IPQoS の管理

フローアカウンティングファイルを表示する方法

acctadm で作成したフローアカウンティングファイルの内容を表示するには、スクリプトを作成する必要があります。 作成するスクリプトのベースとして、資源管理作業用およびアカウンティング処理用のデモスクリプトを使用できます。次の手順では、デモスクリプトに関する情報の入手方法を示します。

次の手順の前に、フローアカウンティングデータ用のファイルの作成方法の説明に従って、フローレコードを格納するファイルを作成している必要があります。 また、トラフィッククラスが flowacct によって追跡されるように、flowacct のアクションとパラメータを IPQoS 構成ファイルに追加している必要もあります。

次の手順では、プロセスや作業を表示するために acctadm ファイルの出力を行う、libexacct プログラムインタフェースと exdump ユーティリティを紹介します。 技術的な情報については、libexacct(3LIB) のマニュアルページを参照してください。

  1. IPQoS システムでスーパーユーザーになり、ディレクトリ /usr/demo/libexacct にアクセスします。

    このディレクトリには、Makefile と exdump.c スクリプトが入っています。

  2. README の説明に従って、exdump の構築手順を実行します。

  3. README の説明に従って、フローアカウンティングファイルのデータを表示します。