IPQoS の管理

リブート後にも IPQoS 構成を適用する方法

リブート後にも IPQoS 構成を持続させるには、明示的に指定する必要があります。そのように指定しないと、システムのリブート後に現行の構成が適用されません。システムで IPQoS が適正に動作するときは、次の操作を実行してリブート後にも構成が持続するようにします。

  1. IPQoS 対応のシステムにスーパーユーザーとしてログインします。

  2. カーネルモジュール内に IPQoS 構成が存在することを確認します。


    # ipqosconf -l
    

    構成がすでに存在する場合は、ipqosconf によって画面に表示されます。出力が表示されない場合は、新規構成の IPQoS カーネルモジュールへの適用方法の説明に従って構成を適用します。

  3. IPQoS システムをリブートするたびに既存の IPQoS 構成が適用されるようにします。


    # /usr/sbin/ipqosconf -c 
    

    -c オプションを指定すると、現行の IPQoS 構成が、ブート時の構成ファイル /etc/inet/ipqosinit.conf に書き込まれます。