この手順でオプションを変更する場合、変更されたオプションが影響するのは現在のサーバーセッションだけです。 DHCP サーバーシステムを再起動すると、DHCP サーバーは、サーバー構成中に指定された設定を使用して起動します。この設定を将来のセッションにも適用したい場合は、DHCP マネージャを使用してオプションを変更する必要があります。
DHCP サーバーシステム上でスーパーユーザーになります。
次のコマンドを入力します。
# /etc/init.d/dhcp stop # /usr/lib/inet/in.dhcpd options |
この場合、options は次のようになります。 |
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-h relay-hops |
デーモンが DHCP または BOOTP のデータグラムをドロップする前に発生することができるリレーエージェントホップの最大数を指定する |
-n |
重複 IP アドレスの自動検出を使用不可にする。この設定は推奨されない |
-t dhcptab_rescan_interval |
DHCP サーバーが dhcptab 情報を自動的に読み込み直す間隔を分で指定する |
-o seconds |
DHCP サーバーが DHCP クライアントを検索するために提供した IP アドレスをキャッシュに書き込んでおく秒数を指定する。デフォルトは 10 秒 |
たとえば次のコマンドは、ホップ数を 2 に設定し、重複 IP アドレスの検出を使用不可にし、自動再読み込み間隔を 30 秒に設定し、キャッシュ時間を 20 秒にしています。
# /usr/lib/inet/in.dhcp -h 2 -n -t 30 -o 20 |