共通デスクトップ環境 Dtksh ユーザーズ・ガイド

組み込み libDt アクション・コマンド

この節で説明するコマンドは、アクション・データベースの読み込み、データベースで定義されたアクションに関する情報の照会、アクションの起動要求を行うためのツールを提供します。

DtDbLoad

アクションおよびデータ型データベースを読み込みます。複数回呼び出すと、古いデータベースは新しいデータベースを読み込む前に解放されます。このコマンドは、他の libDt アクション・コマンドまたは libDt データ型作成コマンドを起動する前に起動してください。シェル・スクリプトも DtDbReloadNotify コマンドを使用するので、新しいデータベースが読み込まれるとシェル・スクリプトに通知されます。

DtDbReloadNotify ksh-command

アクションまたはデータ型データベースの再読み込みが必要になったら必ず通知するよう要求します。指定した kshell コマンドは、通知を受け取ると実行されます。通常 kshell コマンドは、DtDbLoad コマンドの呼び出しを含みます。

DtActionExists actionName

actionName パラメータで指定した名前のデータベースにアクションが存在するかどうかをテストします。条件文に使用する値を返します。

DtActionLabel variable actionName

指定したアクションに関連したローカライズ可能な LABEL 属性を返します。アクションが存在しない場合は、空の文字列が返されます。

DtActionDescription variable actionName

指定したアクションに関連した DESCRIPTION 属性を返します。アクションが定義されていないか、DESCRIPTION 属性が指定されていない場合は、空の文字列が返されます。