Java 2 SDK 開発ガイド (Solaris 編)

CORBA、JavaTM IDL、および RMI-IIOP

Java 2 Platform の一部として出荷される ORB には現在、Portable Object Adapter (POA) 機能が含まれています。ORB を使用すると、クライアントは、同じまたは異なるマシン上で動作しているサーバがサポートしているオブジェクト上で、メソッド呼び出しを行うことができます。POA 機能を使用すると、プログラマは異なる ORB 製品間で移植可能なオブジェクト実装を構築できるので、たとえば、持続性のある識別情報を持つオブジェクトをサポートできます。ほかにも、Portable Interceptors、Interoperable Naming Service、GIOP 1.2 のサポート、Dynamic Management of Any values などの新しい機能や、持続ネーミングサービスなどの機能をサポートする新しいツールが含まれます。

J2SE v.1.3 と J2SE v.1.4 における Java IDL の違いの詳細については、http://java.sun.com/j2se/1.4/ja/docs/ja/guide/idl/jidlChanges.html を参照してください。一般的な情報については、http://java.sun.com/j2se/1.4/ja/docs/ja/guide/idl/index.html を参照してください。