Solaris WBEM Services の管理

コアモデル

コアモデルは、管理環境の基本となる一般的な前提事項を提供します。たとえば、要求された特定のデータは、ある場所に格納され、要求元のアプリケーションまたはユーザーに配布されなければならない、などの前提事項です。これらの前提事項は、管理環境の基盤を概念的に形成する、クラスと関連のセットとして示されます。コアモデルは、管理環境の特定の側面を表現するスキーマに一貫性を持たせます。

コアモデルは、クラス、関連、およびプロパティのセットをアプリケーション開発者に提供します。開発者は、このセットを使用して管理対象システムを表現し、共通モデルを拡張する方法を決定することができます。コアモデルは、その他の管理環境をモデル化する概念的な枠組みを確立します。

コアモデルは、共通モデルとエクステンション (拡張) が、システム、アプリケーション、ネットワーク、デバイスなどのネットワーク機能に関する特定の情報を拡張するためのクラスと関連を提供します。