Solaris WBEM Services の管理

解決方法

別の要求を送信します。別の要求の送信にも失敗する場合は、要求および応答の FIFO に保留状態のメッセージが含まれていない (つまり、含まれているのが 0 バイトである) ことを確認します。

  1. 次のコマンドを入力します。

    # cd /var/sadm/wbem/snmp

  2. 次のコマンドを入力します。

    # ls -l

    要求および応答の FIFO の一覧が表示されます。

  3. 要求と応答のどちらかの FIFO に保留状態のメッセージが含まれて (0 バイトより多く含まれて) いるかどうかを確認します。

    含まれている場合、手順 4 に進みます。

    含まれていない場合、次のようにします。

    1. Solaris Management Console のログビューアを使ってログデータを調べ、問題を判別することにより、WBEM を停止させる必要があるかどうか確認します。

      Solaris Management Console のログビューアを起動する方法についての説明は、「ログビューアを使ってログデータを調べる」を参照してください。

    2. 必要な場合は、WBEM を停止します。

      # /etc/init.d/init.wbem stop

    3. 手順 9 に進みます。

  4. WBEM を停止します。

    # /etc/init.d/init.wbem stop

  5. マスターエージェントを停止します。

    # /etc/init.d/init.snmpdx stop

  6. FIFO のあるディレクトリに変更します。

    # cd /var/sadm/wbem/snmp

  7. 要求と応答の両方の FIFO を削除します。

    # rm _adapter_rcv.fifo

    # rm _adapter_snd.fifo

  8. マスターエージェントを再起動します。

    # /etc/init.d/init.snmpdx start

  9. 手順 3 または 手順 4 で WBEM を停止した場合は、それを再起動します。

    # /etc/init.d/init.wbem start