次の図は、BigISP のパブリックイントラネットに使用されるネットワークトポロジを示しています。
前の図に示すように、BigISP のパブリックイントラネットには、4 つの層が実装されています。
第 0 層 – ネットワーク 10.10.0.0 には、Bigrouter という大規模な diffserv ルーターがあり、外部インタフェースと内部インタフェースの両方を備えています。 Goldco 社という大企業をはじめとする数社の企業が Bigrouter で終端する専用回線サービスを借りています。 第 0 層では、電話回線または ISDN を介して接続する個人客も管理しています。
第 1 層 – ネットワーク 10.11.0.0 では、Web サービスを提供しています。Goldweb サーバーは、Goldco 社が BigISP から購入したプレミアムサービスの一部である Web サイトのホストとして動作します。Userweb サーバーは、個人客が購入した小規模の Web サイトのホストして動作します。Goldweb と Userweb のどちらのサーバーも IPQoS に対応しています。
第 2 層 – ネットワーク 10.12.0.0 では、すべての顧客が使用するアプリケーションを提供します。アプリケーションサーバーの 1 つである BigAPPS は IPQoS 対応サーバーです。BigAPPS は、SMTP、ニュース、および FTP サービスを提供します。
第 3 層 – ネットワーク 10.13.0.0 には、大規模データベースサーバーがいくつか格納されています。第 3 層へのアクセスは、datarouter という diffserv ルーターによって制御されます。