Solaris 9 9/02 INSTALLATION CDの Solaris Web Start プログラムを使用してインストールし、はじめてリブートするとシステムがハングアップする (バグ ID: 4717581)

Solaris 9 9/02 オペレーティング環境をインストールするのに Solaris 9 9/02 INSTALLATION CD の Solaris^TM Web Start プログラムを使用すると、インストール後にはじめてリブートしたときにシステムがハングアップする可能性があります。

回避方法: 次のどちらかを実行してください。

• Solaris 9 9/02 オペレーティング環境をインストールするのに Solaris 9 9/02 SOFTWARE 1 of 2 CD を使用する。

• Solaris 9 9/02 オペレーティング環境をインストールするのに Solaris 9 9/02 INSTALLATION CD を使用する場合は、次の手順に従う。

  1. Solaris 9 9/02 INSTALLATION CD を CD-ROM ドライブに挿入し、Solaris 9 9/02 オペレーティング環境のインストールを開始します。

  2. 次のメッセージが表示されたら、ディスクスライスの名前 (disk-slice-name) を書き留めます。

     Solaris インストールソフトウェアの一時コピーを ディスクスライス disk-slice-name に配置します。 ファイルがコピーされた後に、システムがリブートされ、 インストール処理が継続されます。しばらくお待ちください ...

  3. Stop-A キーを押すか、またはシステムに電源を再投入して、インストール処理を中断します。

     ok プロンプトが表示されます。

  4. スタンドアロンモードで Solaris 9 9/02 INSTALLATION CD からシステムを起動します。

     ok boot cdrom -s

  5. 端末ウィンドウで、次のように ls コマンドを入力し、手順 2 で書き留めたディスクスライスの物理名を決定します。

     # ls -l /dev/dsk/disk-slice-name

     このコマンドにより、次のような出力が返されます。

     lrwxrwxrwx 1 root root 2 Aug 14 16:56 /dev/dsk/disk-slice-name -> ../../devices/physical-name

  6. ディスクスライスの物理名 (physical-name) を書き留めます。先頭の ../../devices は物理名から省きます。

  7. システムを停止して、ok プロンプトに戻ります。

     # halt

  8. 次のコマンドを入力して、物理デバイスからシステムを起動します。

     ok boot /physical-name