次の作業マップに、プリンタ構成情報を変換する作業の概要を示します。
作業 |
説明 |
参照先 |
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既存のプリンタ構成情報を変換する |
SunOS 5.5.1 リリースを実行しているシステムのプリンタ構成情報を変換する - SunOS 5.5.1 リリースを使用しているサイトでは、/etc/lp/printers ディレクトリのプリンタ構成情報を /etc/printers.conf 構成ファイルに変換する。 通常、この作業は 1 回行うだけでよい | |
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lpd ベースのプリンタサーバーを実行するシステムのプリンタ構成情報を変換する - lpd ベースのソフトウェアを使用しているサイトでは、/etc/printcap ファイルのプリンタ構成情報を /etc/printers.conf 構成ファイルに変換する。 通常、この作業は 1 回行うだけでよい |
既存のプリンタ構成情報は、Solaris 9 またはその互換バージョンをインストールあるいはアップグレードするときに自動的に変換されます。この節では、SunOS 5.5.1 リリースあるいは lpd ベースのプリンタサーバーを実行するシステムのプリンタ構成情報を /etc/printers.conf プリンタ構成ファイルに変換する方法を説明します。変換作業を自動化するために、2 つの印刷管理コマンドのいずれかを使用します。
conv_lp コマンドは、SunOS 5.9 システムの /etc/lp/printers ディレクトリの情報を、そのシステムの /etc/printers.conf ファイルのエントリに変換します。 手順については、「Solaris 2.5.1 システムのプリンタ情報を変換する方法」を参照してください。
conv_lpd コマンドは、lpd ベースのプリンタサーバーを実行するシステムの /etc/printcap 構成ファイルの情報を、/etc/printers .conf ファイルのエントリに変換します。手順については、「lpd ベースのプリンタサーバーを実行するシステムのプリンタ情報を変換する方法」を参照してください。
ネームサービスを使用していない場合、サイトにある既存のプリンタを含む、/etc/printers.conf のマスターファイルを作成します。次に、このマスターファイルをすべての印刷クライアントにコピーするか、(ネームサービスを使用している場合は)、NIS または NIS+ にロードします。新しい印刷クライアントは、最初から、サイトにある既存のプリンタにアクセスできるようにしておくことを推奨します。
NIS または NIS+ ネームサービスを使用してプリンタ情報を構成している場合、印刷クライアント上の /etc/printers.conf ファイルは使用しないでください。印刷クライアントは、最初に /etc/printers.conf ファイルを使用してプリンタを検出します。そのときに、/etc/printers.conf ファイル内の情報と、NIS マップまたは NIS+ マップ内のプリンタ情報に矛盾がある場合は、予期せぬ結果が生じることがあります。この問題を回避するために、印刷クライアントが NIS ネームサービスまたは NIS+ を使用してプリンタ情報を構成するときは、印刷クライアント上の /etc/printers.conf ファイルを削除してください。
Solaris 9 を実行しているシステムに、スーパーユーザーとしてログインします。
そのシステムの /etc/lp/printers ディレクトリ内のプリンタ構成情報を /etc/printers.conf ファイルに変換します。
# /usr/lib/print/conv_lp |