共通デスクトップ環境 プログラマーズ・ガイド (国際化対応編)

OffTheSpot

入力メソッドを使用する OffTheSpot モードのプリエディットでは、プリエディットの位置は図 1–4 のようにメイン・ウィンドウ領域のすぐ下かつステータス領域の右側に固定されています。日本語の入力メソッドを例示します。

図 1–4 VendorShell ウィジェットでの OffTheSpot プリエディットの例 (日本語)

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システム環境では、入力メソッドを使用してプリエディットすると、編集されているプリエディット文字列が、入力メソッドによって何らかの形で強調表示されます。

OffTheSpot モードを使用するには、VendorShell()ウィジェットのXmNpreeditType() リソースを、XtSetValues() 関数かリソース・ファイルのどちらかで設定します。XmNpreeditType() リソースは、TopLevelShell()ApplicationShell()DialogShell() ウィジェットのリソースとしても設定できます。この 3 つのウィジェットは、VendorShell() ウィジェット・クラスのサブクラスです。