Solaris のシステム管理 (IP サービス)

近傍要請と不到達

近傍要請メッセージでは、複数のノードに同じユニキャストアドレスが割り当てられているかを確認することもできます。

近傍不到達検出では、近傍エラーや近傍への送信パスのエラーを検出します。近傍不到達検出では、近傍に送信されるパケットがその近傍に実際にアクセスして、その IP 層で正しく処理されたかどうかを確認する肯定確認が必要です。近傍不到達検出では、2 つのソースの確認を使用します。可能な場合、上位層のプロトコルでは、接続が送信を処理中であるという肯定確認を戻します。すなわち、先に送信されたデータは正しく配信されたということが通知されます。たとえば、最も新しい TCP 肯定を受信したことが通知されます。肯定応答が得られない場合、ノードはユニキャスト近傍要請メッセージを送信します。 このメッセージは、次のホップからの到達可能確認として近傍通知を要請します。不要なネットワークトラフィックを避けるため、ノードからアクティブにパケットが送信されている近傍にだけ探査メッセージが送信されます。

上記の一般的な問題を解決する以外に、近傍検索では次のような状況にも対応します。