Solaris のシステム管理 (IP サービス)

例 — リブートなしでの IPv6 アドレス間のトラフィックの保護

次の例では、IPv6 アドレスを持つシステム間の保護トラフィックをテストする方法について説明します。

  1. 2 つのシステム間のトラフィックを保護手順 4 まで実行します。

  2. リブートしないで、引数として ipseckeys ファイルを指定する ipseckey コマンドを入力することで、セキュリティアソシエーションをデータベースに追加します。


    # ipseckey -f /etc/inet/secret/ipseckeys 
    
  3. 次のように、ipsecconf コマンドを使用して IPsec ポリシーを有効にします。


    # ipsecconf -a /etc/inet/ipsecinit.conf 
    

    注 –

    このコマンドの実行時には警告を読んでください。ソケットがすでに使用中 (ラッチされた) の場合には、システムのセキュリティが低下します。