共通デスクトップ環境 Dtksh ユーザーズ・ガイド

組み込み libDt データ型作成コマンド

DtLoadDataTypes

データ型データベースを読み込みます。他のデータ型作成コマンドより先に起動されなければなりません。

DtDtsFileToDataType variable filePath

filePath 引き数で指定したファイルに関連したデータ型の名前を variable 引き数に返します。ファイルがない場合、variable 引き数には空の文字列が設定されます。

DtDtsFileToAttributeValue variable filePath attrName

filePath で指定したファイルに関連したデータ型のための attrName で指定した属性の値を表す文字列を返します。属性が定義されていない場合、またはファイルがない場合は、variable 引き数には空の文字列が設定されます。

DtDtsFileToAttributeList variable filePath

filePath で指定したファイルに関連したデータ型に定義された属性名をスペースで区切られたリストで返します。シェル・スクリプトが属性の個々の値を照会するには、DtDtsFileToAttributeValue コマンドを使用します。ファイルがない場合、variable 引き数には空の文字列が設定されます。このコマンドは定義された属性名だけを返して値は返さないという点で、対応する C プログラミングのコマンドとは異なります。

DtDtsDataTypeToAttributeValue variable dataType attrName optName

dataType で指定したデータ型の attrName で指定した属性の値を表す文字列を返します。属性が定義されていない場合、または指定したデータ型が存在しない場合は、variable 引き数には空の文字列が設定されます。

DtDtsDataTypeToAttributeList variable dataType optName

dataType で指定したデータ型に定義された属性名をスペースで区切られたリストで返します。シェル・スクリプトが属性の個々の値を照会するには、DtDtsDataTypeToAttributeValue コマンドを使用します。データ型が定義されていない場合は、variable 引き数には空の文字列が設定されます。このコマンドは定義された属性名だけを返して値は返さないという点で、対応する C プログラミングのコマンドとは異なります。

DtDtsFindAttribute variable name value

name 引き数に指定した属性で value 引き数に指定した値を持つデータ型の名前をスペースで区切られたリストで返します。エラーが生じた場合、variable 引き数には空の文字列が設定されます。

DtDtsDataTypeNames variable

データ型データベースに現在定義されているすべてのデータ型をスペースで区切られたリストで返します。エラーが生じた場合、variable 引き数には空の文字列が設定されます。

DtDtsSetDataType variable filePath dataType override

指定したディレクトリのデータ型を設定します。variable 引き数にはディレクトリに保存されたデータ型が設定されます。

DtDtsDataTypeIsAction dataType

特定のデータ型がアクション・エントリを示すかどうかを判別します。条件文で使用する値を返します。