国際化対応言語環境の利用ガイド

mp でロケール固有のフォント構成ファイル mp.conf を使用する場合

コマンド行に -D オプションも -P オプションも指定しないと、この印刷方法がデフォルトとして使用されます。ただし、/usr/openwin/lib/locale/$LANG/print /usr/lib/lp/locale/$LANG/mp ディレクトリに prolog.ps ファイルがある場合は除きます。 prolog.ps ファイルがあると、mp はファイルに組み込まれている PostScript フォントを使って印刷します。ロケールに prolog.ps がある場合でも、-M オプションを指定すれば、prolog.ps ファイルは無視され、mp.conf ファイルがあれば代わりに使用されます。

この方法では、/usr/lib/lp/locale/$LANG/mp/mp.conf フォント構成ファイルが使用されます。代わりのフォントを使って印刷する必要がなければ、通常はこのファイルを変更する必要はありません。このファイルでは、TrueType、Type 1、または PCF フォントが使用できます。/usr/lib/lp/locale/C/ には、このモードの印刷と次の印刷方法で共通に使用される .ps 印刷ページレイアウトファイルが含まれています。これらのファイルのカスタマイズ方法については、既存 prolog ファイルのカスタマイズと新しい prolog ファイルの追加を参照してください。