所有者は「単一」の NIS+ 主体です。
NIS+ オブジェクトへのアクセスを要求する主体は、所有者アクセス権を得る前に認証され (有効な DES 資格を提示し) なければなりません。
デフォルトではオブジェクトの所有者は、オブジェクトを作成した主体になります。ただし、オブジェクト所有者は 2 つの方法で別の主体に所有権を譲ることができます。
オブジェクトが作成されたときに、主体が別の所有者を指定する方法 ( コマンドによるアクセス権の指定を参照)
オブジェクトの作成後に、主体がオブジェクトの所有権を変更する方法 ( オブジェクトとエントリの所有権の変更を参照)
一度主体が所有権を放棄すると、その主体はオブジェクトに対する所有者のアクセス権すべてを放棄することになり、グループ、その他、未認証のいずれかの所有権を持つことになります。