Solaris 9 オペレーティング環境では、39 種類の言語に対応する 162 のロケール環境がサポートされています。これらの環境は、Solaris 9 DVD、Solaris 9 Software CD、および Solaris 9 Languages CD で提供されています。 次のセクションでは、言語サポート機能について説明します。
詳細は、『国際化対応言語環境の利用ガイド』を参照してください。
説明 |
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データの相互運用性の改良 Solaris 9 リリースでは、Solaris 以外の環境との間で、データの相互運用性が改善されました。その中には、UTF-8 とネイティブエンコーディング (HKSCS、GB18030、ISO 8859-11、および Hindi) 間のデータ変換に使用する新しい iconv ユーティリティの追加も含まれます。また、iconv モジュールにより、日本語サポートが拡張されました。これらのモジュールは、Solaris 日本語ロケールコードセットと富士通、日立、および NEC の日本語メインフレームコードセットとの間の変換を行います。 Solaris 9 リリースでの言語サポートの詳細は、『国際化対応言語環境の利用ガイド』を参照してください。 |
新しい TrueType フォント 新しい TrueType フォントでは、コードセットが異なっても共通の外観と同じ書体を提供するようになりました。ヨーロッパロケールは、すべて共通の TrueType フォントを使用します。各アジアロケールには、それぞれ独自の TrueType フォントファイルが存在します。 詳細は、『国際化対応言語環境の利用ガイド』を参照してください。 |
Unicode サポートの拡張 Solaris 9 リリースでは、Unicode のサポートが拡張されました。タイ、インド、香港、トルコ、エジプト、ブラジル、フィンランド、およびベルギー (ワロン語) 用の新規 Unicode (UTF-8) ロケールが新たにサポートされます。 Solaris 9 リリースでの Unicode サポートの詳細は、『国際化対応言語環境の利用ガイド』を参照してください。 |
プリントフィルタ拡張機能 : mp プログラム mp プログラムは、さまざまな Solaris ロケールの国際的なテキストファイルを受け付けます。このプログラムは、指定されたロケールに合った出力を行います。mp プログラムでは複合テキストレイアウト (CTL) がサポートされているため、出力では正確なテキストレイアウト (双方向のテキストの表示や形状決定など) もなされます。PostScript の出力ファイルには、各ロケールの mp システムフォント構成にもとづき Solaris システム上のスケーラブルフォントやビットマップフォントのグリフイメージを組み込めます。 詳細は、『国際化対応言語環境の利用ガイド』の「mp による印刷フィルタの拡張」を参照してください。 |
新しい iconv モジュール iconv モジュールを使用すると、ネイティブエンコードされたデータと Unicode 間の変換が可能です。新しい文字セットをサポートするために、以下の iconv モジュールが追加されました。
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Dtpad ファイルダイアログボックスへのコードセット変換機能の追加 Dtpad のファイルダイアログボックスにコードセット変換機能が追加され、iconv ユーティリティによるファイルエンコーディングの変更がサポートされるようになりました。このオプションにより、ファイルを UTF-8 や UTF-16 などのさまざまなエンコーディングで開いたり保存したりできます。 iconv(3C) のマニュアルページを参照してください。 |
説明 |
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ヨーロッパおよび中東の新しいキーボードサポート Solaris 9 リリースでは、トルコ語 (Q タイプ)、トルコ語 (F タイプ)、およびアラビア語の Sun I/O キーボードサポートが追加されました。また、トルコ語 (Q タイプ)、トルコ語 (F タイプ)、ベルギー向け、およびアラビア語の Sun Ray USB キーボードサポートも追加されました。 詳細は、『国際化対応言語環境の利用ガイド』を参照してください。 |
ヨーロッパおよび中東用の新しい Unicode (UTF-8) Solaris 8 10/00 リリースでは、ヨーロッパおよび中東ロケールにロシア語、ポーランド語、およびカタロニア用の 2 つの新しいロケールが追加されました。Solaris 8 4/01 リリースでは、トルコ語の UTF-8 コードセットとロシア語の UTF-8 コードセットの、2 つの言語が追加されました。 Solaris 9 リリースでは、ヨーロッパおよび中東の言語のサポートとして、トルコ、エジプト、ブラジル、フィンランド、およびベルギー (ワロン語) の UTF-8 ロケールも追加されました。 ロケール名は、次のとおりです。
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ユーロ通貨のサポート 以下のロケールでは、各国通貨単位 (NCU) からユーロ通貨グリフに変更されました。
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