デスクトップまたはコマンド行から起動できます。

ウィンドウリストをデスクトップから起動するには
  1. デスクトップをマウスの右ボタンでクリックして、[ワークスペース] メニューを開きます。

  2. [アプリケーション] を選択します。

  3. [アプリケーション] サブメニューから [アプリケーション・マネージャ] を選択します。

  4. [デスクトップアプリケーション] をダブルクリックします。

  5. ウィンドウリストをダブルクリックします。

ウィンドウリストをコマンド行から起動するには

    コマンド行で「sdtwinlst」と入力します。

[ウィンドウ] メニューからのウィンドウリストの処理の実行

ウィンドウリストを使用して次の処理を実行できます。

図 7–6 ウィンドウリストの [ウィンドウ] メニュー

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選択したウィンドウに移動するには
  1. ウィンドウリストからウィンドウを 1 つ選択します。

  2. [ウィンドウ] メニューから [ウィンドウに移動] を選択します。


注 –

ウィンドウリストの [オプション] ダイアログボックスの設定によっては、ウィンドウリストのエントリをダブルクリックして、選択したウィンドウが含まれるワークスペースに移動したり、該当するウィンドウを現在のワークスペースに移動することができます。ウィンドウエントリに対するダブルクリック時のアクションを設定するにはを参照してください。


ウィンドウを現在のワークスペースに移動するには
  1. ウィンドウリストからウィンドウを 1 つ選択します。

  2. [ウィンドウ] メニューから [このワークスペースに移動] を選択します。

    該当するウィンドウが現在のワークスペースに表示されます。

ウィンドウを階層内で下に移動するには
  1. ウィンドウリストからウィンドウを 1 つ選択します。

  2. [ウィンドウ] メニューから [奥へ] を選択します。

選択したウィンドウをアイコン化するには
  1. ウィンドウリストからウィンドウを選択します。

  2. [ウィンドウ] メニューから [アイコン化] を選択します。

ウィンドウを閉じるには
  1. ウィンドウリストからウィンドウを選択します。

  2. [ウィンドウ] メニューから [ウィンドウを閉じる] を選択します。

  3. (省略可能) 閉じようとしているウィンドウにだけ該当アプリケーションが含まれている場合は、確認ダイアログボックスが表示されます。ウィンドウを閉じて該当アプリケーションを終了する場合は、[了解] をクリックします。

アプリケーションを終了するには
  1. ウィンドウリストからウィンドウを 1 つ選択します。

  2. [ウィンドウ] メニューで [アプリケーションを終了] を選択します。

  3. (省略可能) 閉じようとしているウィンドウにだけ該当アプリケーションが含まれている場合は、確認ダイアログボックスが表示されます。ウィンドウを閉じてアプリケーションを終了する場合は、[了解] をクリックします。

選択したウィンドウを別のワークスペースに移動するには
  1. ウィンドウリストからウィンドウを選択します。

  2. [ウィンドウ] メニューから [ワークスペースに移動] を選択します。

  3. ワークスペースを 1 つ選択するか、[すべてのワークスペース] を選択します。

選択したワークスペースにウィンドウを配置するには
  1. ウィンドウリストからウィンドウを選択します。

  2. [ウィンドウ] メニューから [配置するワークスペース] を選択します。

  3. [配置するワークスペース] ダイアログボックスで、該当ウィンドウの配置先ワークスペースを選択します。

選択したワークスペースからウィンドウを消去するには
  1. ウィンドウリストからウィンドウを選択します。

  2. [ウィンドウ] メニューから [このワークスペースから消去] を選択します。

アイコン化されていないすべてのウィンドウをワークスペース内で階層表示するには

この処理は、現在のワークスペース内でのみ実行されます。

    [ウィンドウ] メニューから [ワークスペース中のすべてのウィンドウを階層化して表示] を選択します。

アイコン化されていないすべてのウィンドウをワークスペース内でタイル表示するには

この処理は、現在のワークスペース内でのみ実行されます。

  1. [ウィンドウ] メニューから [ワークスペース中のすべてのウィンドウをタイル状に表示] を選択します。

  2. サブメニューで [水平方向] または [垂直方向] を選択します。

[オプション] メニューによるウィンドウリストの処理の実行

[オプション] メニューからは、次の 2 つを実行できます。

図 7–7 ウィンドウリストの [オプション] メニュー

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ソートオプション
  1. [オプション] メニューから [ソート] を選択します。

  2. 4 つのソートオプションから 1 つを選択します。

[オプション] ダイアログを開く

    [オプション] メニューから [オプション...] を選択します。

ウィンドウリストのオプション

[ウィンドウリスト – オプション] ダイアログボックスを使用すると、次の 2 つのオプションを変更できます。

これら 2 つのオプションを使用すると、ウィンドウリストに表示するカラム、およびウィンドウリスト内のウィンドウ項目をダブルクリックした場合のアクションを設定できます。

図 7–8 [ウィンドウリスト – オプション] ダイアログ

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カラムを表示するには
  1. 表示するカラム (状態、アプリケーション、またはワークスペース) のチェックボックスをオンにします。

    チェックボックスがオフのカラムは、表示されません。


    注 –

    [ウィンドウタイトル] カラムは、常に表示されます。


ウィンドウエントリに対するダブルクリック時のアクションを設定するには

ウィンドウリストでは、ウィンドウリスト内のウィンドウエントリがダブルクリックされた場合の効果を選択できます。

  1. [ウィンドウがあるワークスペースに移動する] チェックボックスをオンにした場合

    選択したウィンドウが含まれているワークスペースに切り替わります。

  2. [このワークスペースにウィンドウを移動する] チェックボックスをオンにした場合

    選択したウィンドウが現在のワークスペースに移動されます。