Java 2 SDK 開発ガイド (Solaris 編)

RMI

RMI ランタイム実装では現在、以前のリリースで行われていたクライアント側のスタックトレース情報の保存に加えて、リモート呼び出しからスローされた例外についてのサーバ側のスタックトレース情報も保存します。したがって、このような例外がクライアントコードにアクセス可能になったとき、クライアントのスタックトレースには、クライアント側のトレースデータに続く、オリジナルのサーバ側のトレースデータがすべて含まれています。

J2SE 1.4.0 では、java.rmi.server.RMIClassLoader の特定の静的なメソッドが自分の動作を新しいサービスプロバイダインタフェース java.rmi.server.RMIClassLoaderSpi に委譲します。このサービスプロバイダオブジェクトを構成すると、特定のアプリケーションに対する RMI の動的クラスロード動作を強化できます。デフォルトでは、サービスプロバイダは RMIClassLoader のすべての静的なメソッドについて標準の動作を実装します。

現在では、java.rmi.server.hostname プロパティを動的に更新することによって、将来のエクスポートで新しいホスト名を使用することを示すことができます。したがって、新しいホスト名は上記プロパティが更新された後にエクスポートされたオブジェクトのスタブに含まれるようになります。

詳細については、http://java.sun.com/j2se/1.4/ja/docs/ja/guide/rmi/relnotes.html を参照してください。