物理インタフェースの交換方法については、cfgadm(1M) のマニュアルページ、『Su n Enterprise 6x00, 5x00, 4x00, 3x00 システム Dynamic Reconfiguration ユーザーマ ニュアル』、または『Sun Enterprise 10000 DR 構成 マニュアル』、あるいは『Sun Fire 880 Dynamic Reconfiguration ユーザーマニュアル 』を参照してください。
次のコマンドを実行して、検査用 IP アドレスを結合し、有効にします。
# ifconfig hme0 <test address configuration> |
この検査用アドレス構成は、/etc/hostname.hme0 ファイルに構成されたものと同じです。障害が発生した物理インタフェースを取り外すにはの手順 1 に従った場合は、検査用 IP の構成は同手順で表示された構成と同じにします。
この構成によって、in.mpathd デーモンが検査を再開します。 検査の結果、in.mpathd は回復を検出します。その後、in.mpathd により、障害経路の迂回が行われた元の IP アドレスが hme1 から回復した経路へ戻されます。
検査用 IP アドレスの構成方法についての詳細は、検査用 IP アドレスの構成 を参照してください。
障害が発生した物理インタフェースの回復時における、IP アドレスの障害回路の迂回には、3 分かかります。この所要時間は変わる場合があります。つまり、ネットワークトラフィックに応じて、所要時間は異なります。また、所要時間は in.mpathd によって障害経路を迂回し回復した着信インタフェースの安定性によっても異なります。