Solaris 9 9/02 ご使用にあたって (SPARC 版)

ディスクレスサーバーおよびディスクレスクライアントのアップグレード (バグ ID: 4363078)

現在のシステムが、AdminSuiteTM 2.3 の Diskless Client ツールによってインストールされたディスクレスクライアントをサポートしている場合、既存のディスクレスクライアントのうち、サーバーと同じ Solaris バージョンで同じアーキテクチャのものをすべて先に削除しておく必要があります。そのあとで、Solaris 9 9/02 オペレーティング環境をインストールするか、または Solaris 9 9/02 オペレーティング環境にアップグレードします。具体的な手順については、『Solaris のシステム管理 (基本編)』 を参照してください。

ディスクレスクライアントを削除せずに Solaris 9 9/02 をインストールしようとすると、次のようなエラーメッセージが表示されます。


The Solaris Version (Solaris 7) on slice <xxxxxxxx> cannot be upgraded. 
There is an unknown problem with the software configuration installed 
on this disk.
 
 
 
スライス <xxxxxxxx> 上の Solaris のバージョン (Solaris 7) が
アップグレードできません。ディスク上にインストールされたソフトウェア構成に
未知の問題があります。

このエラー メッセージの version-number は、現在、システムで稼働している Solaris のバージョンを表します。<xxxxxxxx> は、このバージョンの Solaris オペレーティング環境を実行しているスライスです。