プログラミングインタフェース

内容の紹介

以下に示す章で、SunOS 5.9 プラットフォームの基本的なシステムインタフェースと基本的なネットワークインタフェースに含まれるサービスおよび特性について説明します。

第 1 章「メモリー管理」では、メモリーマッピングを作成および管理するインタフェース、高性能なファイル入出力を行うインタフェース、およびその他のメモリー管理関連を制御するインタフェースについて説明します。

第 2 章「リモート共有メモリー API (Solaris クラスタ用)」では、リモート共有メモリー用のアプリケーションプログラミングインタフェース (API) のフレームワークとライブラリ関数について説明します。

第 3 章「プロセススケジューラ」では、SunOS プロセススケジューラの動作、スケジューラの動作の変更、スケジューラのプロセス管理インタフェースとの対話、および性能について説明します。

第 4 章「入出力インタフェース」では、以前の形式の基本的なバッファー付きファイル入出力や、その他の入出力の要素について説明します。

第 5 章「プロセス間通信」では、以前の形式のネットワーク化されていないプロセス間通信について説明します。

第 6 章「ソケットインタフェース」では、ネットワーク化通信の基本モードであるソケットを使用する方法について説明します。

第 7 章「XTI と TLI を使用したプログラミング」では、XTI と TLI を使用して、トランスポートに依存しないネットワーク化通信を行う方法について説明します。

第 8 章「トランスポート選択と名前からアドレスへのマッピング」では、ネットワークトランスポートとその構成を選択するためにアプリケーションが使用するネットワーク選択メカニズムについて説明しています。

第 9 章「リアルタイムプログラミングと管理」では、SunOS 環境におけるリアルタイムプログラミング機能とその使用方法について説明します。

第 10 章「Solaris ABI と ABI ツール」では、Solaris™ アプリケーションバイナリインタフェース (ABI) についてと、アプリケーションが Solaris ABI に準拠しているかを確認するツール、appcert および apptrace について説明します。

付録 A 「UNIX ドメインソケット」 では、UNIX ドメインソケットについて説明しています。