Solaris のシステム管理 (資源管理とネットワークサービス)

mountd

これは、リモートシステムからのファイルシステムマウント要求を処理して、アクセス制御を行う RPC (リモート手続き呼び出し) サーバーです。mountd デーモンは、/etc/dfs/sharetab を調べて、リモートマウントに使用可能なファイルシステムと、リモートマウントを実行できるシステムを判断します。-v-r の 2 つのオプションが使えます (mountd(1M) のマニュアルページを参照してください)。

-v オプションは、コマンドを詳細形式モードで実行します。クライアントが取得すべきアクセス権を NFS サーバーが決定するたびに、コンソールにメッセージが表示されます。この情報は、クライアントがファイルシステムにアクセスできない理由を調べるときに役立ちます。

-r オプションは、その後のクライアントからのマウント要求をすべて拒絶します。このオプションを指定しても、すでにファイルシステムがマウントされているクライアントには影響しません。