Java 2 SDK 開発ガイド (Solaris 編)

ネットワークのサポート (IPv6 を含む)

新しい機能には TCP と UDP に基づくアプリケーションにおける IPv6 のサポートと接続 (バインド) されていないソケットのサポートが含まれており、より柔軟にソケットを作成、バインド、および接続できるようになりました。Java Secure Socket Extension という機構はソケット経由で送信されるデータを暗号化し、新しいクラス URI はプロトコルハンドラが存在しなくても URI を構築および構文解析できるようにします。FTP Protocol Handler は現在の標準に準拠するように徹底的に見直されました。デフォルトの文字セットは現在 UTF8 であり、他の文字スキームを有効にするための API が追加されました。

新しいクラス NetworkInterface を使用するとインタフェースとアドレスを列挙できるようになり、InetAddress の JNDI DNS SP Support を使用すると Pure Java ネームサービスプロバイダを構成できるようになります。TCP 帯域外データは従来のアプリケーションをサポートします。つまり、UDP Connection 機能は宛先アドレスを OS に登録するので、非同期エラーを UDP ソケットに戻すことができます。また、完全な SOCkS V5 と V4 TCP サポートには、どのバージョンを使用するかについてのプロキシとの自動ネゴシエーションが含まれています。さらに、ストリーミング、要求ヘッダーと応答ヘッダーの処理、およびエラー処理において改良が行われました。

詳細については、http://java.sun.com/j2se/1.4/ja/docs/ja/guide/net/enhancements14.html を参照してください。