Solaris Java Plug-in ユーザーズガイド

手動プロキシ設定

Internet Explorer と Netscape Navigator は、どちらも手動プロキシ設定をサポートします。ユーザは、プロトコルごとに、プロキシサーバおよびポートを指定できます。ユーザは、すべてのプロトコルに対し、1 つのプロキシサーバおよびポートを指定することもできます。プロキシサーバの負荷を最小限に抑えるため、あるサイトでは、マシンがイントラネット環境内の別のマシンに接続している場合、プロキシサーバを完全にバイパスする場合があります。そのためには、ネットワーク管理者およびユーザは、ブラウザ設定でプロキシサーバのバイパスリストを指定します。

Internet Explorer: Java Plug-in は、プロトコルに関連付けられたプロキシサーバおよびポート設定を認識およびサポートします。Internet Explorer は、次に示すプロキシサーババイパスリストのさまざまな構文をサポートします。

たとえば、プロキシサーババイパスリストで「121.141.23.5;*.eng;http://*.com 」を指定すると、次のいずれかが発生した場合、ブラウザは常にプロキシをバイパスします。

現在のところ、Java Plug-in は、Internet Explorer のプロキシサーババイパスリスト内で、最初の 2 つの構文をサポートします。Internet Explorer では、ローカル (イントラネット) アドレスの場合、プロキシサーババイパスリストを使用しなくてもプロキシサーバをバイパスします。プレーンな URL ホスト名の場合、Java Plug-in は、プロキシサーバをバイパスすることによりこのオプションをサポートします(例えば、ホスト名にドット(.)が含まれない場合) 。

Netscape Navigator: Java Plug-in は、プロトコルに関連付けられたプロキシサーバおよびポート設定を認識およびサポートします。たとえば、Netscape Navigator ブラウザのプロキシサーババイパスリストで「.eng,.sun.com」を指定した場合、URL ホスト名の末尾が「.eng」または「 .sun.com」の場合は常にプロキシがバイパスされます。Java Plug-in は、Navigator のプロキシサーババイパスリストで、この構文を完全にサポートします。

ブラウザごとの手動プロキシ設定の詳細は、ブラウザのユーザーズガイドを参照してください。