Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)

主体の属性を表示する方法

対応するコマンド行の例は、この手順のあとに示します。

  1. 必要に応じて、SEAM ツールを起動します。

    詳細は、「SEAM ツールを起動する方法」 を参照してください。

  2. 「Principals」タブをクリックします。

  3. 表示する主体を一覧から選択して、「Modify」をクリックします。

    「Principal Basic」パネルが表示され、主体の属性の一部が示されます。

  4. 「Next」をクリックして、主体のすべての属性を表示します。

    属性情報は、3 つのウィンドウに表示されます。「Help」メニューから「Context-Sensitive Help」を選択すると、各ウィンドウの属性に関する情報が表示されます。主体のすべての属性の説明については、「SEAM ツールパネルの説明」 を参照してください。

  5. 表示を終了するには、「Cancel」をクリックします。

例 - 主体の属性の表示

次の例は、jdb/admin 主体を表示したときの最初のウィンドウです。

Graphic

例 - 主体の属性の表示 (コマンド行)

次の例では、kadminget_principal コマンドを使用して、jdb/admin 主体の属性を表示します。


kadmin: getprinc jdb/admin
Principal: jdb/admin@EXAMPLE.COM
Expiration date: Fri Aug 25 17:19:05 PDT 2000
Last password change: [never]
Password expiration date: Wed Apr 14 11:53:10 PDT 1999
Maximum ticket life: 1 day 16:00:00
Maximum renewable life: 1 day 16:00:00
Last modified: Thu Jan 14 11:54:09 PST 1999 (admin/admin@EXAMPLE.COM)
Last successful authentication: [never]
Last failed authentication: [never]
Failed password attempts: 0
Number of keys: 1
Key: vno 1, DES cbc mode with CRC-32, no salt
Attributes: REQUIRES_HW_AUTH
Policy: [none]
kadmin: quit