ユーザーのログインを一時的に無効にするには、次のどちらかの操作を行います。
/etc/nologin ファイルを作成します。
システムを実行レベル 0 (シングルユーザーモード) にします。シングルユーザーモードに変更する方法の詳細については、『Solaris のシステム管理 (基本編)』の「システムのシャットダウン (手順)」を参照してください。
このファイルを作成する目的は、シャットダウンやルーチン保守のためにシステムが一定の期間利用できなくなるときに、ユーザーのログインを禁止して、ユーザーに通知することです。
このファイルが存在するシステムにユーザーがログインしようとすると、nologin ファイルの内容が表示されて、ユーザーのログインは中断されます。スーパーユーザーのログインは影響を受けません。詳細については、nologin(4) のマニュアルページを参照してください。
スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。
エディタを使用して、/etc/nologin ファイルを作成します。
# vi /etc/nologin |
システムの利用に関するメッセージを入力します。
ファイルを閉じて、保存します。
この例は、システムが利用できないことをユーザーに通知する方法を示しています。
# vi /etc/nologin (ここでシステムメッセージを追加する) # cat /etc/nologin ***ログインは許可されません。*** ***システムは AM12:00 まで利用できません。*** |