この節では、一般的なシステム情報を変更するコマンドを説明します。
次のように新しい日付と時刻を入力します。
# date mmddHHMM[[cc]yy] |
mm |
月。2 桁を使用 |
dd |
日。2 桁を使用 |
HH |
時。2 桁で 24 時間制を使用 |
MM |
分。2 桁を使用 |
cc |
世紀。2 桁を使用 |
yy |
年。2 桁を使用 |
詳細は、date(1) のマニュアルページを参照してください。
オプションを付けないで date コマンドを使用し、システム日付が正しく設定されたことを確認します。
次の例は、date コマンドを使用して手作業でシステムの日付と時刻を設定する方法を示します。
# date Thu Jun 21 13:59:15 MDT 2001 # date 0621141001 Thu Jun 21 14:10:00 MDT 2001 |
その日のメッセージファイル /etc/motd を編集して、システムの全ユーザーに対して、ログイン時に通知または問い合わせる内容を書き込みます。ただし、この機能を使用するときは、必要なメッセージだけを送るようにします。メッセージファイルは定期的に編集して、不用になったメッセージを削除することをお勧めします。
エディタを使って /etc/motd ファイルを開き、必要なメッセージを追加します。
テキストを編集して、ユーザーのログイン時に表示されるメッセージを記述します。スペース、タブ、リターンも入れてください。
/etc/motd ファイルの内容を表示して、変更内容を確認します。
$ cat /etc/motd Welcome to the UNIX Universe. Have a nice day. |
Solaris ソフトウェアのインストール時に、デフォルトのその日のメッセージが設定されます。メッセージの内容は次のような SunOS バージョン情報です。
$ cat /etc/motd Sun Microsystems Inc. SunOS 5.9 Generic May 2002 |
次の例は、編集後の /etc/motd ファイルの内容を示します。このファイルは、ログインする各ユーザーに対してシステムの利用度に関する情報を提供します。
$ cat /etc/motd The system will be down from 7:00 a.m to 2:00 p.m. on Saturday, July 7, for upgrades and maintenance. Do not try to access the system during those hours. Thank you. |
システムのホスト名は、複数の異なる場所に指定します。
ネームサービスデータベースを更新して、新しいホスト名を反映させる必要があることを覚えておいてください。